DTM責任者、「モータースポーツ全体が年内活動停止の覚悟も」
Gerhard Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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元マクラーレン等のF1ドライバーで現在は人気シリーズDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の運営責任者を務めるゲルハルト・ベルガー氏(60歳:オーストリア)が、母国オーストリアの『クライネ・ツァイトゥング』紙で悲観的な見通しを示唆している。
「残念ながら今モータースポーツは先のことが見通せない状況だ。
みんなが年内の活動再開を願っているが、おそらく9月になるまでは誰にもわからない。
現在は健康問題が最優先事項であることは間違いないが、この状況が続けば経済問題が表面化してくることだろう。
なぜならレースが開催できないというのは直接各チームの収益に関わってくることだからだ。
チームの運営者は、最悪年内のモータースポーツ全体がすべて実施できないことも覚悟しておく必要がある。
われわれには今こそ逆境に立ち向かう覚悟が要求されているのだ」
ベルガー氏自身、かつて共同オーナーとしてF1チーム(トロ・ロッソ)を率いた経験を持つ。
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