« 『予選モード』禁止に延期の動き | トップページ | ウィリアムズ、米の投資会社にチーム売却 »

2020/08/22

FIA会長、新コンコルド協定合意に「大勢変わらず」

Jean Todt (C)RedBull Racing
拡大します
これまで難航が伝えられてきた2021年シーズンからの『新コンコルド協定』問題だが、急転、一気に全10チームの合意が伝えられた。
これによりF1は少なくとも2025年までの5年間、現行の10チーム以上で戦われることが確定したことになる。

これまでの協定では、歴史的な経緯からフェラーリ・チームだけに、経済的なメリットだけでなく特別な恩恵が許されているとして、とりわけメルセデスAMGチームらが強く反発しているとされてきた。
しかしかつてフェラーリ・チームを率い、現在はFIA(国際自動車連盟)会長という要職にあるジャン・トッド氏は、「私が理解する限り、F1全体の構図は何も変わっていない」と、断罪した。

そしてこれからもフェラーリ・チームはF1の顔(ブランド)として、多くの面で優位に立つことは変わらず、その肝とされる『拒否権』についても、これまで通りであるとトッド氏は語っている。

|

« 『予選モード』禁止に延期の動き | トップページ | ウィリアムズ、米の投資会社にチーム売却 »