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2020年2月

2020/02/19

今日19日からバルセロナ合同テスト前半がスタート

いよいよ今日2月19日(水)から21日(金)までバルセロナ・サーキットでシーズン前テストの前半が行われる。
昨年は4日間×2の8日間だったが、今年は3日間×2の計6日間に縮小されたため中身の濃いテストが期待される。
またハースF1、アルファロメオの2チームがこの日テストに先駈け2020年新型車の発表を行う。

なお走行時間は基本的に午前9時から午後5時までで、午後1時から2時は昼休み。
入場料は一般席が大人一人23ユーロ(約2,737円)。
パドック・アクセス付きは大人一人109ユーロ(約12,971円)。
ホスピタリティのバー・食事バー付きは266ユーロ(約31,654円)。
15歳以下の子供は半額、6歳以下の子供は無料となっている。

各チームが明らかにしたドライバーの走行予定は下記の通り。

【シーズン前テスト前半走行予定】

Team 2月19日(水) 2月20日(木) 2月21日(金)
メルセデスAMG TBN TBN TBN
フェラーリ ベッテル ルクレール/ベッテル ルクレール
レッドブル フェルスタッペン アルボン フェルスタッペン/アルボン
マクラーレン サインツ ノリス ノリス/サインツ
ルノー オコン/リカルド リカルド/オコン オコン/リカルド
アルファタウリ クビアト ガスリー クビアト/ガスリー
レーシング・ポイント ペレス ストロール ペレス/ストロール
アルファロメオ クビサ/ジョビナッツィ ライコネン ジョビナッツィ
ハースF1 マグヌッセン グロージャン グロージャン/マグヌッセン
ウィリアムズ ラッセル/ラティフィ ラッセル ラティフィ

 * TBNは未定

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『カシオ』、アルファタウリとのスポンサー契約更新

Alfatauri Honda 『AT01』 (C)Scuderia Alfa Tauri
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日本のカシオ計算機は、トロ・ロッソ時代から続く新生アルファタウリとのオフィシャル・パートナーシップ契約を2021年までさらに2年間更新したことを明らかにした。
これにより『CASIO』と同社の腕時計ブランドである『EDIFICE』のロゴがマシン『AT01』のフロントノーズとドライバーのスーツに掲出される。

これについて同社は「アルファタウリF1の持つ若くて勢いのあるイメージはカシオの先進製品と重なるもの。
カシオのチャレンジング精神を以って同チームの活動を支援していきたい」とした。

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「自分はナンバー2じゃない」と、ベッテル(フェラーリ)

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームがシャルル・ルクレールとの契約を長期延長したことで、エースである筈のセバスチャン・ベッテルに逆にプレッシャーが掛かっているとされるが、本人はいよいよ始まるバルセロナ合同テストを前にスペインの『マルカ』紙でこれに言及した。

「メディアによればまるでもう僕の時代は終わったような書かれ方がされているけれど、大違いさ。
僕は新しいシーズンをナンバー2として迎えるつもりはないからね。」
そもそも僕らのチームにはドライバーに差を付けるようなやり方はないんだ。
二人のドライバーには同じマシンが与えられ、同じようにチャンスが与えられ走っているんだからね。
それは去年ルクレールのほうも同様に感じていた筈さ。
だから今年も僕らは対等にチャンピオンシップに挑戦する、それだけだよ」と、4回のチャンピオン。
ただルクレールのほうだけ契約が長期延長(2024年まで)されているのは厳然たる事実だ。

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2020/02/18

イモラ・サーキット、中国GPの代替開催に名乗り

Imola Circuit (C)Ex.Jordan Grand Prix
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新型コロナウイルス騒動の影響で4月の開催が延期となった中国GPだが、その後の見通しは立っていない。
そんな中、イタリアのイモラ・サーキットが代替開催に名乗りを挙げたことが伝えられた。

これは同サーキットのウベルト・セルヴァティコ・エステンセ社長からイタリアのACN(各国のモータースポーツ権能団体)であるACI(Automobile Club d'Italia:イタリア自動車協会)のアンジェロ・ダミアーニ会長に申し出があったというもの。

イモラ・サーキットは1980年代から2006年まで隣国の名前を借りてサンマリノGPとして数多くのグランプリを行った経験を持つが、今回は準備の時間も限られていることから調整は難航が必至とみられている。

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レーシング・ポイント、2020年新型車『RP20』をお披露目

Racing Point Mercedes 『RP20』 (C)Racing Point F1
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17日(月)、レーシング・ポイント・チームは2020年シーズンを戦う新型車『RP20』の画像を公開した。
引き続きメルセデス製パワーユニットを搭載するマシンのカラーリングはこれまで同様鮮やかなピンクが印象的。

ただ事前のリーク(?)通り主要スポンサーだったオンラインカジノである『SportPesa』のロゴが消え、代わりにタイトル・スポンサーとなったヨーロッパの大手浄水器メーカー『BWT』のロゴが一層大きくなってその存在感を示したものになっている。
これに伴い正式チーム名は『BWTレーシング・ポイントF1チーム』に変更されている。

ドライバーは引き続きベテランのセルジオ・ペレスと新鋭ランス・ストロールという組み合わせで、19日(水)からのバルセロナ合同テストで本格走行が行われる。

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ウィリアムズ・メルセデス、2020年新型車『FW43』を正式発表

Williams Mercedes 『FW43』 (C)Williams F1
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17日(月)、ウィリアムズ・チームが2020年シーズンを戦う新型車ウィリアムズ・メルセデス『FW43』をオンラインで正式発表した。
昨年は新型車開発が遅れ、出鼻をくじかれた感があったが、今シーズンはシェイクダウンも同時に済ませていて19日(水)からのバルセロナ合同テストに備えている。

マシンは昨年の『FW42』を正常進化させたもので、メインカラーを伝統のネイビーブルーカラーから明るいブルーのものとなっている。
ドライバーはベテランのロバート・クビサが去り、ジョージ・ラッセルと新加入のニコラス・ラティフィというドライバー・ラインナップになる。

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ルノー・チーム、リカルドのキープは「背水の陣」

Daniel Ricciardo (C)Renault Sport F1
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2019年シーズンを前に、5年間在籍したレッドブル・レーシングを離れ、ルノー・チームに電撃移籍を果たしたダニエル・リカルド(30歳:オーストラリア)だが、誰の目からもマシンがドライバーの期待に応えていないという評価が専らだ。

こうした状況に、同チームで非常勤取締役を務める元4回のチャンピオンであるアラン・プロスト氏(64歳:フランス)は次のように危機感を顕わにした。
「残念なことだが、現在のルノー・チームは明らかにリカルドの期待に応えていない。
彼自身もこんな状況は予想していなかったことだろう。
こうした現状を打開しなければ、われわれは彼をキープし続けることはできない」と、背水の陣であることを訴えた。

