サインツ(マクラーレン)はバーチャルレースに懐疑的
GRAN TURISMO SPORT
今シーズン、新型コロナウイルスの影響で予定したスケジュールが実施できていないこともあり、仮想空間におけるゲームいわゆるバーチャル・グランプリが熱心に行われている。
これはF1だけでなくインディカー・シリーズ、NASCARでも同様で、いずれも公式なものとしてF1ではルクレール(フェラーリ)など、インディカーでは佐藤琢磨(ホンダ)らも参戦して注目を集めているものとなっている。
しかしこれについて冷ややかな視線を送るドライバーも多い。
その一人がマクラーレン・チームのカルロス・サインツだ。
「最近のゲームがとてもよく出来ているのは認めるよ。
まるで本物のマシン、サーキットで走っているようなリアリティがあるからね。
でも所詮、これはゲームでしかない。
娯楽なら有用なものだけど、これがほんとうのレースの替わりになる筈がないんだ。
いくらシミュレーターで周回を重ねたってF1ドライバーにはなれないだろう。
そういうことさ」と、切り捨てた。
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