プロスト氏(ルノー)もリカルドの確保に懸念示す
Alain Prost (C)Renault Sport F1
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期待された2019年シーズンを不振に終えたばかりでなく、挽回すべく臨んだ2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響でまだ1戦もできない現況に、ルノー・チームはエースであるダニエル・リカルドのキープに苦慮しているようだ。
これについてはすでに同チームのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターが懸念をみせていたが、今度は同陣営でエクゼクティブ・ディレクターを務めるアラン・プロスト氏(65歳:フランス)も同様の心配をしていることを『キャナル・プリュス・テレビ』で明かしたもの。
その中でこの元4回のF1チャンピオンは、「今シーズンの混乱はドライバー契約だけでなくF1におけるすべての交渉の足を引っ張っている」と、嘆いた。
ルノーとリカルドとの契約は今シーズン末までの2年間とされ、早ければもう来季に向かって水面下での更改交渉が行われる時期だが、ルノーに限らずどのチームも今年は「ドライバー市場は膠着したままで動きようがない」とお手上げ状態を訴えている。
すでに7勝、ルノーでも優勝争いが期待されたリカルドだったが、昨年は一度の表彰台すらなく不本意のままシーズンを終えた。
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