一時はワークス活動の終了も話題になったルノー・チームだが、このところ噂は沈静化しつつあるようだ。
ただレッドブル時代には通算7勝を挙げたリカルド、ルノーに移ってからは4位が最高で表彰台にも上がれておらず期待を裏切っているのが事実だ。

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2020/02/17

ベトナムGP(4月)の開催にも黄信号

Vietnam GP
世界的に拡散が懸念される新型コロナウイルス騒動は4月19日のF1中国GPを延期(実質中止か)に追い込んだが、ここに来てさらに第3戦のベトナムGPへの影響が浮上してきたようだ。

ベトナムGPは4月5日が決勝日。
中国からの距離も近くすでに感染者も報告されている。
チーム側はスタッフを危険な目に合わせる訳にはいかないと消極的。
このままの勢いが続くとすると、ベトナムで問題なくグランプリが行われるとは考えにくいのが実状だ。

F1モータースポーツ・ディレクターのロス・ブラウン氏は、現状では予定通りに開催されるとしながらも、中止も視野に入れ、今後の事態を注意深く見守っていくとしている。

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レーシング・ポイント新型車の画像がリークか

Racing Point 『RP20』 (C)Racing Point
レーシング・ポイントの2020年新型車の画像が流出したとして話題になっている。
これは、まだ公開されていない筈の『RP20』(仮称)の画像がネットで拡散されているもの。
チームはこれを否定していて、画像のでもとはまだわかっていない。

新型車のカラーリングは引き続き明るいピンクになっているが、そこからはタイトル・スポンサーだったオンラインカジノ『SportPesa』のロゴが消えている。
一方、ヨーロッパの大手浄水器メーカーである『BWT』のロゴが拡大していることがわかる。

同チームの新型車発表は2月17日(月)にオーストリアのモンゼーで予定されている。

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2021年のオーストラリアGP、コースレイアウト変更の可能性

Albert Park Circuit (C)Pirelli Motorsport
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F1シーズンの開幕戦として定着しているオーストラリアGPだが、かねて噂になっていたコース路面の再舗装が、2021年にはコースレイアウトの変更を含んだ大改修として実施される可能性が高まってきたということだ。
これは同グランプリの主催者であるAGPC(オーストラリア・グランプリ株式会社)のアンドリュー・ウェスタコット/CEO(最高経営責任者)が明らかにしたもの。

それによれば全面的な再舗装により路面をスムーズにする他、レース中のオーバーテイクシーンを増やすため一部コースレイアウトの変更も含め、目下F1側と最終的な検討に入っているとのこと。
順調にいけば、今年3月に予定される2020年のオーストラリアGP前後にもゴーサインが出されると期待されている。
ただハミルトン(メルセデス)など一部ドライバーからは「荒れた路面こそこのコースの魅力」とのユニークな見解も示されている。

なお2023年まで開催契約があったこのオーストラリアGPは、昨年さらに2年間の延長を含んだ2025年まで継続開催することですでに合意されている。

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2020/02/16

レッドブル首脳、「アルファタウリはジュニアから姉妹チームに」

Alfatauri Honda 『AT01』 (C)Scuderia Alfa Tauri
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レッドブル・グループのレーシング・アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、今シーズン「トロ・ロッソ」から名称変更した「アルファタウリ」について、「これまでのジュニア・チームから姉妹チームという立場になった」と、レッドブル・レーシングとの関係性を表した。

それによればアルファタウリはマシンの多くのコンポーネンツをレッドブルの昨年マシンである『RB15』から流用されただけでなく、サーキット内外における今後のプロモーション活動についてもレッドブルから密接な援助が行われるとのこと。
マルコ博士は「レギュレーションが許す範囲でわれわれは『姉妹チーム』への援助を惜しまない」と、保証した。

アルファタウリというブランド自体、レッドブルが展開する新しいファッション・ブランドで、レッドブルにとってアルファタウリというチームの活躍イコール自社のプロモーション活動にも直接繋がるということになる。

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アルファタウリ、ミサノで『AT01』をシェイクダウン

Test Scene (C)Scuderia Alfa Tauri
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2月15日(土)、スクーデリア・アルファタウリは。前日に正式発表した2020年シーズンを戦う新型車『AT01』のシェイクダウン・テストを敢行した。
場所はイタリアのミサノ・サーキット。
最初に『AT01』のコクピットに収まったのはダニール・クビアトだったとのこと。

これは例によってプロモーション活動用に許されている『フィルミングデー』を利用したもので、本格テストとは異なりプロモーション用のタイヤの装着が義務付けられると共に走行距離も100キロ以内に制限されているもの。
今回はシステムチェックだけだが、19日(水)からはバルセロナ合同テストで本格テストに持ち込まれることになる。

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メルセデス、ストッフェル・バンドーンをリザーブドライバーに

Stoffel Vandoorne (C)McLaren Group
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今シーズン、7季連続の王座を狙うメルセデスAMGチームは、ストッフェル・バンドーン(27歳:ベルギー)をリザーブドライバーに起用することを明らかにした。

スーパー・フォーミュラ参戦で日本でも馴染み深いバンドーンは、2016年から2018年に掛けてマクラーレン・チームから念願のF1参戦を果たす。
しかしチームの低迷期ということもあって思うような戦績を残せず、2019年はランド・ノリスにシートを奪われていた。
現在はメルセデスからフォーミュラEリシーズに参戦中で、目下チャンピオンシップをリードしている。

バンドーンは基本的にすべてのグランプリでチームに帯同するとしているが、今シーズンのF1はすでにベトナム、オランダ、そしてアゼルバイジャン3つのグランプリでフォーミュラEとバッティングすることが判明している。

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2020/02/15

アルファロメオ、新型車『C39』をシェイクダウン

Alfaromeo Ferrari 『C39』 (C)Alfaromeo Racing
2月14日(金)、元ザウバーのアルファロメオ・レーシングが2020年新型車『C39』(仮称)のシェイクダウン・テストを、正式発表に先駈け行った。
場所は同チームがパワーユニットを搭載するフェラーリの本拠地フィオラノ・サーキット。
ステアリングを握ったのはエースのキミ・ライコネンで、各部のシステムチェックを行ったということだ。

マシンの正式発表はシーズン前テストがスタートする19日(水)に当地バルセロナ・サーキットで行われる予定で、テストにはもう一人のレースドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィの他、今シーズンからリザーブドライバーに就いたロバート・クビサ(前ウィリアムズ)も加わるものとみられる。

なおクビサを支援するポーランドの石油会社『PKNオーレン』が主要スポンサーになったことから今シーズン同チームの正式名称は『アルファロメオ・レーシング・オーレン』(Alfa Romeo Racing ORLEN)となる予定。

