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2020年1月

2020/01/31

リバティ・メディア、「新型肺炎騒動を注視」との声明を発表

Corona Virus
いま世界的な問題となっている新型コロナウイルスへの感染拡大と共に、4月19日にスケジュールが組まれているF1中国GPへの影響を懸念する声が高まっている。
これについてF1オーナーであるリバティ・メディアは「FIA(国際自動車連盟)、そして中国GPの主催者と共に事態を注視している」との声明を明らかにした。

当初中国国内でも武漢など一部地域とみられていた新型肺炎の感染者は現在世界中に広がりつつあり急速に沈静化する様相とはなっていない。
このまま感染拡大が収まらない場合、中国GPが予定通り開催できるかは不明だ。

リバティ・メディアの担当者は、「F1が行われる上海は武漢から遠く約800キロも離れているが、事態を深刻に捉えている。
当面は3月に予定されているフォーミュラE(海南省三亜)などの判断を待ちたい」と、苦慮していることを明かした。

これまで政情不安で2011年のバーレーンGPが中止に追い込まれたケースはあるが、病気が原因で中止になったことはない。

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ダイムラー新社長、広がるメルセデスのF1撤退説否定

Mercedes No.1 (C)Mercedes Motorsports
メルセデスの親会社であるダイムラー社の新社長オラ・ケレニウス氏は、巷に拡大するメルセデスAMGチームのF1撤退説を否定した。

2014年から6年連続でF1を支配するメルセデスにとっても活動に掛かるコストの負担は小さいものではなく、F1レギュレーションが大きく変更となる2021年を機にワークスチームとしての参戦を打ち切るのではないかとの見方が広がっていたもの。
なおその場合でもすでに公式発表のあったエンジン・サプライヤーとしてF1に残ることは確定している。

これについて同社長は「伝えられている撤退というようなことは考えていない。
先に行われた取締役会では議題にも挙がらなかった」と、噂を否定した。
これが事実であればローレンス・ストロール氏やトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターらによる新しいチーム設立ということもなくなることになる。

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アロンソ(前マクラーレン)、なおもF1参戦復帰に意欲

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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2018年シーズン限りでF1現役を引退した前マクラーレンのフェルナンド・アロンソ(38歳:スペイン)だが、今もなおF1参戦復帰に強い意欲を持っていることが顕わとなった。

とはいえもちろん2020年シーズンについてはすでに各チーム共にドライバー・ラインナップが確定しているので可能性は限りなく小さいが、本人は2021年の復帰を念頭に考えているようだ。
というのもF1は2021年に大きくレギュレーションが変更され、これと共にドライバーの顔ぶれも大きく変わる可能性が高いからだ。

アロンソは「僕はまだF1から引退したわけじゃない。
様々な情勢からいったん区切りをつけただけだ。
フィジカルも問題ないし、モチベーションもまったく失われていない。
ただ復帰するなら2021年というのは十分に可能性があるものと思っているよ。
2021年にはルールやマシンの変更からドライビングも変わってくるだろう。
それならみんな条件は同じということになるだろうからね」と、激白。

さらにアロンソはサインツ&ノリスで確立しているマクラーレンよりも、メルセデスないし古巣のフェラーリ入りを狙っているとの噂も根強い。

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2020/01/30

ルノー、フランスF4チャンピオンをジュニア育成ドライバーに

Hadrien David (C)Renault Sport
ルノー・チームは、2019年のフランスF4チャンピオンであるハドリアン・デイビッドをジュニア育成ドライバー(ルノー・スポール・アカデミー)に起用することを明らかにした。

デイビッドはまだ15歳のフランス人。
2019年に参戦したフランスF4では8回の勝利、6回の表彰台、10回のポールポジション、7回のファステストラップを記録してシリーズ・チャンピオンに輝いた注目の逸材だ。
2020年は名門の『MPモータースポーツ』からユーロカップ・フォーミュラ・ルノーに参戦する予定とのこと。

デイビッドは「ルノーの黄色のスーツを着てフォーミュラ・ルノーに参戦するのは僕の希望だった。
この素晴らしい機会を活かし、将来の夢に繋げたい」と、意欲をみせた。

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2020年日本GPのスタート時刻は13時10分に

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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F1は唯一決まっていなかった2020年日本GPのスタート時刻を13時10分とすることを明らかにした。
昨年は14時10分スタートだったので1時間前倒しということになる。

他のグランプリは先に発表された通りで変更なし。

【2020年F1スタート時刻】

No. 日程 グランプリ 現地時間 日本時間
1 03月15日 オーストラリアGP 16:10 14:10
2 03月22日 バーレーンGP 18:10 24:10
3 04月05日 ベトナムGP 14:10 15:10
4 04月19日 中国GP 14:10 15:10
5 05月03日 オランダGP 15:10 22:10
6 05月10日 スペインGP 15:10 22:10
7 05月24日 モナコGP 15:10 22:10
8 06月07日 アゼルバイジャンGP 16:10 21:10
9 06月14日 カナダGP 14:10 03:10
10 06月28日 フランスGP 15:10 22:10
11 07月05日 オーストリアGP 15:10 22:10
12 07月19日 イギリスGP 15:10 23:10
13 08月02日 ハンガリーGP 15:10 22:10
14 08月30日 ベルギーGP 15:10 22:10
15 09月06日 イタリアGP 15:10 22:10
16 09月20日 シンガポールGP 20:10 21:10
17 09月27日 ロシアGP 14:10 20:10
18 10月11日 日本GP 13:10 13:10
19 10月25日 アメリカGP(US-GP) 14:10 05:10
20 11月01日 メキシコGP 13:10 04:10
21 11月15日 ブラジルGP 14:10 02:10
22 11月29日 アブダビGP 17:10 22:10

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シーズン前テスト初日のマシン集合写真をチーム側が拒否

2019 Drivers (C)Redbull Racing
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F1では毎年、シーズン幕開けに先駈け開幕戦の地で全ドライバーの集合写真を撮影するのが慣例となっているが、これとは別にシーズン前テストが行われるバルセロナ・サーキットで、全マシンと全ドライバーによる集合写真の撮影をリバティ・メディアが提案したところ、チーム側から拒否されたことがわかった。

反対を表明したチーム側によれば、今季のシーズン前テストはそもそも昨年の「4日間×2回」に比べて「3日間×2回」と2日間も短くスケジュールがタイトな上に、初日には複数のチームの新型車お披露目が予定されていてこれ以上走行時間を割かれたくないのが本音という。

ちょうど10年前には同じくシーズン前テストが行われたバーレーン国際サーキットで撮影があった前例はあるがこのところは皆無。
シーズンが始まる前からリバティ・メディアとチーム側との軋轢が表面化した様相だ。

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2020/01/29

エリック・ブイユ氏、フランスGPのディレクターに

F.Alonso & E.Boullie (C)McLaren Group
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前マクラーレン・チームのエリック・ブイユ/レーシング・ディレクターがF1フランスGPのマネージング・ディレクターに正式就任することがわかった。

フランスの名門『DAMS』(ドゥリオ・アルヌー・モータースポーツ)を皮切りにモータースポーツの世界に入ったエリック・ブイユ氏は、かつてクラッシュ・ゲート事件で低迷したルノー・チーム(のち、ロータス・チーム)で新代表に抜擢された後、ロン・デニス/CEOのもとでマクラーレンF1チームの責任者までなったが、ホンダ、そしてルノーとのパートナーシップでの成績不振の責任を問われる形で解任、その後母国フランスGPの運営に携わっていた。

これまではフランスGPアンバサダーと中途半端なものだったが、今回の就任でイベント成功の鍵を握る重要な役目を担うことになる。

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ハースF1もバルセロナ合同テストで新型車発表へ

2018 Scene (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは2020年シーズンを戦う新型車『VF-20』(仮称)の発表を、2月19日(水)からバルセロナ・サーキットで始まるシーズン前テスト初日に現地でお披露目することを明らかにした。

昨年は主要スポンサーに『リッチ・エナジー』を獲得、全チームに先駈けて発表するなど大掛かりだったが、今年は一転して質素な形で全チームの最後の発表ということになる。
またスポンサー離脱に伴いマシンのカラーリングも再び2018年シーズンでまとったグレー地に赤いアクセントを入れたオリジナルなものに戻される見込みだ。

【2020年新型車発表予定】

日時 チーム 発表場所(予想)
2月11日(火) フェラーリ フィオラノ
2月12日(水) ルノー パリ
2月12日(水) レッドブル ザルツブルグ
2月13日(木) マクラーレン ウォーキング
2月14日(金) アルファタウリ ザルツブルグ
2月14日(金) メルセデス シルバーストーン
2月17日(月) レーシング・ポイント オーストリア
2月19日(水) アルファロメオ・レーシング バルセロナ
2月19日(水) ハース バルセロナ

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レッドブル首脳、「スーパーライセンス制度」に不満

レッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが「motorsport.com」の取材に対し、現行の「スーパーライセンス制度」に不満をみせた。

Max Verstappen (C)VW Motorsports
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「マックス・フェルスタッペンと初めて話をしたのは彼がまだ15歳の時だったが、その時から彼には類い稀な才能があることを見い出すことができたよ。
その後、彼が実際にF1デビューを果たすのは17歳のこと。
その年令でまだ実質1年しかシングルシーターの経験のない若者なんて、今の世ドライバーならスーパーライセンスが獲れないのでF1では走れなかっただろう。
われわれはカート時代からの彼を見ているので心配はしなかったが、ライセンスはそうなっていないからね。
あの制度では40ポイント持っていてもF1で成功する可能性がないドライバーもいれば、素晴らしい速さと資質を持っているのにポイントが足りなくてF1に上がれない若者もいるんだ。
間違いなくこのシステムは見直す必要があるよ」

フェルスタッペンの17歳165日でのデビューは今もF1最年少記録になっている。
(F1最年少優勝記録もフェルスタッペン)

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2020/01/28

F1グランプリ復活開催を願うインディアナポリスMSW

Indianapolis MSW (C)Ferrari S.p.A
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アメリカ第2のグランプリとしてリバティ・メディアはマイアミGPの開催を後押ししているが、地元住民の反対運動等もあり計画が思うように進捗していないのが現実だ。
こうした状況を受け、かつてのアメリカGP開催地であるインディアナポリス・モータースピードウェイが復活開催に言及した。

語ったのは現在同モータースピードウェイのオーナーであるロジャー・ペンスキー氏(82歳)。
「ウチなら以前F1で使ったインフィールドのコースもあるし、最大級の観客席もあり特別な投資は必要ない。
またあのコースでF1グランプリが行われれば最高だね」と、米国モータースポーツ界の重鎮。

