ピレリ首脳、「2021年の18インチ径タイヤ採用は動かない」と、念押し
Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2023年シーズンまでF1タイヤの独占供給契約を結んでいるピレリタイヤだが、用意した新仕様タイヤの採用が土壇場で振り出しに戻った2020年の経緯を踏まえ、2021年には同じことが繰り返されないことを念押しした。
2020年の場合は前年とほぼレギュレーションに変更がなかったたためチーム側がリスクを負うことを避けた形だが、2021年には現行の13インチ径に換え18インチ径タイヤが採用されるなど大きな変更が待ち受けている。
これについてピレリタイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「再び今回のような土壇場キャンセルが繰り返されるなどあり得ない。
なぜなら2021年の18インチ径タイヤ採用はもう動かしがたい決定事項だからね。
それにこれまで数回行われた事前テストでは所期フィードバックも良かったし何も問題は起きていない。
普通これだけの大変化があれば何かトラブルが起きるものだがね。
計画は予定通りに実施される」と、牽制。
万一18インチ径タイヤ導入がキャンセルとなればこれまで投じた開発費用も見返りがないこととなり、ピレリとしても黙ってはいられない状況だ。
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