フェラーリ、「F1コスト削減強行ならインディカー参戦も」
Indycar Image (C)Honda Racing
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ベッテルの離脱に加えサインツを獲得してF1で注目を集めたフェラーリ・チームだが、今度はさらにインディカー・シリーズ参戦という新たな話題で関心を呼びそうだ。
これは同チームのマッティア・ビノット代表が地元イタリアのテレビ局『スカイ・イタリア』で明らかにしたもの。
それによればこれにはF1がいま進めているコスト削減が関係しているとのこと。
「かねてコスト削減を進めているF1は、現在コストキャップの上限を年間1億7500万ドル(約187億円)までの低下で合意されているが、今回の新型コロナウイルスの影響によるF1の財政悪化でさらに大きく削減しようとしている。
われわれには企業として従業員の雇用を維持する社会的責務があるが、しかしそれほど縮小となればファクトリーの人員を維持できなくなってしまう。
従って余剰人員対策として考えているのがインディカー・シリーズへの参戦だ。
幸い、アンドレッティ(F1王座にも輝いたマリオ氏)からは熱心に誘われていたしね」と、前向き姿勢。
インディカー・シリーズの主戦場である米国はフェラーリにとっても重要な市場であるが、ただインディカーはF1に比べ制約が多いのが少々難点か。
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