ハースF1、「レースしないのにエンジン代払えない」
Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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今シーズンのF1は新型コロナウイルスの影響でいまだに一つのレースもできず、いずれのチームも資金難に襲われている。
とりわけ他の自動車メーカーからエンジンの供給を受けているプライベートチームでは、巨額なエンジン代も大きな負担になっていいるようだ。
そうした一つ、ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は次のようにドイツの専門誌『スピード・ウィーク』で語った。
「今シーズンの展開はいつもとまったく異なっているので、修正した契約が必要だ。
レースもしていないのに、エンジン代だけ払うなんて不合理だからね。
ただ今シーズンのチャンピオンシップがどうなるのかなんて誰にもわからない。
いつになったらレースができるのか見通しがつかない状況では話し合いなどできやしないというものだ。
少なくとも22戦の筈だったところ実際は10戦だったというのでは、全額支払う訳がない」
とはいえ、この場合の供給元フェラーリも台所事情が厳しいのは同様。
どこかに穏当な着地点を見つけなければならないようだ。
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