インディアナポリスでのF1ではミハエル・シューマッハの5勝が最多だが、最後となった2007年に優勝したのは当時マクラーレンのハミルトンだった。

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アストンマーティン、DTM参戦打ち切りの報

Aston Martin/Redbull (C)RedBull Racing
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アメリカの大手経済情報会社『ブルームバーグ』が、アストンマーティンによるDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)参戦が打ち切られたことを報じた。
アストンマーティン社によるDTM参戦はわずか1シーズンで打ち切られたことになるが、これにより同社買収の噂にさらに拍車が掛かることになりそうだ。

というのも現在レーシング・ポイント・チームの株主であるカナダのローレンス・ストロール氏(ランス・ストロールの父親)が総額2億ポンド(約284億円)もの金額を呈示しアストンマーティン社の買収を窺っているとされていて、そのためにはDTM参戦は「不要な活動」になったという説が有力になっているとのこと。

噂では獲得したアストンマーティンのブランドはレーシング・ポイントにではなく、ワークス活動を終えた場合のメルセデスAMGチームに対して投入されるという説まで現れている。
その場合にはトト・ウォルフ氏が独立して新チームの代表に就くとのことだ。

いずれにせよ、参戦メーカーがBMWとアウウディだけとなったDTMにはダメージが大きい。

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「年令なんて感じたことがない」と、ハミルトン(メルセデス)

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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現在のF1でキミ・ライコネン(40歳)に次ぐ第2の「高齢者ドライバー」ということになるルイス・ハミルトン(35歳)だが、本人は「年令なんて感じたことがない」と、屈託がないところをみせている。

「今まで一度も歳を取ったなんて感じたことがないよ。
体調はすこぶるいいし、体力の衰えも感じたことがない。
いまでも若手のつもりでいるからね。
そもそも僕はモーターレーシングが好きだし、毎週レースでもいいくらいさ。
ま、それでも現実を考えればいつか限界が来るのは覚悟しておかなくてはならないけど、でもそれは当分先のことさ」

その上で「最年長ドライバーなんて言われないために、ライコネンに引退しないよういくらかお小遣いを上げなくっちゃ」と、ジョークを飛ばしたチャンピオン。
しかしルクレールやフェルスタッペンらの若手が次々と契約の長期延長を果たす一方でハミルトンにはいまのところそうした噂は聞かれない。

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2020/01/27

ルノー・チーム首脳、「戦績不振はリーダー不在が原因」

Renault Team Motorhome (C)Renault Sport F1
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2019年シーズン、ワークスチームとしてのプライドに掛けてトツプ3に迫ることを目標に臨んだルノー・チームだったが、結果マクラーレン・チームの後塵を拝するランキング5位に留まることととなった。
これについてシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは「思ったような戦績が得られなかったのはテクニカル部門のリーダーが不在だったから」との分析を示した。

同チームではシーズン後半に元フェラーリ・チーム等で技術部門のディレクターを務めたイギリス・サリー州出身のパット・フライ氏(55歳)をマクラーレン・チームから獲得するなど強化を図ったが、慣例のガーデニング休暇ということもあり残念ながら即戦力には間に合わなかったようだ。

同チームのシャシー部門の拠点である英国オクスフォードシャー州エンストンでは計750名ものスタッフと共に巨額資金が投入されているということでかつての栄光を取り戻すのは大きな使命となって現場にプレッシャーを与えている。

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新規開催狙うマイアミGPに再び障害の動き

Miami GP Image (C)Hard Rock Stadium
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2021年にアメリカ第2のグランプリとして開催を窺うマイアミGPだが、ここに来てまた障害が現れたようだ。

同グランプリは当初の市街地特設コース案からアメリカン・フットボールの人気チーム『NFLマイアミ・ドルフィンズ』の本拠地として知られる『ハードロック・スタジアム』を中心としたものに変更。
さらに反対の強かったた199番街の走行を避けると共に地元学校の授業と重なる金曜日のフリー走行についても走行時間をずらすなど譲歩を迫られている。

これらによりF1の同意も売られて計画は進捗する筈だったが、マイアミ市は計画承認の是非を問う住民投票を2月に行うと発表した。
これについて主催者は「反対運動者による妨害でしかない」と反発を強めている。

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「EU離脱」で英国モータースポーツ業界に悪影響も

イギリスではいまEU(欧州連合)からの離脱が必至の情勢となっているが、その場合英国のモータースポーツ業界全般に深刻な悪影響があると危惧されている。

それはF1においても例外ではない。
そもそもシルバーストーン・サーキットは1950年の現代F1初年度から続く伝統の開催地。
加えて現在10チームあるF1チームのうち、実に7チームが事実上イギリス国内に拠点を置いているとされ、通関や物流などさまざまな要素が円滑なレース活動へ深刻な影響を及ぼしかねない。
さらにもしもEUからの労働力受け入れが制限された場合、F1チームの海外移転を余儀なくされる可能性があるのだという。

このためMIA(モータースポーツ産業協会:Motorsport Industry Association)は政府にロビー活動を通じて働き掛け、ヨーロッパとの間に格差が生じることのないよう求める運動を繰り広げているという。

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2020/01/26

松下信治、F1昇格目指し今季もF2参戦か

松下信治&角田裕毅 (C)Honda Racing
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日本で最もF1に近いドライバーの一人と目される松下信治(26歳)が、今シーズンもF1昇格を目指して『FIA・F2選手権』への参戦を目論んでいるようだ。

2019年、カーリン・モータースポーツからF2シリーズに参戦した松下信治はシリーズ・ランキング4位以上でF1昇格に必要なスーパーライセンス獲得というところだったが結果は6位で届かず、今季は日本に戻ってレース活動をするとみられていた。

ただその場合、今季ホンダは角田裕毅(19歳)を同じくカーリンを通じてF2シリーズに送り込むことをすでに正式発表していて、松下信治がどの程度支援を受けられるのかは不明だ。

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鈴鹿サーキット、デグナー部分の路面再舗装

Suzuka Circuit (C)Mercedes Motorsports
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F1日本GPの舞台である鈴鹿サーキットは、名物コーナーの一つであるデグナーの一つ目カーブの100m手前から2つ目カーブの前までの部分のアスファルト路面を再舗装したことを明らかにした。
これによりデグナーは前半と後半で路面が異なることになり、一層ドライビングを難しいものにしそうだ。

なおデグナーの名称は、1962年に行われた2輪のオープニングレースでドイツのライダー、エルンスト・デグナー選手が転倒したことに由来するる。
ただコースレイアウトの変更で当時と現在とでは形状が異なっている。

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新型ウイルス騒動が中国GP開催に影響も

Corona Virus
中国の湖北省・武漢を中心に発生した新型コロナウイルスによる肺炎騒動が、F1中国GPの開催に影響を及ぼすかも知れない懸念が高まってきた。

同ウイルスの感染による死者・患者は日に日に増大、中国国内の世界的な観光地も閉鎖されるなど影響が広まっている。

このため武漢は閉鎖、中国自動車連盟は3月末までのすべての大会を中止したと伝えられている。
いまのところ4月19日に上海サーキットで行われるF1中国GPについての決定はないが、このまま新型肺炎に収束がみられない場合、延期ないし最悪中止ということも考えられるとのことだ。

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2020/01/25

アルファロメオの2020年新型車は2月19日(水)に発表へ

Alfaromeo C38 (C)Alfaromeo Racing
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ザウバー・チームからアルファロメオ・レーシングとなって2年目のシーズンとなる2020年、新型車発表を来たる2月19日(水)に行うことを明らかにした。
場所はシーズン前テストがスタートするスペインのバルセロナ・サーキット、テストに先駈けてお披露目される予定で、これは去年と同じスタイルということになる。
マシン名もザウバー時代からの方式を踏襲したもので今回は『C39』ということになる。
ドライバーは引き続きキミ・ライコネン&アントニオ・ジョビナッツィというドライバー・ラインナップで戦われる。

『C39』は最初のクラッシュテストをクリアできなかったと伝えられているが、これについて同チームのフレデリック・バッサー代表は「完全に新しいマシンを用意したため」と一蹴している。

【2020年新型車発表予定】

日時 チーム 発表場所(予想)
2月11日(火) フェラーリ フィオラノ
2月12日(水) ルノー パリ
2月12日(水) レッドブル ザルツブルグ
2月13日(木) マクラーレン ウォーキング
2月14日(金) アルファタウリ ザルツブルグ
2月14日(金) メルセデス シルバーストーン
2月17日(月) レーシング・ポイント オーストリア
2月19日(水) アルファロメオ・レーシング バルセロナ

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ピレリタイヤ首脳、「2020年のタイヤテストは重要」

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤは、昨年の反省も踏まえて「2020年のタイヤテストの重要性」を説いた。
これは同タイヤでヘッド・オブ・カーレーシングの要職を務めるマリオ・イゾーラ氏が英専門誌に語ったもの。

昨年は2回の合同テストと選抜されたチームによる持ち回りテストで開発が進められたが、結果的に最終テストで新型車開発の2020年用タイヤの採用が否決される事態となった。
こうしたことを受けてか、今年は翌年にいよいよ18インチ径タイヤが導入されることもあり、全10チームがタイヤテストを行うことで合意している。

イゾーラ氏は「今年のテストは忙しいものになる。
タイヤの開発テストに全10チームがあたるといのはとても前向きで重要なことだ。
最後となるアブダビ合同テストの時には2021年のタイヤの最終確認が行われなくてはならない。
テストは12月始めで、翌年のシーズン前テストは2月なので時間は多くない」と、引き締めた。

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F.ブリアトーレ氏、「ルクレールとフェルスタッペン走らせたい」

Flavio Briatore (C)Renault F1 UK
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かつてベネトンではミハエル・シューマッハを、ルノーではフェルナンド・アロンソをそれぞれ世界チャンピオンに育て上げたフラビオ・ブリアトーレ氏(69歳:イタリア)は、「ルクレールとフェルスタッペンとを同じチームで走らせたい」と、元チーム代表らしい夢をイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』に語った。

「レッドブルがいち早くフェルスタッペンとの契約を長期延長したのは正しい判断だった。
これによりホンダに対しても2022年以降の供給を迫ることができるからね。
同様に、フェラーリがルクレールとの契約を延長したのも賢明なことだ。
私自身、もし今いずれかのチーム運営を任されたなら、ルクレールとフェルスタッペンを走らせたいと思っているからね。
いずれF1には彼らの時代がやって来ることだろう」

その上でブリアトーレ氏は「フェルスタッペンが成功するには口を慎まなければいけない」として、以前ドライバーの立場でフェラーリ・チームの不正疑惑を指摘したことを諫めた。

