マックス・モズレー元FIA会長、「判断の遅れが事態の悪化招く」
Max Mosley (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)の前会長であるマックス・モズレー氏(80歳:イギリス)が、F1を取り巻く今の現状について批判した。
「組織のトップに立つ者は、苦しい決断を下さなくてはならないことがある。
それがいまジャン・トッド(FIA会長)であったりチェイス・キャリー(リバティ・メディア/CEO)であったりする訳だ。
なんら結論を出すことなく時間を経過させることはいたずらに事態の悪化を招くだけ。
ところが彼らはいまだに決断していない。
誰が考えたって、7月に今年のグランプリを始められる訳はないだろう」と、辣腕弁護士でF2ドライバーでもあったモズレー氏。
その上で同氏は「F1はすでに今年の再開を諦め、来シーズンの準備に取り掛かるべき」と主張した。
ちなみにスキャンダルで失脚するモズレー氏自身が後任に据えたのがトッド現会長だった。
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