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2020/03/02

ピレリタイヤのパフォーマンスに不満の声も

Test Scene (C)RedBull Racing
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計6日間に渡るバルセロナ・サーキットでのシーズン前テストを終えたF1だが、今シーズン用のピレリタイヤにドライバーらは必ずしも満足している状況ではないようだ。

昨年末行われたアブダビ合同テストでドライバーから不満の声が聞かれたことにより、ピレリは用意した2020年仕様のタイヤの採用を断念、実績がある2019年仕様のものを継続使用することを決めた。
ただコーナリング速度の上昇や新規開催ザンドフールトのバンクコーナー等を考慮してタイヤの空気圧をこれまでより高く設定するなどしている。

しかしこれについて例えばハミルトン(メルセデス)は、「去年のスペックが良かったとはいえ、ただそれの空気圧を上げるというのは策がないように思う。
タイヤは膨らんでいて、実際縁石を越える時などマシンは弾むし、コントロールしにくく感じる。
何かもっと適当な対策があるんじゃないか」と、疑問を投げ掛けている。

なお現行の13インチ径F1タイヤは今シーズンで終了、2021年からはF1でも18インチの大口径タイヤの採用が決まっている。

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