ザイドル代表(マクラーレン)、「スタッフの安全が最優先事項」
Albert Park Circuit (C)Pirelli Motorsport
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他チームがいち早く撤収を終える中、オーストラリアGPキャンセルのきっかけを作ったマクラーレン・チームでは検査で陽性と判定されたスタッフら15名のメンバーが観察のため隔離措置となりメルボルンに居残りを余儀なくされている。
そしてその後、同チーム代表であるアンドレアス・ザイドル氏も現地に残っていることがわかった。
ドイツの専門誌『アウト・ビルド』によればこれは『チーム連帯』のためなのだという。
「元よりわれわれは何よりもメンバーの安全を最優先にしている。
今回は急な出来事だったが、参戦辞退の判断を下すのに何の躊躇もなかった。
14名はまだ感染がクロと判定された訳ではなかったが、一人でも陽性者が出た以上、迷う余地はなかったよ」と、ザイドル氏。
かつて母国の自動車メーカーであるBMWやポルシェで幹部として豊富な経験を持つ同氏は、また今回自身の判断がオーナーによって100%支持されていたことも強調した。
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