レーシング・ポイントの工場にFIAが立入調査
Racing Point Mercedes『RP20』 (C)Racing Point F1
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新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れている2020年シーズンのF1だが、そんな中FIA(国際自動車連盟)の技術調査団の立入調査がレーシング・ポイントのファクトリーに入ったことがわかった。
これは、同チームの2020年新型車『RP20』がメルセデスAMGチームの2019年チャンピオン・マシン『W10』に酷似していることによる。
ライバル・チームからは『ピンク・メルセデス』の異名をつけられ失笑を買ったほどだ。
それだけであればともかく、バルセロナで行われたシーズン前テストで際立つ速さをみせたことから批判する声が高まっていたもの。
ルノーなど一部チームの中には正式抗議の動きもあり、FIAはこれに先んじてデータ収集を行った形。
しかしこれについて同チームのアンドリュー・グリーン/テクニカル・ディレクターは、「彼らは細部に渡って設計データの照合を行っていたが、何も問題はなかった。
似ているのと同じというのは異なることだからね。
騒ぐチームの意図がわからないよ」と、涼しい顔だ。
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