トト・ウォルフ氏(メルセデス)、ベッテル加入も除外せず
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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今季限りでのフェラーリ・チームからの離脱が確定したセバスチャン・ベッテルの去就について、大勢はF1引退との声が主流となっているようだ。
フェラーリ加入を決めたカルロス・サインツの後任について、マクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表は最初からベッテルの獲得は考えてもいなかったと明言。
すでに旬を過ぎた、との陰口まで聞かれる有り様だ。
そんな中、かつて4回のタイトル獲得を共にしたレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表はベッテルのメルセデスAMGチーム加入を警戒していることを認めた。
同代表は「彼がまだF1で走ろうとするなら、それはタイトル獲得の可能性があるチームで、メルセデスはまさにその筆頭ではないか」としている。
そして驚くことにある意味当事者である筈のトト・ウォルフ氏(メルセデス)もこれを容認する発言をしているのだ。
「彼は間違いなくドイツの英雄だ。
また同時にメルセデスはドイツが誇る自動車メーカーである。
そのメルセデスがF1にドイツ人ドライバーをキープしたいと考えてもおかしくはないだろう」と、ウォルフ氏。
同陣営では来季もハミルトン&ボタスという顔ぶれでいくことがほぼ確定とみられているが、しかしまだ最終結着は付いていない。
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