新型肺炎の影響はコンコルド協定の改定交渉にも
GP Scene (C)Mercedes Motorsports
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新型コロナウイルスの影響は、F1開催スケジュールをも揺るがしているが、これがチーム運営の要となる新コンコルド協定の改定交渉にも及んでいることがわかった。
コンコルド協定はかつてバーニー・エクレストン氏がFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)を率いていた時代からチームと結ばれていたもので、F1の運営方法や分配金など商業的な権利を定めた重要なもの。
しかし現在のF1責任者であるチェイス・キャリー/CEOによれば、現行のコンコルド協定は今年限りで期限となるためかねて交渉が続けられてきたものの、今年の混乱で成立の見通しが立っていないとのことだ。
このままだとコンコルド協定は失効しかねないが、同CEO(最高経営責任者)は今の状況では交渉を一時棚上げとし、2020年のF1開催カレンダー調整のほうを優先せざるを得ないとしている。
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