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2020/01/24

レッドブル・ホンダ、『エクソンモービル』との契約延長

David Tsurusaki/Exxon Mobil (C)RedBull Racing
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レッドブル・グループは、大手石油会社である『エクソンモービル』との間で結んでいるテクニカル・パートナーシップを延長したことを明らかにした。
契約は複数年ということで詳細は明らかにされていない。

現代のF1では燃料やオイル等もPU(パワーユニット)やギヤボックスのパフォーマンス発揮に密接な関係を持っていて、エクソンモービルでグローバル・モータースポーツ・テクノロジーマネージャーを務める日系アメリカ人のデビッド・ツルサキ氏は、今後のさらなるホンダとの共同作業に自信をみせている。

なお供給する石油会社は各陣営によって異なり、メルセデスはペトロナス、フェラーリはシェル、ルノーはBPカストロールとそれぞれ契約していて、さながらF1代理戦争の様相もみせている。

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2020年シーズンの中団チーム争いはさらに激化へ

2019 Scene (C)Scuderia Toro Rosso
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2019年シーズン、前半戦で計8回の入賞を果たすなど活躍の予感を窺わせた新生アルファロメオ・レーシング(前ザウバー)だったが、後半になると少々失速、入賞5回に留まった。
チームではその理由をマシンの熟成が進み、中団チームどうしの争いが激化したためと分析した。

しかし同チームのアントニオ・ジョビナッツィ(26歳:イタリア)は「2020年、この傾向はさらに強くなる」との見方を示した。
「もちろん僕たちもさらにマシンを改善させてて戦闘力をアップさせるつもりだけど、それはどのチームも同じだからね。
何より、レギュレーションが去年と変わっていないのでみんな熟成が進む筈。
それにドライバーの変動もほとんどないのでその意味で条件は(火)期次がれることだろう。
結果、中団チームにとって今年はさらに厳しい戦いということになるよ」

そのアルファロメオは2020年新型車による最初のクラッシュテストに失敗したということで、一時緊張が走ったことが報じられている。

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オーストラリア森林火災でF1チャリティ・オークション

Image
グランプリ開幕戦の舞台であるオーストラリアで広がる大規模森林火災の被害を受け、F1がチャリティ・オークションを行う計画を進めている。

オーストラリアGPの主催者は「メルボルンと火災の被害地とは離れていてグランプリの開催に影響があることは考えられない」としているが、すでにハミルトン(メルセデス)などは個人的に寄付を行っていることがわかっている。

チャリティ・オークションには、各チームやドライバーの協力の下、様々な商品が出品される予定で、中にはレアで高額のプライスが付けられるようなものもあるということだ。
またオーストラリアGPの週末にはファンをセーフティカーに同乗させたり、ドライバーと食事を共にするなど体験的なプログラムも用意されるという。

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2020/01/23

マイアミGP、環境を考慮しコースレイアウト変更へ

Miami GP Image (C)Hard Rock Stadium
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2021年シーズンの初開催を狙うマイアミGPの主催者は、反対運動の理由に挙げられている環境問題に配慮し、コースレイアウトの一部変更する方針を明らかにした。

マイアミGPはアメリカン・フットボールの人気チーム『NFLマイアミ・ドルフィンズ』の本拠地として知られる『ハードロック・スタジアム』を中心として計画されているが、今回伝えられたところでは、地元住民の生活を考え反対のあった199番街の走行を避けること、また地元学校の授業と重なる金曜日のフリー走行についてもこちらは走行時間をずらすというもの。
具体的には午後3時以降に金曜日の走行が繰り下げられる予定という。

これまでアメリカではワトキンスグレンやラスベガス、さらにロングビーチ、インディアナポリスなどでグランプリが開催されてきたが、現在はオースティンのみで、F1オーナーであるリバティ・メディアもアメリカにもう一つのグランプリをと、前向きだ。
しかしマイアミには根強い反対運動もあり、計画は難航が続いている。

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レーシング・ポイントの新型車発表は2月17日(月)に

Racing Point 『VJM11』 (C)Racing Point
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レーシング・ポイント・チームは、2020年シーズンを戦う新型車『VJM12』(仮称)の発表を来たる2月17日(月)に行うことを明らかにした。
同チームのベースは多くのF1チーム同様イギリスにあるが、発表場所はチームの主要スポンサーである『BWT』の本社所在地であることからオーストリアが選ばれたということだ。

同チームは2020年もセルジオ・ペレス&ランス・ストロールというドライバー・ラインナップが予定されている。

【2020年新型車発表予定】

日時 チーム 発表場所(予想)
2月11日(火) フェラーリ フィオラノ
2月12日(水) ルノー パリ
2月12日(水) レッドブル ザルツブルグ
2月13日(木) マクラーレン ウォーキング
2月14日(金) アルファタウリ ザルツブルグ
2月14日(金) メルセデス シルバーストーン
2月17日(月) レーシング・ポイント オヘストリア

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マクラーレン、「再び優勝争いするのは2022年以降」に

Zak Brown (C)McLaren Group
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2012年の最終戦(ブラジルGP:バトン)以来、実に7年の長きに渡って優勝から遠ざかっている名門マクラーレン・チームだが、再び優勝争いに加わるようになるのは2022年以降になるとしている。

スペインの『マルカ』紙にそう語るのはマクラーレン・グループのCEO(最高経営責任者)を務めるアメリカ出身のビジネスマンであるザク・ブロウン氏(45歳)だ。

「現実問題、今年すぐにわれわれが昔のような輝きをみせるというのは困難な話だ。
レギュレーションもほとんど変わらないし、勢力図に大きな変化はないだろう。
この世界に特効薬はなく、一歩ずつ着実に歩みを進めるしか方法はないが、われわれはいまそれを果たそうとしている。
シーズンが始まれば、世間のわれわれを見る目は変わってくるだろう」

その上で、F1レギュレーションが大きく変更される2021年からは注目すべき動きが現れると胸を張った。

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レーシング・ポイント代表、「成果挙げるには時間が必要」

Racing Point 『VJM11』 (C)Racing Point F1
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2009年に当時のフォース・インディアのCOO(最高執行責任者)に就任、現在のレーシング・ポイントでも代表を務めるオットマー・サフナウアー氏だが、このところいまひとつ戦績が挙がらないことに釈明を余儀なくされている。

これについてサフナウアー代表は「F1というレースは簡単に状況を変えられる世界じゃない。
あのメルセデスでさえ成功を掴むまでには長い時間を必要としたではきないか。
われわれも結果を出すまでにはまだ時間が掛かる」と、釈明。

かつて深刻な財政難に陥った同チームだが、カナダの富豪で同チームのレースドライバーでもあるランス・ストロールの父親ローレンス氏の出資により財政面は改善が図られたとされる。
しかしそれでも一向に戦績が向上しないことでもう一人のドライバーであるセルジオ・ペレスからも最後通牒が突きつけられる状況に。
2017年にはランキング4位までジャンプした同チームだが、一昨年、去年ともランキング7位と不本意な成績に留まっている。

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2020/01/22

ハースF1、2020年マシンは再び元のカラーリングに

2018 Scene (C)Haas F1 Team
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2019年、タイトル・スポンサーに迎えた『リッチ・エナジー社』のコーポレイテッドカラーである黒地にゴールドのストライプを配したカラーリングで戦ったハースF1チームだが、2020年は変更されるようだ。

これはドイツの専門誌である『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、それによれば2020年のカラーリングは再び2018年シーズンでまとったグレー地に赤いアクセントを入れたオリジナルなものに戻される見込みという。

昨年リッチ・エナジーは商標権訴訟で敗訴するなどしてタイトル・スポンサー契約が解消になるなど混乱の原因となっていた。

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フェラーリの新型車発表は三色旗(トリコロール)発祥の地で

『Teatro Valli』 (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームは、今年の新型車発表を本拠地マラネロの本社から、約30キロ離れたレッジョ・エミリア市にある歴史的なヴァリ市立劇場(Teatro Valli)で行うことを明らかにした。
カーテンは2月11日(火)の現地時間18時30分に上がり、ファンはフェラーリのデジタルプラットフォームでストリーミングしながらプレゼンテーションをライブでフォローできるということだ。

説明によればこの地は、イタリアの国旗(緑・白・赤のトリコロール)が223年前の1797年に制定された由緒あるものなのだという。

発表後、フェラーリの2020年新型車はスペインに運ばれ19日(水)からのシーズン前テストに投入される。

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アゼルバイジャンGP、思惑通りの『経済効果』

2019 Scene (C)Redbull Racing
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2016年に初開催(この年はヨーロッパGPの名称)、以来4年間に渡ってバクー市街地コースを舞台に行われているアゼルバイジャンGPだが、世界的には目立たないこのコーカサスの国に思惑通りの経済効果を生み出しているようだ。

これは同グランプリの主催者であるBCC(バクー・シティ・サーキット)が明らかにしたもので、それによれば大手会計会社に試算させたところこの4年間で総額5億ドル(約550億円)もの経済効果があったと推定されたという。
とはいえ逆にリバティ・メディア側に支払われた開催権の金額(かなり高額と推定されている)については明らかにされておらず、果たしてバランスが取れているのかは不明だ。

ただアゼルバイジャンGPの開催契約は2023年までの長期に渡って結ばれているため、万一赤字であれば到底持ち堪えられないことだろう。

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エクレストン氏、「メルセデスは供給者に徹することも」

Rolex/B.Ecclestone (C)Rolex SA
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元FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表でF1の最高経営責任者だったバーニー・エクレストン氏が、メルセデスAMGチームの将来について独自の見解を示して注目を集めている。

それによれば2021年に予定されるF1改革の後、メルセデスはワークスチームとしての三戦を終え、エンジン・サプライヤーに徹すべきというもの。
それを裏付けるのか、メルセデスはまだ2021年以降の新コンコルド協定にサインをしていないことが挙げられている。
またその場合、トト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが代表となって別な形でのF1チームに生まれ変わる可能性を指摘した。

その一方、アストンマーティンの買収に動いているカナダの富豪ローレンス・ストロール氏も現在言われているレーシング・ポイントの支配よりも、可能性があるのであればメルセデスAMGチームのほうに関心を示しているとされる。

ただライバルのこうした動向については例の如くフェラーリが強い警戒心を隠しておらず、予断を許さない様相だ。

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2020/01/21

リバティ・メディア、ブラッチス氏の離脱を正式発表

Liberty Media F1
F1オーナーであるリバティ・メディアは先に報じられた通り、ビジネス部門の責任者を務めていたアメリカ生まれのビジネスマンであるショーン・ブラッチス氏が1月末で離脱することを正式発表した。

ロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターと並んでチェイス・キャリー/CEOを支えてきたブラッチス氏は、2017年から現在の職務に就き、グランプリの開催交渉やスポンサー契約、そして放送契約の交渉などで貢献してきたが、妻や4人の息子の家族との時間を過ごすためアメリカに戻ることを希望したということだ。

ブラッチス氏は「F1に携わったこの3年間は信じられない体験だった。
この世界で働く人たちの並々ならぬ努力と献身に感謝の気持ちで一杯だ」と、振り返った。

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マクラーレン、フェルナンド・アロンソとの関係終了へ

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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マクラーレンは、昨年までグループのアンバサダーとして契約していたフェルナンド・アロンソ(38歳:スペイン)との関係を終了することがわかった。

2005・2006年にルノー・チームで2度のF1チャンピオンに輝いたアロンソはフェラーリ等を経て2015年からマクラーレン・チームに復帰、しかしホンダ・パワーとのパートナーシップがうまくいかなかったこともあり、2018年シーズンを最後にF1から身を引いていた。

2019年はマクラーレン・グループのアンバサダーとしてプロモーション活動等を行っていたが、契約満了を機に更改がなかったもの。
なお今年はすでにトヨタ・チームからダカールラリーに参戦するなどしている。

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ラティフィ(ウィリアムズ)はロズベルグのカーナンバー6に

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、ただ一人のルーキーとしてウィリアムズ・チームからF1デビューを果たすニコラス・ラティフィ(23歳:カナダ)のカーナンバーが『6』になることが明らかとなった。

カーナンバー6は元メルセデスAMGチームで2016年にチャンピオンとなったニコ・ロズベルグが使用していたもので、同選手の引退後は使われていない番号。
すでに規定の2年が過ぎているため選択が可能になっていたもの。

実はトロント出身のラティフィにとって6という番号は意味があるものなのだという。
というのもトロントの市外局番には基本的に6が使われているため、『The Six』というニックネームがあるためなのだそうだ。

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ルノー・チーム、F1活動継続は「2021年改革案」次第

Renault 『RS11』&『R25』 (C)Renault F1 UK
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2016年のF1復帰以来、今年で5年目のシーズンを迎えるルノー・チームだが、2021年以降の将来的な活動についてはまだ明確でない。
これについて同チームのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、F1活動継続は現在検討が進められている「2021年改革案」次第であることを強調した。

F1は昨年10月に2021年の基本的なレギュレーションを発表。
その後、関係者の間で特に商業的な権利に関する覚え書き(コンコルド協定)について詰めが行われている際中。
とりわけ期待が掛かるのは積年の課題であるF1コスト削減で、ルノー・チームを含めとりわけ中団以下のチームでは活動の根幹に関わる事柄として重要視されているものだ。
ワークスチームの中では予算規模が小さいと言われるルノーでさえ、F1活動継続を上層部に納得させるには大きなファクターになっているのは間違いないところ。
万一この改革が失敗するとF1参戦チームが激減する可能性もあり、事態の行く末に関心が集まっている。

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2020/01/20

ハミルトン、メルセデスとの契約延長で基本合意か

Mercedes Team (C)Mercedes Motorsports
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2021年以降の去就がまだ明確でなかったメルセデスAMGチームの王者ルイス・ハミルトン(35歳:イギリス)だが、2022年まで同チームとの契約を延長することで話し合いがまとまりつつあると伝えられた。

これを報じたのはイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』で、それによれば両者の交渉はすでに最終段階ということだ。

メルセデスですでに5回のチャンピオンを獲得したハミルトンには、F1最後の花道としてフェラーリ・チーム入りを考えているとの噂が絶えなかった。
事実、昨年末にはフェラーリのジョン・エルカン会長と密談したシーンが目撃されるなど噂を裏付けるニュースが後を追っていた。

しかし移籍候補先のフェラーリではルクレールが契約を長期延長する一方、メルセデスでハミルトンの後任として名前が挙げられていたフェルスタッペンもレッドブルへの長期残留が決まるなど外堀が埋まりつつある状況となっていた。

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アルファロメオの新型車、今度はクラッシュテストをクリア

Alfaromeo C38 (C)Alfaromeo Racing
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アルファロメオ・レーシングの2020年シーズンを戦う新型車『C39』(仮称)が、イタリア・ミラノにあるCSI施設で行われたFIA(国際自動車連盟)のクラッシュテストを無事クリアしたことが伝えられた。

非公表ながら、同チームでは先に行われた最初のテストではマシンが損傷し、失敗に終わったとみられていたもの。
同チームでは新しいシーズンに向けてフロント部のデザインを大幅に変更したということで、その結果前面衝突試験で失敗したようだ。

同チームの新型車発表予定はまだ公表されておらず、前年同様2月19日(水)から始まるシーズン前テストの地(バルセロナ・サーキット)でお披露目されるとの見方が強い。

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大不振のウィリアムズ・チーム、それでも今季予算確保の報

Williams Factory (C)Williams F1
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昨シーズン、チーム創設以来となる大不振に見舞われたウィリアムズ・チームは、ランキング最下位となる成績に加えスポンサーを失うなど苦境に立たされた。
しかしそれでも同チームは今シーズンを戦うだけの予算は確保したとのことだ。

これは同チームの創設者フランク・ウィリアムズ氏の長女でもあるクレア・ウィリアムズ副代表(43歳:イギリス)が明かしたもの。
それによればロバート・クビサの離脱と共にポートランドからのスポンサー複数を失ったものの、タイトル・スポンサーである『ロキット』の継続やいくつかの新スポンサーを獲得。
さらにフォーミュラEシリーズにバッテリーを供給するなどした関連会社の『WAE』(ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング)の株式を売却するなどして予算を工面したとのこと。

わずか4年前の2015年には257ポイントを獲得、ランキング3位だったプライベートの名門も昨季はわずか1ポイントのみという屈辱を味わった。

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2020/01/19

リバティ・メディアのキーパーソンが離脱へ

Liberty Media F1

F1オーナーであるリバティ・メディアでチェイス・キャリー/CEOの右腕として運営の重要な部分に携わっていたショーン・ブラッチス氏が離脱すると報じられている。

リバティ・メディアは長年続いたバーニー・エクレストン氏による運営から2017年に株式を購入してF1を引き継いだが、現場の責任者であるロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターと並んで、ビジネス部門の責任者を務めていたのがアメリカ生まれのビジネスマンであるブラッチス氏だった。

しかし最近はロンドンにあるリバティ・メディアのオフィスに顔を見せないことから離脱するのでは、との噂が広まっていたもの。
イギリス・メディアによれば近く体制変更が正式発表される見通しとのことだ。

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S.ドメニカリ氏、「ハミルトンのフェラーリ加入説」に否定的

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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噂が絶えないハミルトン(メルセデス)の2021年フェラーリ移籍説に、かつて同チームで代表を務めたステファーノ・ドメニカリ氏が否定的な見解を示している。

そもそもこれはジョン・エルカン会長(フェラーリ)が昨年末ハミルトンとの接触を目撃されたことから、現在の契約が2020年で満了した後メルセデスを離れ跳ね馬チームに移籍する密約を結んだのでは、との噂がささやかれているもの。
しかし現在ランボルギーニ社のCEO(最高経営責任者)を務める54歳のイタリア人ドメニカリ氏は、「フェラーリはルクレールを中心とするチームを造り上げようとしていることか
らハミルトンの加入はプラスにはならない」と、イタリアのテレビ局『スカイ・イタリア』で噂を打ち消す見方を示した。

またハミルトンの後任としてメルセデスへの移籍も取り沙汰されたフェルスタッペンもすでにレッドブルと長期の契約延長を果たしており、情勢は当時とは変わりつつあるようだ。

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ルクレール弟、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)入り

Arthur & Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
フェラーリ・チームはアーサー・ルクレール(19歳:モナコ)が2020年シーズンのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)メンバーに加わったことを明らかにした。
アーサーは同F1チームのレースドライバーであるシャルル・ルクレールの弟。

昨季ザウバーのジュニア・チームに籍を置きながらUSレーシングからドイツF4シリーズに参戦したアーサーは1勝を含む7回の表彰台、2回のファステストラップを記録してランキング3位を獲得。
2020年はプレマ・パワーチームからフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権に参戦予定となっている。

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2020/01/18

サウジアラビア、2023年グランプリ開催に名乗り

Saudi Arabia Flag (C)Williams F1
中東の雄・サウジアラビアが2023年からのF1グランプリ開催に名乗りを挙げた。

それによればコースは首都リヤドの近郊約30マイル(約48キロ)の山脈をバックにした地に建設中の大規模商業施設の隣接地に計画、F1開催に必要なFIA(国際自動車連盟)の『グレード1』を獲得するレベルの新設サーキットが候補。
サーキットはベネトンやマクラーレンで走った元F1ドライバーのアレクサンドル・ブルツ氏は(オーストリア)が監修にあたっているとのこと。

ただ現在グランプリは史上最多の年間22戦の多きを数えており、新規開催は容易なことではないとみられる。

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アルファタウリの新型車、クラッシュテスト合格

2019 Image (C)Scuderia Toro Rosso
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アルファタウリ(前トロ・ロッソ)は2020年シーズンを戦う新型車がFIA(国際自動車連盟)によるクラッシュテストをクリアしたことを明らかにした。

クラッシュテストについては全チームが公開するものではないが、2020年についてはすでにフェラーリ・チームがクリアしたことを公表、一方アルファロメオ・レーシングは非公表であるものの最初のテストで失敗した伝えられている。

今季、アルファタウリのマシンは同じホンダ製パワーユニットを搭載するレッドブル『RB15』の前年のパーツを多く流用するとしており、いち早いクラッシュテスト・クリアとなった。

新型車は2月14日(金)にオーストリアのザルツブルグで正式発表される予定。
同チームは来季もクビアト&ガスリーというドライバー・ラインナップでいくものとみられ、すでにクビアトがシート合わせを完了したとも伝えられている。

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王者メルセデスAMGチームの新型車発表は2月14日(金)に

Mercedes W10 (C)Mercedes Motorsports
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今年も王者として新しいシーズンを迎えるメルセデスAMGチームは、2020年を戦う新型車『W11』(仮称)の発表を来たる2月14日(金)に行うことを明らかにした。
場所はイギリスGPの開催地でもあるシルバーストーン・サーキットで、プロモーション撮影でお披露目をした後、直接コースインしてシェイクダウン・テストを行うという簡素なスケジュール。
これはこれまでのところアルファタウリと並んで最も遅い日程となっている。

