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2020/08/20

メルセデス・パワー、予選モード禁止も「優位変わらず」

Image (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームの躍進をこれまで支えた一つである予選モードについて、FIA(国際自動車連盟)は次戦ベルギーGPから禁止の方向とみられている。
その場合、レーシング・ポイントなど同じメルセデス製パワーユニットを搭載するチームの予選でのパフォーマンスがかなり損なわれるものとしてライバル陣営からはむしろ歓迎の声が聞かれている。

ところがこれについて、予選モードが禁止されてもメルセデス・パワーの優位は変わらないのではないか、との見方も広がりつつあるようだ。
というのも、現状予選モードがなくてもメルセデス・パワーは他の陣営よりも勝っているため禁止となってギャップが縮まったとしてもグリッドの相関関係自体は変わらないとのこと。
そして決勝レースでは逆に予選モードをなくすことにより全体のパフォーマンスアップと共に燃費や冷却の改善、そしてさらなる信頼性など多くのメリットを手にするとの見方だ。

メルセデス・パワーの独走を阻むという目的が達成されるかどうかは実際に禁止されてから解明されることだろう。

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