フェラーリ・チーム、2020年マシンもベッテル中心に
Ferrari 『P671』 (C)Gazzetta dello Sport
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昨季も悲願のタイトル奪取には至らなかったフェラーリ・チームだが、2020年シーズンもマシン開発はセバスチャン・ベッテル中心に行われていることがわかった。
昨季、同チームではシーズン前テストから好調で、十分王者メルセデスAMGチームに立ち向かえるものと期待が高まった。
しかし先にポールポジションを獲得したのも、また先に勝利を記録したのもまだF1で2シーズン目の新人であるシャルル・ルクレールのほうで、エースのベッテルはその陰に霞むばかりだった。
口さがないイタリア・メディアの中には「もうチームの中心はベッテルからルクレールに移った」と書き立てられる有り様となった。
こうした中、同チームのマッティア・ビノット代表は2020年マシンもベッテルのドライビング・スタイルに合わせてデザインされたと認めるもので、引き続きチームがベッテル中心に戦う姿勢であることを示した形となったものだ。
逆にベッテルにとってはまさに今シーズンがF1キャリアの正念場となりそうだ。
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