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アルファタウリ、2020年新型車『AT01』を正式発表

Alfatauri Honda 『AT01』 (C)Scuderia Alfa Tauri
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2月14日(金)、スクーデリア・トロ・ロッソから名称変更された新生スクーデリア・アルファタウリが、2020年シーズンを戦う新型車『AT01』をレッドブル・グループの本拠オーストリアのザルツブルク空港内に作られたレッドブル・ハンガー7でお披露目した。

ホンダ製パワーユニットが搭載された『AT01』の名称はAlfa Tauriの頭文字と第1号車であることを意味するもので、カラーリングもこれまでとは一新された。
ドライバー・ラインナップは昨年と同じダニール・クビアトとピエール・ガスリーの二人が継続される。

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ルノー・チームの「実車なき新型車発表会」に顰蹙の声

Renault 『R.S.20』 (C)Renault Sport F1
ルノー・チームは早くから2020年の新型車発表を12日(水)にパリで行うことを告知していたが、当日は単にイメージビデオが投影されただけでその場に実車の姿は見られなかった。
しかもスクリーンの『R.S.20』はグレイ基調のカラーリングになっていたにも関わらず、バルセロナのシーズン前テストに現れる実車はまた異なるカラーリングになると伝えられている。

こうしたやり方にはメディアからも不満の声が挙がっていて、「実際にはまだマシンが完成していないのではないか」との見方も。
さらには「展示用のマシンを作る資金すらないのでは」との皮肉な声も聞かれる有り様。
汚名を返上するにはコースの上で勝負するしかないようだ。

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2020/02/14

ロバート・クビサ(前ウィリアムズ)、今季はDTM参戦へ

Robert Kubica/DTM (C)Mercedes Motorsport
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昨シーズン末、ウィリアムズ・チームからの離脱が発表されたロバート・クビサ(35歳:ポーランド)が、今シーズンはツーリングカーレースの最高峰であるDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に転向することがわかった。
元々クビサと関係の深いBMW系の『ARTグランプリ』のカスタマー・チームからの参戦になるということだ。

これについてクビサは、「元々ツーリングカーには興味があってマシンには乗ったこともあるし、DTM側からも熱心に誘われたので12月にヘレス・サーキットでテストを行い、受けることにした。
新しい分野へのチャレンジはいつだってエキサイティングなもの。
F1での開発という仕事と合わせ、こちらでも頑張りたい」と、意欲をみせた。

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マクラーレン、2020年新型車『MCL35』を正式発表

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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2月13日(木)、マクラーレン・チームは2020年シーズンを戦う新型車『MCL35』をファクトリーのある英国ウォーキングのテクノロジー・センターでレースドライバーであるカルロス・サインツ&ランド・ノリスら同席の上で正式発表した。

引き続きルノー製パワーユニットを搭載した『MCL35』はジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターの手によるデザインで、伝統のパパイヤ・オレンジが鮮やかに配されているのが印象的だ。
マシンはこのあとスペインに運ばれ、バルセロナ合同テストでテストに供される予定。

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4月開催断念の中国GP、11月に延期を模索か

Shanghai Circuit (C)Pirelli Motorsport
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4月19日に決勝レースが予定されていた上海サーキットのF1第4戦中国GPは新型コロナウィルス騒動の影響で開催中止が決まったが、主催者は延期のうえなんとか開催する方向を探っているようだ。

中止を認めたFIA(国際自動車連盟)も、「状況が改善された場合にはすべての関係者は代替開催の実行可能性を調査するために努力をする」としている。
主催者は最終戦が確定しているアブダビGPの期日を遅らせた上でその前に中国GPのスケジュールを入れたい考えのようだ。
しかし史上最多の年間22戦となっている今年のF1を調整するには大きな困難が予想される。

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2020/02/13

フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、新型車の初走行終える

Redbull Honda 『RB16』 (C)RedBull Racing
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3月12日(水)、2020年新型車の『RB16』の画像をお披露目したレッドブル・レーシングは、同時にイギリスのシルバーストーン・サーキットを舞台に事実上のシェイクダウン・テストを敢行したことも明らかにした。

これはプロモーション活動用に許されている『フィルミングデー』を利用したもので、本格テストとは異なりプロモーション用のタイヤの装着が義務付けられると共に走行距離も100キロ以内に制限されているもの。
コクピットに収まったのは今季タイトル争いを広言するエースのマックス・フェルスタッペン(22歳:オランダ)で、新型車のフィーリングを確かめていた。

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レッドブル・レーシング、2020年新型車『RB16』をお披露目

Redbull Honda 『RB16』 (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングは2020年新型車『RB16』の画像をお披露目した。
カラーリングは昨年のものを踏襲しているので、一見新鮮みは感じられないが、すべての面でアップデートが施されているということだ。

今シーズンもドライバー・ラインナップはマックス・フェルスタッペン&ピエール・ガスリーで、フェルスタッペンはその後シルバーストーン・サーキットでフィルミングデーを利用した事実上のシェイクダウン・テストを行っている。

ホンダとのパートナーシップ提携2年目の今シーズンは本格的にタイトル奪取に挑む。

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4月開催予定の中国GPは延期が決定

Shanghai Circuit (C)Scuderia Toro Rosso
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4月19日に決勝レースが予定されていた上海サーキットのF1第4戦中国GPは、開催が延期とすることが主催者の最終判断により決まった。
これはいま世界への伝播が問題になっている新型コロナウィルスの脅威によるもの。

ただ延期とはされたもののいまのところ代替開催の日時は明確でなく、今後調整が図られるとのことだ。

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アルファタウリ・ホンダの新型車・型式名は『AT01』に

『Alpha Tauri』 (C)Scuderia Toro Rosso

アルファタウリ・ホンダの2020年マシンは2月14日(金)にレッドブル・グループの本拠オーストリアのザルツブルグで正式発表される予定だが、その型式名が『AT01』になることがわかった。

2006年初参戦時の『STR1』以来、これまでスクーデリア・トロ・ロッソの頭文字である『STR』を踏襲、昨年のマシンも『STR14』としてきた同チームだが、今シーズン開幕を前にチーム名を『アルファタウリ』(正式名はScuderia Alfa Tauri Hoonda)としたことから型式名もアルファタウリの頭文字である『AT』と命名されたようだ。

なおアルファタウリはレッドブルのプレミアムファッションブランドで、今後F1を通じて認知度を上げ世界的な展開を目論んでいるようだ。

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2020/02/12

フェラーリ、「『SF1000』は大幅にコンセプト変更」

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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12日(水)、タイトル奪還を狙うフェラーリ・チームは2020年シーズンを戦う新型車『SF1000』を発表したが、今回のモデルは昨年までとはその開発コンセプトを大きく変更したものであるとした。
これは同チームのマッティア・ビノット代表が発表会の席上で次のように明らかにしたもの。

