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2020/05/26

ピエロ・フェラーリ氏、インディ参戦計画を後押し

Piero Lardi Ferrari (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリF1チームのマッティア・ビノット代表が先に明らかにしたインディカー・シリーズ参戦案だが、フェラーリの創始者の子息で現在同社の副会長を務めるピエロ・フェラーリ氏(75歳:イタリア)がこの計画に賛意を示したことにより現実味が増してきた。

既報のようにF1はバジェットキャップ(予算制限)として大幅なコスト削減案に同意したが、フェラーリ・チームはこれにより大幅な余剰人員を抱えることになるため新たな活動計画の一端としてインディカー・シリーズ挑戦を挙げたもの。

これについてピエロ氏は次のように専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』で語っている。
「フェラーリはまず社会的責任を負った企業であるということ。
そのためには従業員の雇用を護る必要があるということだ。
したがって新たにインディカー・シリーズに挑戦するというのは理に適ったものといえる。
実はフェラーリはかつてアルベルト・アスカリと共にインディ500に参戦したこともある。
だからもし父(エンツォ)が存命していたら、きっとこの計画に賛同するに違いない」

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