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2020/04/09

「複数開催の要求にも応える」と、レッドブルリンク

A-1 Ring (C)Williams F1
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F1オーストリアGPの開催地として知られるレッドブルリンクでは、F1が要求するのであればシーズン中に複数レースの開催が可能であるとした。
これはレッドブル・グループの幹部であるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーがドイツの専門サイト『モータースポルト・マガジン・コム』で明らかにしたもの。

「第11戦に組まれているオーストリアGP(7月5日決勝)については予定通りだ。
ただこの先世界の情勢がどうなるのかは誰にもわからないし、われわれだけの都合で決められるものではない。
現在は予定通りに開催を前提として準備が進められているということだ。
その上で、もしも今後F1からさらなるレース開催の要望があるのなら、レッドブルリンクは問題なくこれを受け入れる用意がある。
シュピールベルクにはすべてが揃っているし、直ちに決断を下すことも可能だからだ」

レッドブルリンクは1969年に造られた高速コースのエステルライヒリンクが発祥地。
その後1996年、著名なサーキット・デザイナーであるヘルマン・ティルケ氏のデザインにより大改修を受けA-1リンクとして現在のような中速コースに衣替え、2011年にはレッドブルリンクと再び名称変更が行われ、2014年よりオーストリアGPの地として復活。
レッドブルのホームコースとしてフェルスタッペン(レッドブル)が目下2連勝をしている。
その名の通り、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシス氏の所有であることからメリットがあるとなれば、「鶴の一声」で一気に計画は進捗することだろう。

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