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2020/01/29

レッドブル首脳、「スーパーライセンス制度」に不満

レッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが「motorsport.com」の取材に対し、現行の「スーパーライセンス制度」に不満をみせた。

Max Verstappen (C)VW Motorsports
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「マックス・フェルスタッペンと初めて話をしたのは彼がまだ15歳の時だったが、その時から彼には類い稀な才能があることを見い出すことができたよ。
その後、彼が実際にF1デビューを果たすのは17歳のこと。
その年令でまだ実質1年しかシングルシーターの経験のない若者なんて、今の世ドライバーならスーパーライセンスが獲れないのでF1では走れなかっただろう。
われわれはカート時代からの彼を見ているので心配はしなかったが、ライセンスはそうなっていないからね。
あの制度では40ポイント持っていてもF1で成功する可能性がないドライバーもいれば、素晴らしい速さと資質を持っているのにポイントが足りなくてF1に上がれない若者もいるんだ。
間違いなくこのシステムは見直す必要があるよ」

フェルスタッペンの17歳165日でのデビューは今もF1最年少記録になっている。
(F1最年少優勝記録もフェルスタッペン)

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