ハースF1、「マシンの問題点を見失っていた」
Haas 『VF-19』 (C)Haas F1 Team
拡大します
今シーズン、ハースF1チームは残念ながら不本意な結果に終わることとなった。
2018年、新規参戦3年目のこの年をハースはランキング5位という好成績で終了。
2019年も引き続きグロージャン&マグヌッセンというドライバー・ラインナップも継続して万全の構えで臨んだ。
しかしシーズン前のバルセロナテストでスピードをみせた『VF-19』はシーズン前半の公式予選でいくつか好タイムを記録したものの決勝レースになるとペースが上がらず失速、不本意な戦績を繰り返した。
これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は、「残念ながらわれわれは2019年のクルマに潜んだ問題点を早い段階で確認することができなかった。
テストでは速かったし、予選でも6番手、7番手などというポジションを獲得していたので、ドライバーの声からも気付くことができなかったんだ。
なまじ2018年の戦績が良かったことも却って災いしたのかも知れない。
問題があることに気付いたのは夏休み後のことだったが、遅すぎたね。
それ以降はもう2020年に向けての仕事をするしかなかったよ」と振り返った。
今季の不振はシーズン途中にタイトル・スポンサーだったエネルギードリンク企業『リッチ・エナジー』の離脱も誘発することとなった。
| 固定リンク
最近のコメント