クラッチトラブルに泣いたアロンソのインディ500
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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『世界三大レース』の制覇が夢であることを隠さない元F1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソにとって、今年の挑戦は不本意なものとなった。
26番手からスタートした今回のレース、アロンソの結果は21位フィニッシュという厳しいもの。
これについて本人はレース後次のように語っている。
「これだけ後方からのスタートというのは最初から厳しいものだったね。
スタートしてからレースのほとんどをバックマーカー(周回遅れ)として走らなくてはならなかったんだから。
そして今年、勝利の女神が僕に向かってほほ笑むことは最後までなかったよ。
レース序盤はオーバーステアに苦しんだし、その修正ができてからマシンのバランスは良くなったけれど、今度はクラッチが働かなくなってしまい、ピットインする度に押し掛けでスタートするしかなかったんだ。
これじゃ、周回遅れを取り戻すなんてできやしないよ」
2021年から2年間、再び古巣ルノー・チームでF1を戦うことが決まっているアロンソにとって、少なくともこの間はインディ500から離れることになる。
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