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2020/07/19

躍進レーシング・ポイント、チームオーダーの可能性

Pit Work Scene (C)Racing Point
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昨日行われたハンガリーGP予選で、グリッド3-4番手というチーム創設以来の快挙に湧いたレーシング・ポイントだが、決勝レースに向けてはチームオーダーを課す可能性を示唆した。
これは同チームの現場を預かるオットマー・サフナウアー代表が予選後次のように語ったもの。

「われわれの目標は予選ではなく決勝レースの結果にあるのだから、明日がほんとうの勝負になる。
描かれるシナリオとして最悪なのは二つのマシンが同士討ちを演じてしまうことだ。
それを避けるために、われわれは最低限のチームオーダーを課す可能性を否定しない」と、同代表。

同チームではかつてセルジオ・ペレスとエステバン・オコンが接触事故を起こしていて、2017年以降チーム内バトルを禁じている現実がある。
しかし今回は少なくとも一人は表彰台に手が掛かるという絶好のビッグチャンス。
ドライバー個人としても特別なレースになる。
皮肉なのは、オーナーの子息で経験の浅いランス・ストロールのほうがエースでベテランのペレスの前にいるということか。

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