なお当日はバレンタインデーということもあってか、このリリースには『True Love』(真実の愛)というタイトルが付けられている。

【2020年新型車発表予定】

日時 チーム 発表場所(予想)
2月11日(火) フェラーリ フィオラノ
2月12日(水) ルノー パリ
2月12日(水) レッドブル ザルツブルグ
2月13日(木) マクラーレン ウォーキング
2月14日(金) アルファタウリ ザルツブルグ
2月14日(金) メルセデス シルバーストーン

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ホンダF1首脳、アルファタウリの戦闘力アップを確信

Powered by Honda (C)Scuderia Toro Rosso
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今シーズン、トロ・ロッソはアルファタウリに名称を変更して戦うが、ホンダF1とのパートナーシップも3シーズン目となりさらなる戦闘力アップを期している。

伝えられるところでは、昨季3勝を記録する戦果を挙げたレッドブル『RB15』のパーツを多く流用することでパフォーマンスアップを図るということだ。
両車は同じホンダ製パワーユニットを搭載するということもあり、元々共通点は多いとみられる。

これについてホンダF1の田辺豊治/テクニカルディレクターは、次のように期待を語った。
「昨シーズン、トロ・ロッソのマシンは2回の表彰台を獲得するなど上向きの姿勢をみせた。
実際、コンストラクターズ6位という結果は同チームにとってこれまでにない好成績ということになる。
今年は成功した『RB15』をベースにしてさらに前進するものと確信している」

同氏はまた昨年スタートした現在の「2チーム供給体制」が功を奏していることを強調した。

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2020/01/17

レッドブル首脳、「今季タイトル争いには6勝以上必須」

Powered by Honda (C)Scuderia Toro Rosso
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昨シーズン前、「年間5勝」を宣言したレッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーだが、今シーズンはさらに一つ積み上げた「年間6勝」以上をタイトル争いの最低ラインとして挙げた。

「今年タイトル争いを繰り広げ、メルセデスと戦うにはレッドブルの総力を掛けなければならない。
彼らを打ち負かすには年間6勝は必須だろう。
そしてそれは可能なことだと私は考えている。
ホンダは年々着実にそのポテンシャルを上げている。
彼らは今シーズンも開幕からきっと成果を出してくれる筈だ。
そうなればわれわれに言い訳はできない。
そのためにはわれわれ自身が十分戦闘力のあるクルマを造り上げなければならないよ」と陣営を鼓舞。
同時にホンダに対しても勝利へのプレッシャーを与えた様相だ。

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女性だけの『Wシリーズ』、米GP等でF1との併催決定

FIA
女性だけのレースシリーズである『Wシリーズ』が2020年はアメリカとメキシコの両グランプリでF1と併催されることがわかった。
これはF1マネージング・ディレクターを務めるロス・ブラウン氏が明らかにしたもので、両グランプリはいずれもF2やF3が併催されないため、これらに替わるサポートレースとして行われるという。
(Wシリーズは通常DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のサポートレースとして行われている)

プラウン氏は「WシリーズはFIA(国際自動車連盟)にとつても将来性ある重要なレース。
アメリカ&メキシコ両レースの観客が、その魅力にとらわれ発展に寄与することを期待したい」と、人気向上に意欲をみせた。

なお先にウィリアムズ・チームのテストドライバーとして発表されたジェイミー・チャドウィック嬢は2019年の初代Wシリーズ・チャンピオンでもある。

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レーシング・ポイント、ホンダ・パワーにスイッチの可能性

Aston Martin/Redbull (C)RedBull Racing
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現在メルセデス・パワーで戦うレーシング・ポイント・チームだが、2021年にはホンダ製パワーユニットスイッチするのではないか、という噂が流れている。

世界的経済報である『ブルームバーグ』によれば、同チームのオーナーであるローレンス・ストロール氏の計画ではまず現在レッドブル・レーシングのタイトル・スポンサーを務めるアストンマーティンを買収。
その後、アストンマーティンをレーシング・ポイントのタイトル・スポンサーに据えると共に2021年シーズンからホンダ製パワーユニットの搭載を目指すというもの。

ただアストンマーティン社の買収には総額2億ポンド(約286億円)という巨額資金が必要とされ、さしものカナダの大富豪ローレンス氏も単独ではなく中国企業との共同運営を考えているということだ。
なお衆知のようにローレンス氏はレーシング・ポイントのレースドライバーであるランス・ストロールの父親である。

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2020/01/16

ウィリアムズム、ロイ・ニッサニーをテストドライバーに

Roy Nissany (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは2020年シーズンのテストドライバーとしてロイ・ニッサニー(25歳:イスラエル)を起用することを正式発表した。
これによりニッサニーはシミュレーターによる開発の他、年間3戦のグランプリで金曜日のフリー走行に出走することになるという。

かつてザウバー・チームでもテスト走行の経験があるニッサニーは昨年末のアブダビ合同テストでもウィリアムズ・チームでテストをしている。
(父親チャノック氏もミナルディ・チームで金曜フリー走行に出走経験を持つ)
珍しいイスラエルの出身ということで母国から新たなスポンサーを持ち込むことが伝えられている。

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ルノー・チームの2020年新型車発表は2月12日(水)に

Renault 『R.S.19』 (C)Renault F1 UK
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ルノー・チームは2020年シーズンを戦う新型車『R.S.20』(仮称)を来たる2月12日(水)に発表することを明らかにした。
場所はフランス・パリにあるルノーのアトリエとなる。

当日は2020年も同チームのドライバーを務めるダニエル・リカルドとエステバン・オコン両ドライバーが立ち会ってお披露目が行われる予定。

マシンは発表後、スペインに運ばれ19日(水)からのバルセロナ合同テストに備えるということで、昨年のランキング5位からさらなるアップを狙う。

【2020年新型車発表予定】

日時 チーム 発表場所(予想)
2月11日(火) フェラーリ フィオラノ
2月12日(水) ルノー パリ
2月12日(水) レッドブル ザルツブルグ
2月13日(木) マクラーレン ウォーキング
2月14日(金) アルファタウリ ザルツブルグ

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オランダの先輩ドライバー、フェルスタッペンの契約延長歓迎

Jan Lammers (C)A1GP
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いよいよ1985年以来の復活開催となるオランダGPだが、同国出身のF1ドライバーであるヤン・ラマース氏(63歳)は、後輩にあたるマックス・フェルスタッペン(22歳:オランダ)の長期契約延長を歓迎している。

「フェルスタッペンがレッドブルとの契約を延長したことには喜んでいるよ。
なぜならこれは彼がレッドブルの戦闘力を評価したからこそのもので、それはおそらくホンダがこれからもF1に関わるということの裏付けなんだろう。
フェルスタッペンのオランダでの人気は絶大のもので、これでオランダGPの成功は間違いないものになる筈さ」

ラマース氏は来たるオランダGPの開催責任者で、フェルスタッペンの去就はまさにその成功を左右する重要なファクターの一つと言えそうだ。

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2020/01/15

ピレリ、「2020年のF1は単調になる」と開き直り

Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤでは、複数回に渡る事前テストの結果、用意された2020年仕様の新型タイヤは採用されず、旧式スペックである2019年仕様のものが引き続き踏襲されることになった。
しかしこれについて同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは次のようにオランダの『リムブルガー』紙で「警告」している。

「2019年のタイヤを引き続き使うというのであれば、それは止むを得ないことだ。
彼ら自身が使うものだからね。
しかしわれわれが納得しているか、といえば残念ながらそうではない。
私は彼らの判断は誤っていると思うがね。
2020年のF1は予想がつけやすくなったことだろう。
なぜならタイヤという不確定要素がなくなったからだ。
この結果、2020年のF1は昨年よりも魅力を欠いたものになることだろう」

多くの修羅場を経てきたタイヤマンにとって2020年タイヤが否定されたことはプライドが許さないことだろう。

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ルクレール(フェラーリ)、無断スカイダイビングで叱責

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
フェラーリ・チームのシャルル・ルクレールが、チームに無断でスカイダイビングをしたとして叱責処分を受けていたことがわかった。
これはフェラーリの地元イタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたもの。

それによればチームとの契約に「危険な行為はしない」との条項があり、不明な場合には事前に確認を取ることが義務付けられているのだという。
しかしルクレールは「スカイダイビングがこれに該当するとは考えが及ばなかった」として相談せずに休暇先の中東ドバイで敢行したものという。

フェラーリ・チームの次期エースとして期待されるルクレールは、2024年まで長期の契約更新を果たしたばかり。
年棒も3倍増になったとされる跳ね馬チームの秘蔵っ子だ。

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クビサ(アルファロメオ)、フリー走行5回出走へ

Robert Kubica (C)Williams F1
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昨シーズン末でウィリアムズ・チームを離脱したロバート・クビサ(34歳:ポーランド)は今季アルファロメオ・レーシングのリザーブドライバーを務めることが決まっているが、その一環としてグランプリの金曜日フリー走行に計5回出走することを明らかにした。

どのグランプリになるかは今後調整するとのこと。
それ以外では開発ドライバーとしてシミュレーターによるデータ採りやテストに傘下することになっている。

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2020/01/14

マクラーレン・チーム、2月13日(木)に新型車発表へ

McLaren 『MCL34』 (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームは2020年シーズンを戦う『MCL35』(仮称)を来たる2月13日(木)に正式発表することを明らかにした。
場所はファクトリーのある本拠地・英国ウォーキングのテクノロジー・センターになるとみられるが、まだ詳細は明らかでない。

この日程はいまのところフェラーリ、レッドブルに続くもので3番目ということになる。
なお同チームは来季もカルロス・サインツ&ランド・ノリスというドライバー・ラインナップが継続される。

【2020年新型車発表予定】

日時 チーム 発表場所(予想)
2月11日(火) フェラーリ フィオラノ
2月12日(水) レッドブル ザルツブルグ
2月13日(木) マクラーレン ウォーキング
2月14日(金) アルファタウリ ザルツブルグ

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フェラーリ2020年新型車、クラッシュテスト・パス

2019 Image (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームは2020年シーズンを戦う新型車(開発コード:P671)がFIA(国際自動車連盟)のクラッシュテストをクリアしたことを明らかにした。

テストは母国イタリア・ミラノにあるCSI施設において全15項目に渡って行われ、新型車は無事2020年のホモロゲーションを獲得したとのことだ。

同チームの新型車はいまのところ全チームで最も早い2月11日(水)に発表が予定されている。

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ザンドフールトの最終コーナーバンクに高い関心

Zandvoort Circuit
今シーズン、オランダでは実に1985年以来となるオランダGPが復活する。
その舞台は当時とおなじく同国北部の北海に面した伝統あるコース『ザンドフールト』となる。
しかし今回の大幅コース改修で、最終コーナー(アリ・ルィエンダイク)部分に最大18度のバンク角が設けられることが決まっていてその影響について各方面で関心が高まっている。

