メルセデス、「リバースグリッドは支持されてない」
Start Scene (C)Mercedes Motorsports
拡大します
レッドブル・レーシングらが熱心に進める『リバースグリッド方式』だが、これに反対しているとされるメルセデスAMGチームは、この方式がF1ファンに支持されていないことが理由であるとした。
これは同陣営を率いるトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが英専門誌に明らかにしたもの。
「F1では以前にもこのリバースグリッド方式の導入が話題になったことがあるけれど、しかしファンの支持が得られずに立ち消えとなったんだ。
今回だってそうだよ。
騒いでいるのは一部の勢力だけで、ファンが望んでいるものじゃない。
F1ファンはもっと真剣な争いを期待しているんだから、われわれはそれに応えなくてはならないということだ」
リバースグリッド方式は、まず予選ないしスプリントでの予選レースを行い、その結果を元に決勝レースのスターティンググリッドをリバース(順位と逆の)方式で決めるというもの。
これにより、速いドライバー・マシンがグリッド後方からスタートすることでレース中のオーバーテイク・シーンが増加、レースの迫力が増すというメリットが期待される。
ただレース方式の変更には全チームの同意が必要とされていて、現状ではメルセデスAMGチーム&レーシング・ポイント2チームが反対しているとみられる。
| 固定リンク
最近のコメント