「2020年は前年とほとんどレギュレーションに変更がないので革新的な変化は望むことはできない。
しかしわれわれはその中で大胆にコンセプトの変更に取り組んだ。
モノコック本体だけでなくパワーユニットを始め関連する機器やギヤボックスなどすべてのコンポーネンツをスリム化しボデイワークの改善に寄与させ、それによりエアロダイナミックスが間違いなく進化したことがわかるだろう。
さらにこれに合わせてサスペンションの見直しも図られている。
見た目以上に進化したこのマシンでわれわれは今年タイトルを獲りに行く」と、自信をみせている。

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フェラーリ、2020年新型車『SF1000』正式発表

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームは、2020年シーズンを戦う新型車を全チームに先駈けて正式発表した。
場所はチームの本拠地マラネロから約30キロ離れたレッジョ・エミリア市にある歴史的なヴァリ市立劇場(Teatro Valli)。
説明によればこの地は、イタリアの国旗(緑・白・赤のトリコロール)が223年前の1797年に制定された由緒あるものとのこと。

注目のマシン名はまた変則的なものとなり、昨年の『SF90』から一転『SF1000』というものになった。
発表にはセバスチャン・ベッテル&シャルル・ルクレールのレースドライバーも立ち会い、盛大に行われた。
このあとマシンはスペインに運ばれ、19日(水)からスタートするバルセロナ合同テストでテストが開始される。

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F1首脳、チーム数の減少を危惧

williams_600thGP (C)Williams F1
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F1でモータースポーツ担当のマネージング・ディレクターを務めるロス・ブラウン氏が、チーム数の減少を危惧していることを明かした。

2021年から再び大幅なレギュレーション変更を予定しているF1だが、長年叫ばれているコスト削減が図られなければ、ワークスチームとしても撤退はありうることで、すでにメルセデスやルノー等の名前が浮上、ましてやプライベートチームにとっては死活問題となっている。

とりわけ心配されているのが昨季チーム創設以来の大不振に陥ったウィリアムズ・チームで、ブラウン氏は名前を挙げてこれに言及した。
「実際問題、ウィリアムズ・チームについては心配している。
2年連続のコンストラクターズ・ランキング最下位ということで賞金など直接の収入も激減しているし、これに伴いスポンサーからの援助も減少していると聞く。
これまでは持ち堪えても、この先はわからない。
しかしウィリアムズのように長くF1を支えてきたチームが消滅するなど決してあってはならないことだ」
とはいえ現実には直接援助という方法は考えられないのが実状だ。

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2020/02/11

長期スポンサー契約でメルセデスAMGのF1継続が示される

『INEOS』 (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームは、新スポンサーとなった『INEOS』とのプライマリー契約が異例の5年という長期に渡ることを明らかにした。
これは2021年以降のF1参戦に疑問符が付いていた同チームの、少なくとも2024年までの参戦が明確になったとも言え、今後大きな影響を及ぼすものと受け止められている。

『INEOS』はスイスに本拠を置く大手化学会社でこれまでも広範なスポーツ支援により知名度を上げてきたが、F1のスポンサーになるのはこれが初めてということになる。
同社は単に資金提供に留まらず、その技術力を通じてメルセデスAMGチームのハイブリッド関連の開発にも資すると広言している。

なおチームの2020年マシン『W11』には同社のコーポレイテッドカラーである赤と黒を配すると共に、カウルセンターのインダクションポッドには目立つロゴが記載されるようになった。

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メルセデスAMGも2020年新型車『W11』のカラーリングを発表

Mercedes 『W11』 (C)Mercedes Motorsports
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ハースF1チームに続き、メルセデスAMGチームも本来の新型車発表会に先駈けて2020年新型車『W11』のカラーリングをお披露目した。

基本的にはこれまでのシルバーを基調としたものになっているが、先に明らかにされた新スポンサー『INEOS』のコーポレイテッドカラーである赤が配されてアクセントとなっている。

正式な新型車発表会は2月14日(金)にシーズン前テストの開催地であるシルバーストーン・サーキットで行われる予定だ。

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「シーズン前テストが待ちきれない」と、フェルスタッペン(レッドブル)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ホンダとパートナーシップを組んだ初年度の2019年シーズン、年間3勝を記録したレッドブル・レーシングだが、当然のことながら2020年の目標に挙げるのは久々となるチャンピオンシップ争いだ。
これについて同チームのエース、マックス・フェルスタッペン(22歳:オランダ)は次のように意欲を語っている。

「2021年にはF1は大きくレギュレーションが変わるので、どのような勢力図になるのかまるでわからない。
だから現行のルールで行われる2020年こそレッドブル・ホンダにとって絶好のチャンスなんだと思っているよ。
ただもちろん昨年のままじゃ駄目だ。
少なくとも今年のマシンはメルセデスにコンマ2秒以内というところに迫ってプレッシャーを掛けることが必要になる。
そうすればハミルトンだって楽なドライビングという訳にはいかなくなるからね。
果たして今年のマシン差がほんとうにどの程度のものなのかは19日から始まるシーズン前テストで明らかになることだろう。
今からもうテストが楽しみで待ちきれないよ」

ただ昨年のシーズン前テストで王者メルセデス勢は目立ったタイムを記録しなかったが、『得意の三味線』だったとの見方も強い。

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2020/02/10

ピレリの18インチ径タイヤテストはフェラーリから

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1では2021年からいよいよ18インチ径タイヤの導入が実施されるが、2020年シーズンに行われる最初のテストはフェラーリ・チームが担うことが明らかとなった。
期日は2月8日で場所はスペインのヘレス・サーキットが予定されている。

なおテストはマシン開発に利用されることを避けるため、『ミュールカー』と呼ばれるテスト用のマシンで行われることになっている。

全体のテスト・スケジュールは以下の通り。

・2月08日 フェラーリ(ヘレス)
・3月05日 フェラーリ(フィオラノ)
・3月24日~25日 ルノー(バーレーン)
・3月24日~25日 メルセデス(バーレーン)
・5月12日~13日 レッドブル(バルセロナ)
・5月12日~13日 ルノー(バルセロナ)
・5月12日~13日 アルファロメオ(バルセロナ)
・5月26日~27日 レッドブル(ポールリカール)
・7月07日~08日 アルファタウリ(レッドブルリンク)
・7月21日~22日 マクラーレン(シルバーストーン)
・7月21日~22日 レーシング・ポイント(シルバーストーン)
・7月21日~22日 ウィリアムズ(シルバーストーン)
・9月08日~09日 メルセデス(ポールリカール)
・9月08日~09日 フェラーリ(ポールリカール)
・9月08日~09日 マクラーレン(ポールリカール)
・9月10日~11日 メルセデス(ポールリカール)
・10月13日~14日 ハース(鈴鹿)

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アルファタウリ・ホンダ、2020年エンジン始動

『Alpha Tauri』 (C)Scuderia Toro Rosso

今季もホンダ製パワーユニットを搭載して戦うアルファタウリ(前トロ・ロッソ)が、2020年仕様のエンジン『RA620H』のファイヤアップ(エンジン火入れ)を行ったことを明らかにした。
2020年マシンは昨シーズン3勝を記録した兄貴分チームであるレッドブル・レーシングの『RB15』から多くのコンポーネンツを流用するとして関係を一層密なものとする予定だ。