最終コーナーはその名の通りメインストレートに繋がるコーナーであるため、実際のグランプリでは1コーナーに向けてのDRSゾーンとなり、リヤウィングは解放される予定。
現在のグランプリでDRSを外して走り抜けるバンクコーナーというのは存在せず、果たしてどのようなシーンが演出されるのか必見だ。
注目のオランダGP決勝は5月3日(日)に行われる予定。

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2020/01/13

F1技術責任者、「2019年の空力変更は誤り」

Image (C)Pirelli Motorsport
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F1で技術部門の責任者であるチーフ・テクニカル・オフィサーを務めるパット・シモンズ氏はまた2019年のレギュレーションについて次のように振り返った。

「2019年は、前年のレース展開からよりオーバーテイクシーンを増やすためエアロダイナミックスの変更、具体的にはフロントウィングのデザイン変更を行った。
しかし結果的にはこれは誤りだったと言わざるを得ない。
後続のマシンは前車に接近すると急速にダウンフォースを失い、不安定な走行を強いられてしまうこととなった。
この変更は2021年に実施されるF1改革の一環として行われたものでもあるのでこれはわれわれにとって正直痛手となった。
しかしさらに改善できると確信はしているよ」

もし2021年にも現在のような大きなマシン間ギャップがあると、F1への関心を失うことにもなりかねないと懸念されている。

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アルファタウリは基本昨年のレッドブル『RB15』パーツ流用

Powered by Honda (C)Scuderia Toro Rosso
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これまでのトロ・ロッソから2020年は新生『アルファタウリ』となって参戦するレッドブルの姉妹チームは2020年の新型車『STR15』(仮称)を来たる2月14日に発表することになっているが、その多くに2019年のレッドブル『RB15』のパーツが流用される見込みであることがわかった。

これは同じホンダ製パワーユニットをむ搭載した2019年にも行われた手法で、アルファタウリにとってはコストや製作時間の短縮になるだけでなく、すでに実績あるパーツが使用できることで即戦闘力のアップというメリットが期待できることになる。

これについてアルファタウリを率いるフランツ・トスト代表は、「レッドブルは現代F1チームの中でもトップクラスの技術力を持っている。
そのテクノロジーを効果的に活用できることは両者にメリットがあることもすでに証明されていること。
われわれはこれを活かし、トップ3のチームに追随できるよう頑張りたい」と意欲をみせた。

単独でホンダF1と組んだ2018年はランキング8位だったが、レッドブルと共通のパワーユニットになり同種の作戦を採った2019年は6位までアップさせている。

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2020/01/12

F1、ファンの興奮度を測定の試み

Tifosi (C)Pirelli Motorsport
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広範囲に渡って改革を進めているF1は、単にコース上のものだけでなく多岐に渡って新しいトライを進めているが、その一つとしてレースライブ中の観客の興奮度を測定していることが紹介された。

これはかつてルノー・チームなどでテクニカル・ディレクターとして勤務、アロンソらのタイトル獲得に貢献し現在はF1でチーフ・テクニカル・オフィサーに就くパット・シモンズ氏(66歳:イギリス)が英国内のイベントで明らかにしたもの。

それによれば観客に電極を取り付け、電気皮膚反応を測定することにより、F1ファンがどのようなステージで興奮しているかを知ることでモータースポーツとしての重要分野を解析しているということだ。

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『ユニリーバ』、ウィリアムズからマクラーレンに移行

Williams Mercedes FW42 (C)Williams F1
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2019年、ウィリアムズ・チームでスポンサーを務めていた『ユニリーバ』が今シーズンはマクラーレン・チームへと契約を移行したことがわかった、

ユニリーバはオランダとイギリスに本拠を置く世界的な家庭用品の多国籍企業。
スポンサー活動はその製品の中の制汗剤である『レクソーナ』ブランドで行われてきた。
タイトル・スポンサーではなかったものの、スポンサー料は年間1,500万ユーロ(約18億円)ともいわれる大口のもの。

今回マクラーレンと結ばれた契約では流体力学など複数年に渡る技術的なパートナーシップになるとみられている。

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ピレリタイヤ、2020年タイヤのリスクを指摘

Pirelli 2020 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2020年シーズンもF1にタイヤを独占供給することが決まっているピレリタイヤだが、同社でモータースポーツ部門の責任者を務めるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングはシーズンを前にあるリスクが存在することを指摘している。

それは先にアブダビで行われた合同テストの結果、ピレリが開発した2020年仕様のものが拒否され、2019年仕様のコンパウンド&ストラクチャーを継続させることが決まったこと。
イゾーラ氏によれば、2020年はマシンのデザインやエアロダイナミックスの改善の結果、これまでよりも高速化されると共にダウンフォースの大幅増加が予想されるため、現行の仕様ではレース中にタイヤがオーバーヒートする可能性が否定できないというもの。

これについてピレリはいまのところタイヤの空気圧の増加を徹底することで対処しようとしているが、それだけでは懸念は払拭できていないと明かす。

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2020/01/11

2020年日本GPのスタート時刻、なお協議中

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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F1は2020年シーズン各グランプリのスタート時刻を公表した。

それによれば大きな変更はなく、基本的なヨーロッパ地域でのグランプリは今年も例年通り現地時間15時10分スタートとなっているが、大陸と1時間の時差があるイギリスGPは2019年の14時10分から15時10分へと1時間戻されている。
またアメリカGPも昨年の13時10分から14時10分へと1時間遅らされている。

一方、2020年に新規開催となるベトナムGPは14時10分、オランダGPのほうはヨーロッパの通常時刻である15時10分となっている。
そんな中、唯一日本GPだけは未定でなお協議中であるとした。
(2019年は14時10分スタートだった)
日本GPについてはここ数週間のうちに追加発表するとしている。

【2020年F1スタート時刻】

No. 日程 グランプリ 現地時間 日本時間
1 03月15日 オーストラリアGP 16:10 14:10
2 03月22日 バーレーンGP 18:10 24:10
3 04月05日 ベトナムGP 14:10 15:10
4 04月19日 中国GP 14:10 15:10
5 05月03日 オランダGP 15:10 22:10
6 05月10日 スペインGP 15:10 22:10
7 05月24日 モナコGP 15:10 22:10
8 06月07日 アゼルバイジャンGP 16:10 21:10
9 06月14日 カナダGP 14:10 03:10
10 06月28日 フランスGP 15:10 22:10
11 07月05日 オーストリアGP 15:10 22:10
12 07月19日 イギリスGP 15:10 23:10
13 08月02日 ハンガリーGP 15:10 22:10
14 08月30日 ベルギーGP 15:10 22:10
15 09月06日 イタリアGP 15:10 22:10
16 09月20日 シンガポールGP 20:10 21:10
17 09月27日 ロシアGP 14:10 20:10
18 10月11日 日本GP T.B.A T.B.A
19 10月25日 アメリカGP(US-GP) 14:10 05:10
20 11月01日 メキシコGP 13:10 04:10
21 11月15日 ブラジルGP 14:10 02:10
22 11月29日 アブダビGP 17:10 22:10

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野田樹潤選手、いよいよデンマークF4へ

野田 樹潤
元F1ドライバーである野田英樹氏の娘で、日本のF4ドライバーであるJujuこと野田樹潤選手(13歳)が、支援を受ける『ミキハウス』の新春祝賀会に出席した。

野田樹潤選手は父親の影響によりわずか4歳でカートレース・デビュー、まだ13歳ながらF3やF4など本格レーシングカーの経験を持つ将来が嘱望される逸材。
既報のように2020年はデンマークに渡り、当地で行われる『デニッシュ F4チャンピオンシップ』にフル参戦することになっている。

野田氏によればこの年令で支障なくレース参戦ができることからデンマークを選んだとのこと、近く家族共々渡欧することが予定されている。
ちなみに樹潤選手の最終目標はチャンピオン父親と同じくF1ドライバーだ。

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ハミルトン(メルセデス)、豪州の森林火災に高額寄付

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F1王者であるルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が、オーストラリア南東部で深刻な被害を及ぼしている森林火災に対し、50万オーストラリアドル(約3,800万円)を寄付することを明らかにした。

これはコアウラの写真と共にハミルトン自身のSNSで明らかにしたもので、寄付金は現地の消火作業に対するものと全滅の危機に及ぶ被害を受けている動物への救助に対するものに充てられるという。
ハミルトンはさらに同調者を募っており、問題は全世界で考えるべき重要なことと訴えている。

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ジャン・トッドFIA会長、「理想のF1は全12チーム」

Jean Todt (C)RedBull Racing
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現在F1は全10チームで戦われているが、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は「理想のF1は全12チーム」との持論を展開した。

「2010年代の初期、F1は全12チームで戦われていた。
グリッドには活気があり、レースは盛り上がっていた。
今は残念ながらいくつかのチームが消え、10チームというギリギリの状態が続いている。
私はこれを再び12チーム程度に増やしたいと思っている。
そうすればF1は再び盛り上がり、才能ある若手ドライバーがF1にステップアップしやすくもなる筈だ。
そのためにもなんとか新しく参戦するチームが待たれるのだが」

実際にはF1参戦に掛かる巨額費用が新規参入しようとするチームの脚を引っ張っているというのが実状だ。

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2020/01/10

豪GP主催者、「森林火災のグランプリへの影響」否定

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F1開幕戦の舞台であるオーストラリアでは大規模森林火災の被害が拡大しているが、オーストラリアGPの主催者はグランプリへの影響は考えられないと明言した。

オーストラリア南東部では気温の上昇と共に被害が拡大していると伝えられていることから、一部のイタリア・メディアからは「今後の展開次第ではグランプリの開催にも影響が出かねない」と憂慮する声が挙がっていた。

これについて同グランプリの主催者は、「グランプリが開催されるアルバートパークがあるメルボルンと火災の被害地とは200キロから300キロも離れていてグランプリの開催に影響があることは到底考えられない。
今年のオーストラリアGPは予定通り何の問題もなく行われる」と、強調した。

ただグランプリは3月15日決勝、まだ2か月も先のことであり決して予断は許されない状況だ。

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F1解説者・今宮純さん、死去

2020年のシーズン幕開けを前に、日本のF1解説者のリーダー的存在だったモーター・ジャーナリストの今宮純さんが亡くなったことが明らかとなった。
享年70歳。

小田原出身の今宮さんは慶應義塾大学在学中からレース取材を始め、1987年のフジテレビによるF1全戦放映開始と共にテレビ解説者として活躍。
地上波が終了した昨年も最終戦までその専門知識とわかりやすい解説で親しまれた。

