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2020/04/02

F1新ルール、さらに2023年まで先送りする案も

F1 2021 Car (C)FIA
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F1が2021年からの導入を予定していた大幅なルール変更は新型コロナウイルスによる影響で2022年から導入することに1年先送りとされたが、いまさらにこれを2023年まで遅らせようとする動きが顕在化しつつある。
その背景にはいま世界を襲っているウイルスによる財政面での悪影響が想像以上にF1チームをも苦しめていることがあるという。

レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表によれば、変更をする都度新たなコストが生まれるため、今F1に最も必要とされているのは規則の安定性という。
ホーナー代表はコスト削減のため図られているバジェットキャップ(予算制限)だけでは必ずしも効果的でなく、それよりも規則変更自体を先送りして新たなシャシー開発に掛かる費用を削減したほうが財政面では有効で、F1の継続に資すると主張した。

この規則変更先送り案にはすでにプライベートの雄であるウィリアムズ・チームのクレア・ウィリアムズ副代表らも賛同の意向をみせているという。

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