バーレーン、「決定遅れれば2021年イベントにも影響」
Bahrain Circuit (C)Pirelli Motorsport
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急きょ浮上したオーバルコース案も含め今シーズン後半、Wヘッダーの開催が有力になっているバーレーンGPだが、その後具体的な進捗がないということで舞台となるバーレーン国際サーキット側は気を揉んでいるようだ。
これは同サーキットのシェイク・モハメド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ/CEO(最高経営責任者)が語ったもの。
「当初はシーズン後半に複数のレースが開催できるか、という打診だった。
われわれはまさかそれがオーバルコース案を含むものとは予想もしなかったがね。
考えてみればこのサーキットはヘルマン・ティルケがデザインした時から複数の例が組み合わせられるようになっていたんだから驚くことではない。
実現されれば期待通りオーバーテイクが多くエキサイティングなものになるかも知れない。
彼(ロス・ブラウン)らは最初からそのアイデアで来たんだと思うよ」と歓迎の意向。
ただその上で同氏は、「普通なら2021年のバーレーンGPはまた来年の3月。
このままずれ込めばわれわれはわずか4か月の間にF1を3レースもやることになる」とカレンダー決定の遅さを指摘した。
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