ホンダ製パワーユニットを搭載して3シーズン目、今季から正式チーム名もスクーデリア・アルファタウリ・ホンダに変更してさらなる戦績を窺う同チーム。
引き続きダニール・クビアト&ピエール・ガスリーというドライバー・ラインナップで戦う。

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ロス・ブラウン氏、「メルセデスがF1撤退する理由ない」

Mercedes 3 Pointed_Star (C)Mercedes Motorsport
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親会社であるダイムラー社の新社長自ら否定する「メルセデスAMGチームのF1撤退説」だが、それでも一部メディアからは心配する声が絶えない状況が続いている。
これについてメルセデスAMGチームの前身であるブラウン・グランプリのオーナーでもあるロス・ブラウン/F1担当モータースポーツ・ディレクターは自身の感触として、くすぶる撤退説に改めて懐疑的な見方を示した。

「私はメルセデスAMGチームがワークス活動から手を引くとは考えていない。
なぜなら彼らはここ6年間に渡る成功で、大きな利益を得ているからだ。
普通、自動車メーカーがモータースポーツから撤退するのは資金的なデメリットが原因となるものだが、彼らの場合にはそれがない。
それならこれだけ成功しているのに止める理由などないではないか。
だから私はこの件で何も心配してないよ」

もしワークス参戦がなくなったとしても、メルセデスはすでにマクラーレン・チームに対して2021年から2024年までの長期エンジン供給契約を発表しているためF1との関わりを終えることはない。

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2020/02/09

FIA、2021年F1標準燃料流量計の入札を開始

Refuel Scene (C)Scuderia Toro Rosso
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FIA(国際自動車連盟)は、昨年一部で騒動になったF1標準燃料流量計の入札を開始したことを明らかにした。
これは昨年10月に示された2021年のF1レギュレーション変更に伴うもので、その目的は標準化によるコスト削減を挙げているが、一方でフェラーリ・チームに向けられたルール違反の可能性を排除するものとなっているのは事実。

申し込みの期限は今季第1戦オーストラリアGPの開幕日でもある3月13日(金)、採用の結果は1か月後の4月中旬と記載されている。
最初の契約は2021年から2023年までの3年間だが、さらに1年ないし2年延長の権利を有するとのこと。

ただこうして次々に進められるF1コンポーネンツの共通化には、しかし本来の『競争』をスポイルするとして反対の声が絶えないのが現実だ。

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王者ハミルトン(メルセデス)、さらにトレーニング積む

Lewis Hamilton
目下3年連続のF1チャンピオンとして君臨するルイス・ハミルトン(メルセデス)だが、今年35歳。
フィジカル的にはつらい段階に入っていることは間違いない。
しかしハミルトンはこのオフもトレーニングに励み、身体を限界まで追い込んでいるようだ。

伝えられるところでは、昨年78キロだった体重を目下73キロまで絞り込んだとのこと。
F1マシンには最低重量の規定があるが、ドライバーの体重が少なければむその分バラストを有利に搭載することが可能になるからだ。
(現在のレギュレーションではドライバーを含めたマシンの最低重量は740キロとなっている)

ハミルトンは今年ミハエル・シューマッハの記録に並ぶ史上最多7度目のチャンピオン獲得に挑む。

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ヘルムート・マルコ氏(レッドブル)、「アロンソ起用の可能性ない」

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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2018年シーズン末を以っていったんはF1からの引退を表明したフェルナンド・アロンソ(前マクラーレン)だが、今もなお復帰の意志を隠していない。
その場合アロンソは自ら、「復帰するのであれば勝てるチームが条件」としている。
ただこれについて現場からの声はなかなか厳しいようだ。

現状勝てるとされるチームは三つ。
その一つであるレッドブルのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは次のように語っている。
「ウチの場合であればわれわれがアロンソを起用できない理由は二つある。
一つは、知られているように彼とホンダとの関係が修復できないほど悪いということだ。
そしてもう一つは彼の年令にある。
彼が復帰した場合、おそらくF1最年長ということになるだろう。
しかしそういうやり方は、若手からドライバー育成するというわれわれのチーム方針には合致しないものだ」

一方、メルセデスAMGやまたフェラーリにしても来年40歳になるベテランの起用は考えにくいことのように思われる。

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2020/02/08

マクラーレン、インディカーのカラーリングお披露目

Mclaren Inmdycar (C)McLaren Group
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2020年、インディカー・シリーズへのフル参戦を決めたマクラーレン・チームが、体制発表を行い、その新カラーリングをお披露目した。

それによればマクラーレンはアロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツとのパートナーシップで『アロー・マクラーレン・SPチーム』として参戦。
ドライバーにはいずれもインディ・ライツ・チャンピオンのパトリシオ・オワードとオリバー・アスキューの二人を起用する。
マシンは伝統のパパイヤ・オレンジが輝くものとなった。

ただ前回組んだホンダとの交渉はF1でのトラブルから難航し、結局シボレー・エンジンを採用、フェルナンド・アロンソの起用もされていない。

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ウィリアムズ、2020年新型車『FW43』のエンジン始動

Fire Up Scene (C)Williams F1
昨シーズンの不振からの脱却を図るウィリアムズ・チームが、2020文新型車『FW43』(仮称)の『ファイヤアップ』(エンジン火入れ)を行った模様を自身のSNSで公開した。
映像には多くの関係者と共にチームの創始者であるフランク・ウィリアムズ氏の元気な姿も収められていた。

昨シーズン、チーム始まって以来となる大不振に見舞われた同チームだが、シーズン前テストからつまづいた昨季を踏まえ、クラッシュテストも含め今シーズンはここまで順調な様子。
またスポンサー等のためにもその順調な所を見せる必要があったのだろう。

ウィリアムズ・チームの新型車は2月17日(月)にやはりオンライン・メディアを通じて行われる予定だ。

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F1目指すラルフ・シューマッハ子息、今季F3に本格挑戦へ

 David Schumacher
元F1ドライバーであるラルフ・シューマッハ(44歳:ドイツ)の子息であるデビッド・シューマッハ(18歳:ドイツ)が、将来のF1昇格を目指し2020年シーズンはFIA・F3選手権にフル参戦することが明らかとなった。
これまでカートやジュニア・フォーミュラに参戦してきたデビッドにとって、いよいよ関係者からの視線を浴びる表舞台での挑戦ということになる。
なおチームはすでに昨年マカオGP(21位)で所属したザウバー系のチャロウズ・レーシング・システムに決まっている。

