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2020/04/06

開催見通し立たない2020年のF1に悲観論も

Image (C)Pirelli Motorsport
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新型コロナウイルスによる影響でいまだ開幕の見通しが立っていない今年のF1チャンピオンシップについて、悲観的な見方をする関係者も現れている。

元F1チャンピオンのカナダ人ジャック・ビルニューブ氏は、「シーズンが後半からで半分になるようならそれはもうまともなチャンピオンシップとはいえないだろう。
そんなことなら今年は選手権としてではなく、個別のイベントとしてやればいい。
インディ500だってルマン24時間レースだって、それぞれの個性が評価されているじゃないか。
F1だってそう評価されるようにユニークな特徴を出せばいいんだ」と、提言。

また元FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表で、実質的なF1運営者だったバーニー・エクレストン氏の見解はさらに過激だ。
「半分しかレースができないようならもう今年はチャンピオンシップを諦めたたほうがいい。
思い切って今年はすべてお休みとして、来年再開するシーズンの準備のほうを万全にすべきだ」としている。
しかし現役時代あれだけお金に拘った同氏の言い分だけに、「財政面を考えればあまりに無責任」と、冷ややかな目線で見る向きもある。

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