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ハースF1チーム代表、「2021年も小規模チームに勝ち目ない」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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F1は2021年シーズンからレギュレーションの変更やコスト削減のためバジェットキャップ(予算制限)の導入を図ってきたが、一部チームの反対により骨抜きになったとみられている。
このままでは「20212年になっても小チームに勝ち目はない」と、ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表はイギリスの専門誌『オートスポーツ』で主張している。

「いま計画されている改革で、2021年に小さなチームにも勝機が訪れると考えるのは早計立だ。
いやおそらくそんなことは訪れないだろう。
われわれのチームで言えば、この状況で私がオーナー(ジーン・ハース氏)を説得するのは困難ということ。
オーナーに引き続き巨額資金の出資をさせるには、それに見合う見返りがあるのか、彼自身が自分で納得するしかない」と、悲観的。

それでもF1チームにはまだ残された時間で効果ある改革を目指す義務があるとも訴えた。

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2020/01/09

J.チャドウィック、2020年もウィリアムズ開発ドライバーに

Jamie Chadwick (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは同チームの開発ドライバーであるジェイミー・チャドウィック(21歳:イギリス)が2020年シーズンも引き続きその職務を継続することを明らかにした。

チャドウィックは女性だけのシリーズである『Wシリーズ』の初代チャンピオン。
これにより2020年もファクトリーでシミュレーターによるマシン開発を行うと共に複数のグランプリでチームに帯同しプロモーション活動などにあたることになる。

同チームのクレア・ウィリアムズ副代表は「これからもチャドウィックと共に女性ドライバーのモータースポーツ界進出とその定着に力を尽くしたい」と、女性らしい立場で語った。

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ウィリアムズ・チーム、成績不振で財政面も苦戦

Williams Mercedes FW42 (C)Williams F1
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2019年、近年にない成績不振を囲ったウィリアムズ・チームでは、財政面でも深刻な影響を受けている。
一つにはロバート・クビサとの契約を打ち切ったためポーランドからの主要スポンサーだった「オーレン」を失ったことがある。
さらに大手スポンサーとなっていた「レクソナ」を始め、複数のスポンサーが同チームからの離脱を考えているとされる。

一方、逆にニコラス・ラティフィの起用を決めたことでカナダから「ソフィーナ」を獲得するなど新しいスポンサーの獲得も伝えられている。
同社はラティフィの父親が経営する大手食品会社だ。

それでもチームは賞金収入が激減することもあり、財政面の苦戦を認めている。
かつてフォード、ホンダ、あるいはルノー・エンジンを搭載してタイトル獲得を欲しいままにしてきた名門チームをいま深刻な状況が襲っている。

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フェルスタッペンの年棒は3年総額51億円との報道

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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既報のようにレッドブル・レーシングはエースドライバーであるマックス・フェルスタッペンとの契約をさらに3年間延長して2023年末までとしたが、その32年間の年棒総額は約51億円に達すると報じられた。

これを報じたのはイギリスの大手紙『テレグラフ』で、それによれば今回延長した契約では1年あたり約1,200万ポンド(約16億9千万円)になったとのこと。
フェルスタッペンの今年の契約では約14億7千万円と伝えられていることから、かなりのベースアップになったことになる。

ちなみに現在F1ドライバーの年棒最高額はハミルトン(メルセデス)で、1年約62億円とされている。
フェルスタッペンは2位ベッテル(フェラーリ)の約50億円、3位リカルド(ルノー)の約18億円に次ぐ4位に相当するものとみられる。

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2020/01/08

レッドブル、ホンダF1の長期参戦に後押し

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングがマックス・フェルスタッペンと2023年までの契約延長した裏には、まだ2021年までの参戦しか表明していないホンダにプレッシャーを掛けることになりそうだ。
それを示唆するのはグループで大きな影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーで、次のようにドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』に語っている。

「われわれがいち早くフェルスタッペンとの契約を約延長したことには、二つの大きな意味がある。
一つはメルセデスに対してで、もう一つはホンダに対してだ。
噂になっているようにもしハミルトンがフェラーリに移籍した場合、真っ先に標的になるのはフェルスタッペンということになるだろう。
しかし今回の契約延長はそれを今の段階で阻止したことになる。
そしてまだF1への長期コミットを決めていないホンダに対しても、お気に入りのフェルスタッペンを残留させたことは大きなアピールになるに違いない」

同氏は近くホンダとの交渉のため、日本に向け機上の人になる予定であることを隠さなかった。

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フェルスタッペン、2023年までレッドブルとの契約延長

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは同チームのエースドライバーであるマックス・フェルスタッペン(22歳:オランダ)との契約を3年間延長し、2023年末までとしたことを明らかにした。

フェルスタッペンについては2020年のパフォーマンス如何では他チーム(メルセデス?)への移籍も取り沙汰されていたが、これによりその心配はなくなったことになる。
なおホンダからのエンジン供給契約は2021年末までとなっているが、フェルスタッペンの残留にはホンダとの契約も関係してくるものとみられる。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「レギュレーションなどF1を取り巻く状況が変化する中、継続性は何より重要」と、その意義を強調した。

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「2020年は三つ巴の戦いになる」と、メルセデス首脳

Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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2020年シーズンのF1について、メルセデスAMGチームは目下の3強であるメルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルらの戦いになるとの見解を示した。
これは同陣営のトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターがF1公式サイトで語ったもの。

それによれば2020年はフェラーリ&レッドブルが戦闘力を増すことによりメルセデスにとって経験したことのない厳しいシーズンになると予測。
いずれのチームも抜きん出ることはなく、どこか一つのチームが12勝も13勝も挙げるような展開にはならないとしている。
どこにがタイトル獲得するかは予測できないとしながらも、王者はこの3チームに絞られている一方、マクラーレン・チームがこの3強に追随するだろうとも付け加えた。

2019年はフェラーリ&レッドブルのそれぞれ3勝に対し、メルセデスは計15勝を挙げてタイトル獲得を果たした。

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2020/01/07

2020年のアルファロメオ、『オーレン』カラーに

『PKN オーレン』(C)Alfaromeo Racing

ロバート・クビサ(前ウィリアムズ)の加入と共に同選手を支援する『PKN オーレン』の共同タイトル・スポンサー就任を発表したアルファロメオ・レーシングでは、2020年のマシンのカラーリングも同社のコーポレイテッドカラーである赤色に変更となる見込みだ。

これはPKNオーレンのCEO(最高経営責任者)であるダニエル・オバテック氏が明らかにしたもの。
それによればこれまでのウィリアムズ・チームとの契約とは異なり、今回は共同タイトル・スポンサーであることから同社の影響力が増しているところを強調した。
同社のコーポレイテッドカラーは赤色であるが、『C39』(仮称)は赤と白の2トーンになるとした。

2020年の同チームはライコネン&ジョビナッツィ、リザーブドライバーにクビサということになる。

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バルテリ・ボタス、「メルセデスで王座獲得」に意欲

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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2014年の大幅規則変更以来、F1両タイトルを獲得し続けているメルセデスAMGチーム。
ドライバーズ・タイトルについては2016年のロズベルグ以外、ルイス・ハミルトンが獲得し続けていて、2017年からチームメイトとして加入したバルテリ・ボタスもその例外ではなく、3年間ランキング2位以下に甘んじている。
その影響もあってかメルセデスのボタスとの契約はずっと単年契約が続いていて、本人が希望する複数年契約は叶えられていない。

これについてボタスは「本来ならチームのほうから複数年契約を持ち掛けられるようにならなければならない。
そのためには強力なチームメイトに打ち勝って、僕自身がチャンピオンにならなければならないだろう」と、説明。

今年もシーズン序盤までボタスはポールも優勝回数もハミルトンを凌ぐ数字をみせていたが、残念ながらその勢いが続くことはなかった。

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2020/01/06

バレンティーノ・ロッシ、「F1転向勧められていた」

M.Schumacher and V.Rossi (C)Ferrari S.p.A
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昨年末、ルイス・ハミルトンとマシンを交換する形でメルセデスAMGチームのF1カーをドライブした2輪モトGPの王者バレンティーノ・ロッシ(40歳:イタリア)だが、かつてミハエル・シューマッハ(当時フェラーリ)のマシンをテストした時のことをイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙に語った。

それによれば当時と比べマシンはタイヤの進化と共に著しくグリップを増しているとの感想。
また1.6リッターV型6気筒ターボへと移行したパワーは「クレイジーなほど」と表した。
さらにタイムも十分にコンペティティブなもので当時フェラーリの関係者からF1への転向を視野にテストドライバーに就くことを真剣に勧められたとのことだ。

ロッシは15年間で計9回の世界チャンピオンを獲得した2輪レースのレジェンドだ。

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『NEC』、レーシング・ポイントへのスポンサー契約終了

NEC (C)Sahara Force India F1
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日本の総合電機メーカー大手の『NEC』(日本電気:住友グループ)が、レーシング・ポイント・チームとの間で行われてきたスポンサー契約を2019年限りで終了したことがわかった。

スポンサー契約はチームの前身であるフォース・インディア時代から結ばれてきたもので、メキシコの現地法人が主体となって同国のF1ドライバーであるセルジオ・ペレス支援を想定して行われたものと理解されている。

同社のロゴがエンジンカウル横に大きく掲出されてきただけでなく、イメージキャラクターの『キティちゃん』を使ってのアピールが話題を呼んだ。

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キミ・ライコネン、F1引退後はWRC転向の意向を示す

Kimi Raikkonen (C)RedBull Racing
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2007年のF1チャンピオンで、現在はアルファロメオ・レーシングのエースとして戦うキミ・ライコネン(40歳:フィンランド)だが、F1引退後は再びラリーへの挑戦を口にして注目されている。
これはライコネン自身がフリーペーパーの『レッドブリテン』で明かしたもので、現在のアルファロメオ・レーシングとの契約が満了する2020年末以降、再びWRC(世界ラリー選手権)への挑戦を示唆したもの。

元々ラリーが盛んな北欧出身のライコネンは前回F1から離れていた時期にもシトロエンのWRカーを駆って2シーズンに渡って参戦した経験(共にランキング10位)を持つ。
さらにフェラーリ・チームからの離脱が決まった2018年末にはヤリスで活躍するトヨタWRCチームとコンタクトを採っていたという噂も伝えられた。
残念ながらこの時はライコネンのF1残留が決まったためラリー挑戦は実現しなかった。

そのライコネン自身は「フィンランド出身の僕にとってはF1よりもWRCチャンピオンになるほうが意義深い」と言って憚らない。

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2020/01/05

フェラーリ・チーム、2020年マシンもベッテル中心に

Ferrari 『P671』 (C)Gazzetta dello Sport
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昨季も悲願のタイトル奪取には至らなかったフェラーリ・チームだが、2020年シーズンもマシン開発はセバスチャン・ベッテル中心に行われていることがわかった。