デビッドは「これまでにないプロフェッショナルな環境に身を置いてのチャレンジになる。この機会を活かし、将来の自分の夢への糧にしたい」と、意欲をみせた。

父親ラルフはウィリアムズで通算6勝の元F1ドライバー、伯父はかのF1レジェンド、ミハエル・シューマッハ、またその子息であるミック(F2ドライバー)はデビッドにとって従兄弟にあたる。

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2020/02/07

F1、「中国GP開催の可否は主催者の判断次第」

Shanghai Circuit (C)Scuderia Toro Rosso
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F1のモータースポーツ部門マネージング・ディレクターであるロス・ブラウン氏は、喫緊の要事となっている中国GP開催の可否について、「結論は地元政府と主催者の判断に委ねられる」との見解を示した。

「3月いっぱい、中国ですべてのモータースポーツ活動が取り止めとなったのは中国GPのプロモーションという意味でもマイナスに働くのではないか。
F1中国GPが予定通りに行われるのか、はたまた延期あるいは中止となるのかはわれわれではなく地元政府とレース主催者の判断に掛かっている。
もし延期とされた場合にはその日程を調整するのが困難な作業になることだろう。
ただ一部で噂になったような、他のグランプリとの入れ替えというのはあり得ないことだ」

さらに同氏は「結論はここ2週間に下されなくてはならないし、またそうなるに違いない」とも付け加えた。
なお言うまでもなく同氏はかつてフェラーリ・チームの黄金時代を演じたF1の立役者である。

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ハースF1、2020年新型車『VF-20』のカラーリング発表

Haas 『VF-20』(C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは、2020年シーズンを戦う新型車発表会『VF-20』のカラーリングを公開した。
同チームの新型車発表はバルセロナ・サーキットのシーズン前テスト初日にお披露目されることになっているが、これに先駈けたもの。
また全チームの中でも初ということになる。

引き続きフェラーリ製パワーユニットを搭載する『VF-20』は昨年タイトル・スポンサーだった『リッチ・エナジー』と決別したため再び2018年のような、オーナーであるジーン・ハース氏が所有するハース・オートメーションのコーポレートカラーの白、赤、黒を基調とした明るいものになっている。
なおやドライバーは前年通りロマン・グロージャン&ケビン・マグヌッセンということになる。

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入り乱れる事前情報、すべてはシーズン前テスト待ち

新型車発表を前にして多くのチームからマシハン開発が進められているニュースが聞かれるが、同時に様々な怪情報も後を絶たないようだ。

Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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前年の王者メルセデスAMGチームには、2020年仕様のパワーユニットに問題が生じていると伝えられた。
必ずしも絶対優位にあったとは言えなかった昨シーズンを踏まえ、メルセデスではパワーユニット全体を見直したということだが、ERS(エネルギー回生システム)にトラブルが生じているとも。
またライバルであるフェラーリ・チームでも、こちらはスピードに影響するエアロダイナミックスに問題が起きているという噂。

これらを総合すれば、順調と言われるレッドブル・ホンダが前評判通りに2020年コンテンダーの筆頭に躍り出るということになりそうだが、そんな噂自体がライバルを攪乱させる手法の一つにもみられているのがF1という世界だ。

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2020/02/06

メルセデスAMGチーム、『AMD』と長期スポンサー契約

 『AMD』 (C)Mercedes Motorsport
>メルセデスAMGチームは、かねて噂になっていたアメリカの大手半導体製造会社である『AMD』(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)と複数年に渡るスポンサー契約を結んだことを明らかにした。
ANDはこれまでフェラーリ・チームと契約していたことで知られるがこちらは終了になった模様だ。

今回の契約により、同社のロゴがセンターカウルの横部分に掲出、また同社の「AMD Ryzen」ブランドの製品がチームに提供され、ファクトリーやレース現場で活用されるとのことだ。

メルセデスAMGチームの2020年新型車は2月14日に正式発表されるが、その際にお披露目されることになっている。

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『IHI』、ホンダとのパートナーシップ終了の模様

 IHI
公式発表はないものの、『IHI』がホンダF1とのテクニカル・パートナーシップを終了した模様だ。
これは、ホンダF1のパートナーのリストから同社の名前が削除されたことから話題になってているもの。

旧社名の『石川島播磨重工業』として日本の三大重工の一角を占めた『IHI』は、F1ではとりわけターボチャージャー関連の技術に長け、ホンダF1の黄金時代を支えたことで知られる。
しかし今回の参戦ではホンダのF1パーツ内製化の進捗に伴い、ターボチャージャーについても自社製のものに変更されたとみられる。

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フィンランド・メディア、それでもメルセデスのF1撤退に疑心暗鬼

M.Hakkinen & K.Rosberg (C)Mercedes Motorsport
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現在のレギュレーションになった2014年シーズンから6年連続で両タイトルを独占しているメルセデスAMGチームだが、2021年からの大幅規約変更を機にワークス参戦を取りやめるのではないかとの憶測が絶えない。
そのため先にはメルセデスの親会社であるダイムラー社のオラ・ケレニウス新社長が伝播するF1撤退説を自ら打ち消したばかりだ。

しかし現在同チームにバルテリ・ボタスを送り込んでいるフィンランドのメディアであるのテレビ局『セイ・モレ』は、次のように食い下がっている。
「大手自動車メーカーというのはいつも身勝手だ。
過去にはトヨタもBMWも突然F1撤退を表明してわれわれを裏切ってきた」

北欧フィンランドはラリーのみならず、F1でもケケ・ロズベルグやミカ・ハッキネン、そしてキミ・ライコネンらチャンピオンを輩出してきた雄国だ。

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2020/02/05

ヘレス・サーキット、スペインGP復活開催を狙う

Jerez Test Scene (C)Force India F1
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かつてスペインGPの開催地だった南部のヘレス・サーキットが、再びF1グランプリ開催を狙っている。

スペインGPは現在カタロニア州のバルセロナ・サーキットで行われているが、当地での開催契約は2019年で終了、今シーズンに限っては単年契約により開催が決まっているものの、その将来は未定のままだ。

一方ヘレス・サーキットは1997年にヨーロッパGPとしての開催を最後に現在までF1からは遠ざかっている状態。
(スペインGPとしては1990年が最後の開催)
2021年シーズンからの復活開催を目指し、現在リバティ・メディア側と交渉しているとされるが首尾は不明。
シェリー酒の生産地で知られる地元アンダルシア州では、3年契約総額7,500万ドル(約82億円)とも言われる開催料を呈示しているとの報道も伝えられている。
なお歴史あるサーキットということで今のところ反対運動などは起きていないようだ。

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ウィリアムズ、ジャック・エイトケンをリザーブドライバーに

Jack Aitken (C)Williams F1
ウィリアムズ・チームは元ルノーのジュニア育成ドライバーの一員だったジャック・エイトケン(24歳:イギリス)を2020年シーズンの公式リザーブドライバーに起用したことを発表した。

