5チームがリバティ・メディアから資金救済受ける
Liberty Media F1
新型コロナウイルスの影響で大幅に開幕が遅れている今シーズン、すでに5チームがF1の運営者であるリバティ・メディアから資金的な救済を受けていることがわかった。
これは、シーズン開幕が遅れていることで予定した収益が入らず、特に中小チームの間で資金繰りが困難になっていることを勘案したものだ。
ドイツの専門誌『アウト・ビルド・モータースポルト』によって報じられたチームはランキング順にルノー、アルファタウリ(旧トロ・ロッソ)、レーシング・ポイント、アルファロメオそしてハースの5チーム。
この中にワークスチームであるルノーが入っていること、また逆にかねて資金難が報じられてきたウィリアムズの名前がないことはある意味驚きでもある。
報道によればこれは、残りのメルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンそしてウィリアムズの5チームが、歴史的にF1の『名門チーム』として別途特別な分配金を受けているからとされる。
ここにも外部からは理解し難いコンコルド協定による不透明なF1の世界が感じ取れるようだ。
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