レーシング・ポイント、コロナ禍で移転予定遅れる
Racing Point Team (C)Racing Point F1
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レーシング・ポイント・チームのオットマー・サフナウアー代表は、2021年8月に予定していた新ファクトリーへの移転をとりあえず1年先送りすることを明らかにした。
同チームではレースドライバーであるランス・ストロールの父親でもあるローレンス・ストロール/オーナーがアストンマーティン社の大株主になったことにより、同社によるワークスチームとしての参戦に体制を変更、同時にシルバーストーンに巨大ファクトリーを建設・移転することを明らかにしていた。
しかし今回の新型コロナウイルスの影響で工事は中断、3か月は無為に時を過ごすことを強いられていたもの。
サフナウアー代表によれば1年の延期でもスケジュールはタイトに過ぎると本音をみせた。
他チームからはF1コスト削減が叫ばれるこの時期での巨額投資に疑問を投げ掛ける向きもあるが、同代表は現在のファクトリーが1980年代後半に建てられた古いものであることや、当時はせいぜいスタッフが150人規模でしかなかったことを訴えている。
なおアストンマーティン社の一部一般車施設も移転に含まれるとしている。
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