2019年エイトケンは『FIA・F2選手権』に参戦、計3勝を挙げてシリーズ・ランキング5位で終えている。
2018年からルノー・チームでテスト&開発ドライバーとして2年間務めてきたが、昨シーズン末を以って離脱していたという。

エイトケンは今シーズン全てのグランプリでチームに帯同し、少なくとも1回は金曜日のフリー走行に出走するとのことだ。
本人はこれを足掛かりに2021年のレースドライバー昇格を狙っていることを隠していない。

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マルコ博士(レッドブル)、「今もベッテルはトップドライバー」

H.Marko & S.Vettel (C)RedBull Racing
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かつてセバスチャン・ベッテルを擁し、4年連続のタイトル獲得を果たしたレッドブル・レーシングだが、今も同選手の能力を認めながらも再び同チームに復帰する可能性については否定的な見解を示した。

これは同陣営においてレーシング・アドバイザーとしてドライバー起用に影響力を持つヘルムート・マルコ博士がドイツ・メディアに語ったもの。
その中で同氏は、ベッテルの持つ能力が今もなおトップレベルにあり、彼のドライビング・スタイルに合う適切なマシンと気持ちの良い環境を得られれば再びチャンピオンに返り咲くことは可能であるとした。
しかし逆に言えば、フェラーリはそれにふさわしいチームではないということを示唆か。

その上でレッドブル自身はすでにフェルスタッペンとの契約を長期延長したことから「われわれのチームに二人の勝者は必要ない」と、再起用の可能性を打ち消した。

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2020/02/04

渦中のF1中国GP、ロシアGPとの入れ替えを打診か

Sochi Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月に予定されていたフォーミュラEの中国戦である『三亜 ePrix』が中止(延期?)に追い込まれたことにより、翌4月に上海で行われる予定の『F1中国GP』の行方に関心が高まってきた。
そんな中、第4戦の中国GPを9月にソチ・サーキットで行われる第17戦のロシアGPと入れ替えを図っているとの注目の報道が流れた。

これはドイツの専門誌『スピード・ウィーク』が報じたもので、すでに中国GPの主催者がロシアに打診しているとされる。
しかし同誌によればロシアの自動車連盟はまだ何も知らされていないと否定的な見解を示したとのこと。
ロシアにとって中国は友好国ではあるが、この特例措置が成功するかは不明だ。

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ヴィジャイ・マルヤ氏、5年ぶりの夢実現に感慨

Vijay Mallya (C)Force India F1
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レーシング・ポイント・チームは現オーナーであるローレンス・ストロール氏によるアストンマーティン社買収により2021年シーズンからアストンマーティンによるワークスチームになることが決定。
このニュースを感慨深く受け止めているのがインドの実業家ヴィジャイ・マルヤ氏(64歳)だ。

というのもレーシング・ポイントがまだフォース・インディアというチーム名だった2015年頃、同チームのオーナーだったマルヤ氏は、やはりアストンマーティンとの間で契約交渉をしていたと伝えられるからだ。
ただ残念ながらこの時は首尾よくいかなかったとされる。
現在はチーム運営に関わっていないということだが、当人はこのニュースを喜んでいるという。

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新生『アルファタウリ』、課題は新名称の定着

『Alpha Tauri』 (C)Scuderia Toro Rosso
2006年からトロ・ロッソの名前で親しまれたイタリア系のプライベートチームは、今季『アルファタウリ』に登録名を変更してF1に参戦するが、あまり馴染みのないこの名前にファンからは戸惑いの声も聞かれているようだ。

『アルファタウリ』は「牡牛座」(おうしざ)のアルファ星である『アルデバラン』の学名ということで、意味としてはこれまでのトロ・ロッソと同じに『雄牛』のこと。
チームの2020年正式登録名は『スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ』ということになる。
同チームのフランツ・トスト代表は、「われわれがしなくてはならない最初の仕事はアルファタウリという名前に親しんでもらうこと」と、開き直っているようだ。

同チームの新型車『STR15』(仮称)は2月14日(金)、レッドブル・グループの本拠オーストリアのザルツブルグにある『レッドブル格納庫7』で、グループによるアルファタウリお披露目イベントの一環として行われる予定になっている。

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2020/02/03

ベッテル(フェラーリ)、マラネロで新型車のシート合わせ

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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2020年シーズン、久々のタイトル奪還を狙うフェラーリ・チームはマラネロにある同チームのファクトリーでセバスチャン・ベッテルの2020年新型車シート合わせを完了させたことを明らかにした。
チームではこれに先駈け同ファクトリーで新型車の火入れ(初めてエンジンを始動させること)を行ったことも伝えられている。

このあと新型車は2月11日(火)、マラネロの本社から約30キロ離れたレッジョ・エミリア市にある歴史的なヴァリ市立劇場(Teatro Valli)で正式発表されることになっている。
この地はイタリアの国旗(緑・白・赤のトリコロール)が223年前の1797年に制定された由緒あるものとのことだ。

この名門チームがF1コンストラクターズ・チャンピオンに輝いたのは2008年が最後で、すでに11年もタイトルから遠ざかっていることになる。

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新型コロナウイルス騒動で「フォーミュラE」中止

Sanya ePrix
リバティ・メディアは4月19日に上海で予定されるF1中国GPについて、新型コロナウイルス騒動による事態の推移を慎重に注視したいとしているが、その判断要素の一つとされる3月のフォーミュラEレース(三亜 ePrix)が開催中止の決定をしたことがわかった。

同レースが行われる三亜市自体は同じ中国でも南部の海南省にあり、コロナ騒動の内陸部湖北省武漢市とは遠隔の地にあるが、複数の航空会社がすでに中国全域へのフライトをキャンセル、中には3月いっぱい休止するなどして交通手段そのものが深刻な影響を受けている状況。

いまのところまだ゛代替開催等についての判断は下されていないが、事態は間違いなくF1にとっても悪い方向に進んでいるようだ。

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「金曜フリー走行でのタイヤテストは意味ない」と、ピレリ首脳

Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2021年シーズンからの18インチ径タイヤ採用を力説したピレリタイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングはまた、グランプリウィーク金曜日のフリー走行でのタイヤテストについて次のように言及した。

「私は金曜日のフリー走行でタイヤテストをしても意味がないと考えている。
なぜならこの二つのセッションの計3時間、全チーム、全ドライバーはマシンをかいにセットアップしていくか、それに集中しているんだ。
そのためにものすごい量のプログラムがあって、エアロダイナミックスやサスペンション、フルタンクやクィックラップなど時間なんていくらあっても足りないくらい。
そこに片手間でタイヤテストを入れてもらっても有効なデータなど得られはしないよ」と吐き捨てた。

その上で「終日タイヤに集中できるタイヤテストデーを設けてもらったほうがいい」と、提案した。
ピレリタイヤによるF1タイヤ独占供給は2023年まで継続されることが決まっている。

