FIA会長、新コンコルド協定合意に「大勢変わらず」
Jean Todt (C)RedBull Racing
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これまで難航が伝えられてきた2021年シーズンからの『新コンコルド協定』問題だが、急転、一気に全10チームの合意が伝えられた。
これによりF1は少なくとも2025年までの5年間、現行の10チーム以上で戦われることが確定したことになる。
これまでの協定では、歴史的な経緯からフェラーリ・チームだけに、経済的なメリットだけでなく特別な恩恵が許されているとして、とりわけメルセデスAMGチームらが強く反発しているとされてきた。
しかしかつてフェラーリ・チームを率い、現在はFIA(国際自動車連盟)会長という要職にあるジャン・トッド氏は、「私が理解する限り、F1全体の構図は何も変わっていない」と、断罪した。
そしてこれからもフェラーリ・チームはF1の顔(ブランド)として、多くの面で優位に立つことは変わらず、その肝とされる『拒否権』についても、これまで通りであるとトッド氏は語っている。
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