「EU離脱」で英国モータースポーツ業界に悪影響も
イギリスではいまEU(欧州連合)からの離脱が必至の情勢となっているが、その場合英国のモータースポーツ業界全般に深刻な悪影響があると危惧されている。
それはF1においても例外ではない。
そもそもシルバーストーン・サーキットは1950年の現代F1初年度から続く伝統の開催地。
加えて現在10チームあるF1チームのうち、実に7チームが事実上イギリス国内に拠点を置いているとされ、通関や物流などさまざまな要素が円滑なレース活動へ深刻な影響を及ぼしかねない。
さらにもしもEUからの労働力受け入れが制限された場合、F1チームの海外移転を余儀なくされる可能性があるのだという。
このためMIA(モータースポーツ産業協会:Motorsport Industry Association)は政府にロビー活動を通じて働き掛け、ヨーロッパとの間に格差が生じることのないよう求める運動を繰り広げているという。
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