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2020/07/21

『ピンク・メルセデス』に他チームから異論続出

Image (C)Racing Point
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シーズン前テストに登場したレーシング・ポイントの新型車『RP20』に対し、昨年のチャンピオン・マシンであるメルセデスAMGチームの『W10』に酷似していることから『ピンク・メルセデス』と揶揄する声が上がっていたが、今回のハンガリーGP予選で同車がチーム史上最高位となるグリッド3-4位を占めたことからなお一層反発の声が固まっている。

レッドブル・レーシングのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「こんな行為が許されるのであれば、われわれもアルファタウリとの間で同様のことをするが、しかしそれは本来のF1ではない」と、非難。
またルノー・チームにおいてはシュタイヤーマルクGP時に続き今季2度目となる正式抗議をFIA(国際自動車連盟)に申し立てたことを明らかにした。

このためレース結果は暫定となるが、しかし正式に裁定が下されるには数か月の時間が掛かるとみられ、関係チームに起きた波紋は依然収まるところを知らない状況が続くことになる。

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