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2020/02/02

名門ウィリアムズ・チームに暗い陰

Williams 『FW42』 (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは2020年シーズンを戦う新型車『FW43』(仮称)を来たる2月17日(月)に発表するとしているが、その形式は『デジタル発表』というものになることが明らかになっている。

デジタル発表というのはインターネットによる画像公開というもので、実質コストゼロ。
こうした形式はこれまでなかった訳ではないが、多くは経費削減が最大のメリットと捉えられていて、今回のウィリアムズ・チームの場合もその例外ではないようだ。

同チームではタイトル・スポンサーの『ロキット』は幸い継続されたものの、ロバート・クビサ放出に伴うポーランド関連のスポンサーが揃って離脱。
また何より今シーズンの戦績不振による賞金等の減収で財政面は大赤字となっているとみられる。

クレア・ウィリアムズ副代表は「今シーズンの活動予算は確保した」としているが、その出所は関連会社である『WAE』売却による部分が大きく、タコの脚喰い状態。
今シーズンの展開次第では名門プライベートチームの存立にも関わりそうだ。

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レッドブル、フェルスタッペンとの契約には『ホンダ条項』?

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは先に同チームのエース、マックス・フェルスタッペンとの間で2023年末までという長期に渡る契約を更新しているが、その中には「ホンダ・パワーの継続」という条項があると噂になっている。

現行、ホンダF1とのエンジン供給契約は2021年までとなっていて、それ以降についてはまだ明確でない。
しかし種々の状況を考えるとレッドブル・レーシングにとってはホンダ以外にタイトル争いできる情勢にはないとも言える。
そのためホンダへの信頼が厚いフェルスタッペンは契約で「ホンダ・パワーの継続」を条件に挙げているのではないか、というものだ。

レッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは日本に乗り込んで役員会で供給延長を直談判したとされるが、そのホンダはまだ結論に触れていない。

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ピレリ首脳、「2021年の18インチ径タイヤ採用は動かない」と、念押し

Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2023年シーズンまでF1タイヤの独占供給契約を結んでいるピレリタイヤだが、用意した新仕様タイヤの採用が土壇場で振り出しに戻った2020年の経緯を踏まえ、2021年には同じことが繰り返されないことを念押しした。

2020年の場合は前年とほぼレギュレーションに変更がなかったたためチーム側がリスクを負うことを避けた形だが、2021年には現行の13インチ径に換え18インチ径タイヤが採用されるなど大きな変更が待ち受けている。

これについてピレリタイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「再び今回のような土壇場キャンセルが繰り返されるなどあり得ない。
なぜなら2021年の18インチ径タイヤ採用はもう動かしがたい決定事項だからね。
それにこれまで数回行われた事前テストでは所期フィードバックも良かったし何も問題は起きていない。
普通これだけの大変化があれば何かトラブルが起きるものだがね。
計画は予定通りに実施される」と、牽制。

万一18インチ径タイヤ導入がキャンセルとなればこれまで投じた開発費用も見返りがないこととなり、ピレリとしても黙ってはいられない状況だ。

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2020/02/01

レッドブル・レーシングのタイトル・スポンサー今季限り

Aston Martin/Redbull (C)RedBull Racing
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レーシング・ポイント・チームのオーナーであるローレンス・ストロール氏による『アストンマーティン社』の買収により、別掲のように2021年から同チームがアストンマーティンを名乗ることが確定。
これにより現在同社をタイトル・スポンサーに頂いているレッドブル・レーシングは今季限りでスポンサー契約を失うこととなる。

アストンマーティンは2017年からレッドブル・レーシングのタイトル・スポンサーとなり、現在の正式チーム名は「Aston Martin Red Bull Racing」となっている。
関係終了に伴いレッドブル・レーシングでは「アストンマーティンによる4年間のサポートに感謝する」とのコメントを明らかにした。

ただ同チームにパワーユニットを供給するホンダの立場からはこれによりねじれた形が正常な形に修復、ということになりそうだ。

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2021年、レーシング・ポイントがアストンマーティンに名称変更

Aston Martin/Redbull (C)RedBull Racing
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2021年シーズン、レーシング・ポイント・チームは名称をアストンマーティンに換えて参戦することを明らかにした。

これはかねて噂になっていた通り、カナダの富豪で同チームのオーナーでもあるローレンス・ストロール氏によるアストンマーティン社の買収によるもの。
伝えられるところでは同氏は子息であるランス・ストロールのチームのために総額2億ポンド(約286億円)もの巨費を投じてアストンマーティン社の大株主になったという。
ただそれでも株式保有比率は全体の20%に留まるとのことだ。

なおこれにより現在アストンマーティンをタイトル・スポンサーに抱いているレッドブル・レーシングのほうは今シーズン限りで同契約を終了することになる。

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ウィリアムズ・チームの新型車発表は2月17日(月)に

Williams 『FW42』 (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは2020年シーズンを戦う新型車『FW43』(仮称)を来たる2月17日(月)にインターネットを通して発表することを明らかにした。
引き続きメルセデス製パワーユニットを搭載、ドライバーはジョージ・ラッセルは変わらず、クビサはニコラス・ラティフィに変更となる。

昨季は開発の遅れからシーズン前テスト初日に間に合わないという失態を演じ、そのドタバタが結局本番にまで影響を及ぼしたが、今年はその轍は踏まない意気込みだ。


【2020年新型車発表予定】

日時 チーム 発表場所(予想)
2月11日(火) フェラーリ フィオラノ
2月12日(水) ルノー パリ
2月12日(水) レッドブル ザルツブルグ
2月13日(木) マクラーレン ウォーキング
2月14日(金) アルファタウリ ザルツブルグ
2月14日(金) メルセデス シルバーストーン
2月17日(月) レーシング・ポイント オーストリア
2月17日(月) ウィリアムズ インターネット
2月19日(水) アルファロメオ・レーシング バルセロナ
2月19日(水) ハース バルセロナ

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エリック・ブイユ氏、「ポールリカールの強み」を強調

Paul Ricard Circuit (C)Pirelli Motorsport
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F1フランスGPのマネージング・ディレクターに任命された元マクラーレン等のエリック・ブイユ氏が、さっそく同GPの開催地であるポールリカールの強みを強調している。

「残念ながら昨年のフランスGPではレース中のオーバーテイクが少なく、一部から退屈だったとの指摘があった。
しかしわがポールリカールの強みはコースレイアウトの変更、組み合わせが柔軟にできることにある。
われわれはより良いコースレイアウト案をすでに用意してFIA(国際自動車連盟)に提出してある。
これが了承されれればレースはエキサイティングでより面白いものになること請け合いだ。
しかも変更には4日もあれば十分」と、力説した。

バーニー・エクレストン氏が経営権を稼得したポールリカールは2002年に大幅改修を受け、別名HTTT(ハイテクノロジー・テスト・トラック)と呼ばれ複数のレイアウトと全天候型のテストも可能な最新仕様がウリになっている。

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