昨季、同チームではシーズン前テストから好調で、十分王者メルセデスAMGチームに立ち向かえるものと期待が高まった。
しかし先にポールポジションを獲得したのも、また先に勝利を記録したのもまだF1で2シーズン目の新人であるシャルル・ルクレールのほうで、エースのベッテルはその陰に霞むばかりだった。
口さがないイタリア・メディアの中には「もうチームの中心はベッテルからルクレールに移った」と書き立てられる有り様となった。

こうした中、同チームのマッティア・ビノット代表は2020年マシンもベッテルのドライビング・スタイルに合わせてデザインされたと認めるもので、引き続きチームがベッテル中心に戦う姿勢であることを示した形となったものだ。
逆にベッテルにとってはまさに今シーズンがF1キャリアの正念場となりそうだ。

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「ホンダのF1活動の長期継続は未定」とレッドブル首脳

Redbull Honda (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、パートナーであるホンダのF1活動について「2022年以降はまだ確定していない」と、イギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』に語った。

それによればリバティ・メディアによる2021年以降のF1レギュレーションがまだ最終的に確定していないため、コスト面の見通しが立たないとしてホンダ上層部のゴーサインが出ていないのだという。
レッドブル自体も現在のところホンダ以外のエンジン・サプライヤーの当てがないということで、ホンダ撤退となればレッドブル&トロ・ロッソ自身のF1活動にも大きな影響が出かねないため、こちらにとっても不安定な状況といえる。

伝えられるところでは2021年のレギュレーション改定について抵抗しているのはメルセデスとフェラーリの2チームであるとのことだ。

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2020/01/04

アンドレア・ステラ(マクラーレン)、レーシング・ディレクターに

McLaren Team Pit Gantry (C)McLaren Group
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マクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表は、同チームのエンジニアリング部門で指揮を執るアンドレア・ステラ氏を、以前自身が務めていたレーシング・ディレクターのポジションに昇格させることを明らかにした。

これにはマクラーレン内部の課題とされた、ファクトリーの管理部門とレース現場との関係を密にする狙いがあるものとみられる。
ザイドル代表は、「このチームにある問題点を分析した結果、このような改善を施した。
これによって、よりスピーディで的確な運営が可能になるものと確信している」と、説明した。

マクラーレン・グループではマシン開発の決め手となる風洞設備の更新など大掛かりなハード面の改善も進めている。

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ハースF1、「マシンの問題点を見失っていた」

Haas 『VF-19』 (C)Haas F1 Team
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今シーズン、ハースF1チームは残念ながら不本意な結果に終わることとなった。

2018年、新規参戦3年目のこの年をハースはランキング5位という好成績で終了。
2019年も引き続きグロージャン&マグヌッセンというドライバー・ラインナップも継続して万全の構えで臨んだ。
しかしシーズン前のバルセロナテストでスピードをみせた『VF-19』はシーズン前半の公式予選でいくつか好タイムを記録したものの決勝レースになるとペースが上がらず失速、不本意な戦績を繰り返した。

これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は、「残念ながらわれわれは2019年のクルマに潜んだ問題点を早い段階で確認することができなかった。
テストでは速かったし、予選でも6番手、7番手などというポジションを獲得していたので、ドライバーの声からも気付くことができなかったんだ。
なまじ2018年の戦績が良かったことも却って災いしたのかも知れない。
問題があることに気付いたのは夏休み後のことだったが、遅すぎたね。
それ以降はもう2020年に向けての仕事をするしかなかったよ」と振り返った。

今季の不振はシーズン途中にタイトル・スポンサーだったエネルギードリンク企業『リッチ・エナジー』の離脱も誘発することとなった。

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2020/01/03

ルクレール(フェラーリ)、「F1に新世代がやって来る」

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームのレースドライバーであるシャルル・ルクレール(22歳:モナコ)にはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(22歳:オランダ)と共に『次世代の中心ドライバー』として期待が掛けられている。
事実、ルクレールはF1経験わずか2年目にして誰もが憧れるフェラーリ・チームのレースドライバーに、また早くも7回のポールポジション獲得と2回の勝利を記録するなどチーム
メイトである元チャンピオンのベッテルをも凌ぐ活躍をみせている。

これについて本人は次のようにイタリアのテレビ局『スカイ・イタリア』で語っている。
「当面の目標は王者であるハミルトン(メルセデス)が目標になるけれど、確かにその次といえば僕たちが背負っていかなくてはならないと思っているよ。
でもこの先10年を考えたら、F1の未来は僕やフェルスタッペンだけじゃない。
他にもたくさん才能を持った若手ドライバーがひしめいているのが事実。
F1には間違いなく新世代がやって来るよ」

ルクレールはその候補としてアルボン(レッドブル)やガスリー(トロ・ロッソ)、そしてラッセル(ウィリアムズ)らの名前を挙げた。

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2019年のF1罰金総額は1,500万円に

FIA
F1でレギュレーション違反を犯した場合、グリッド降格等の他に罰金を科せられる場合が多いが、2019年シーズンを通してその金額が総計1,500万円に達したことが明らかとなった。

その多くはピットレーン速度違反によるものが多いがこの場合基本的に1キロあたり100ユーロ(約1万2千円)ということでさほどの金額にはならないことがほとんど。
ただタイヤ脱落やピットアウト時の危険なリリースなど安全面に直接の影響がある場合、高額の罰金が適用される。
昨年、マグヌッセンのリリースには5千ユーロ(約63万円)の罰金がハースF1チームに科せられた。

ちなみに2007年にマクラーレン・チームで起きたいわゆる『スパイゲート』(フェラーリからの設計図盗用事件)では、なんと1億ドル(約108億円)という超高額の罰金が言い渡された歴史もある。

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2020/01/02

「古巣に戻った気分」と、クビサ(アルファロメオ)

Robert Kubica (C)Ex.BMW Sauber F1
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2020年シーズン、アルファロメオ・レーシングに開発&リザーブドライバーとして加入が決まったロバート・クビサ(34歳:ポーランド)は、「古巣に戻った気分」とその心境を明らかにした。

「とても感慨深いものがあるよ。
なぜなら僕にとってこのチームには深い関わりがあるからね、特別な気分なんだ。
前回とは時代も置かれた状況もすっかり異なるけれど、果たすべき役割は前回と同じ。
僕が持つすべての能力をこのチームに捧げたいと思っている」

というのも2006年、クビサがF1デビューを果たしたのもこのチームの前身だったBMWザウバー・チーム。
その後BMWのワークスチームとなってからも2009年まで在籍したいわばクビサにとっての古巣にあたるところだからだ。
2008年のカナダGPでは念願の初優勝、今も当時のスタッフが残っているという。

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ロバート・クビサ(前ウィリアムズ)、アルファロメオ入り

Robert Kubica (C)Williams F1
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2019年末でウィリアムズ・チームを離脱したロバート・クビサ(34歳:ポーランド)が、アルファロメオ・レーシング入りすることが決まった。
ただし、レースドライバーではなく開発&リザーブドライバーとしてのものになる。

これに合わせ同チームではクビサの支援企業でもあるポーランドの大手石油会社である『PKN オーレン』が共同タイトル・スポンサーになることも明らかにされた。
これにより2020年のチーム名は『アルファロメオ・レーシング・オーレン』になる。
契約年数は公表されていないが複数年とのこと。

なお同チームのドライバー・ラインナップは2019年と同じくライコネン&ジョビナッツィが継続される。

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2020年、レッドブル・ホンダの目標は『タイトル奪取』

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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レッドブル&ホンダ2年目の戦いを前に、レッドブル・レーシングはシーズン最低5勝と共に悲願のタイトル奪取が目的であると明言した。

そう語ったのはレッドブル・グループで大元の指揮を執るヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザー。
2019年のシーズン前にも5勝という『大望』を口にしていたマルコ博士は、「予想を外したことで別のレースでお金が掛かった」と、こぼした。
『別のレース』とは、もちろん個人的な『賞金レース』のことだが。

「2019年の5勝という予想はならなかったが、他にいくつか勝てるレースもあったので落胆はしていない。
初年度の成績としては十分に満足のいくものだったよ」と、述懐。

その上で2020年については「最低5勝というラインを変えるつもりはない。
しかし異なるのは、われわれがタイトルを獲得するということだ」と、再び強気の檄を飛ばした。他チームからも警戒されているのは事実だが、すこぶる大胆な予想ではある。

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2020/01/01

田辺豊治氏(ホンダ)、「信頼性こそがすべての基本」

Powered by Honda (C)Redbull Racing 拡大します レッドブル・レーシングとパートナーシップを組んだ初年度の2019年シーズン、念願だった復帰後初勝利、さらに計3勝を積み上げるなど期待に応える活躍をみせたホンダF1では、「信頼性こそがすべての基本である」と振り返った。

 

そう語るのはテクニカル・ディレクターとして技術部門を束ねた田辺豊治氏で、次のように語っている。
「いま言えることは、信頼性こそがすべての基本だったということ。
残念ながらマクラーレンと組んだ3年間はまだ試行錯誤が続いていて、肝心の信頼性が伴っていなかった。
これではレース結果が望めないだけでなく、グリッド・ペナルティを受けることもしばしばという有り様だった。
しかし2018年のトロ・ロッソとのパートナーシップではその部分が大幅に改善され、さらに2019年はレッドブル・レーシングとの2チーム供給体制となったことから進化は飛躍的に向上した」

 

ただレッドブル側が今年をタイトル争いの年と広言していることについては言及を避けた。

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ホーナー代表、「2020年はレッドブル・ホンダ勝負の年」

Austria GP Scene (C)Redbull Racing
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ホンダ・パワーとパートナーシップを組んだ2019年、レッドブル・レーシングはシーズン3勝、2回のポールポジションという結果を残した。
シーズン前にグループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が広言したシーズン5勝という目標には達しなかったが、タッグ初年度としては大成功と評価する向きは多い。

レッドブル・レーシングを率いるクリスチャン・ホーナー代表もその一人で、次のような見解を示している。
「2019年のレッドブル・ホンダは、十分なパフォーマンスを持っていることを内外に示してみせた。
何より評価すべきはホンダ製パワーユニットの信頼性が増したことで、これによりわれわれが得たゲインは大きい。
2020年は前年とほとんど同じレギュレーションで戦うことになっているので、ウチも含め各チームとも2019年のものの発展型で臨むことになるだろう。
大事なのはシーズン序盤のスタートダッシュで、これがうまくいけばタイトル争いに加わる資格も当然あるものと確信している」

タイトル獲得が実現すれば、レッドブルにとって2013年(当時ルノー・パワー)以来ということになる。

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