「F1はまさに異常事態」と、アルファロメオ代表
Alfaromeo Ferrari 『C39』 (C)Alfaromeo Racing
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いまだに収拾の見通しすら立たない今年のF1について、規模の小さいプライベートチームらからはすでに「異常事態」との悲痛な言葉が聞かれている。
そうフランスの日刊紙『ウエスト・フランス』で訴えるのはアルファロメオ・チームのフレデリック・バッサー代表。
「この状況はもちろんわれわれ自身にも、また誰にもコントロールができない難局だ。
それは例え偉大な政治家にとっても、ね。
われわれはただいつか訪れる回復の時に向けて、怖れながら柔軟に少しでも多くの準備を整えるということしかできることはない。
とはいえこの困難な状況でわれわれを襲っている財政問題は想像を絶するレベルにある。
このまま手をこまねいていれば、複数のチームが近い将来消滅する怖れがある。
それはわれわれであるかも知れないよ。
それを防ぐためにはバジェットキャップ(予算制限)のさらなる引き下げが必要だ」と、力説した。
これまでバジェットキャップの引き下げにはメルセデスやフェラーリが強く反対してきた経緯がある。
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