FIA、レギュレーション違反の摘発を厳格化
Ferrari V6 Engine (C)Ferrari S.p.A
拡大します
新型コロナウイルスによる混乱で忘れられた形になっているが、昨シーズン終盤、F1を騒がせたのがフェラーリ・チームによるエンジン不正に関するレギュレーション違反疑惑だった。
これについてはルール違反の可能性があったにも関わらず、FIA(国際自動車連盟)とフェラーリ・チームが内容を公開せずに『和解』するなど不明朗な形で終息を迎えている。
これに対する批判を受け、FIAは今シーズンから同様の違反疑惑についてより厳格に取り締まることを明らかにした。
FIAはその重点項目として、「エンジンオイルの燃焼問題」、また「ERS(エネルギー回生システム)のセンサー監視」の2点を挙げている。
オイルの消費量については、2020年のグランプリから「走行距離100kmあたりオイル消費量が0.3リットル」との具体的な数字も示した。
ただ技術革新が目覚ましいF1では、FIA当局との新機軸改革競争が激しく取り締まりがイタチごっこになっているのが実状だ。
| 固定リンク
最近のコメント