フェラーリ、艶消しカラーリングの効用を強調
2019 Scene (C)Ferrari S.p.A
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先に2020年新型車の発表スケジュールを明らかにしたフェラーリ・チームだが、そのカラーリングが2019年マシンと同様艶消し(マット)なものになることがわかった。
同チームのマッティア・ビノット代表はその理由を「純粋に勝利のため」として戦術上の方策であることを強調している。
それによれば艶消し塗装にした場合、通常のもの(グロス塗装)よりクリア塗料が省けるなどの理由から全体で1台あたり約2キロもの重量が軽減できるとのこと。
さらにスポンサー・ロゴも塗装の上から貼るステッカータイプのものでなく、それ自体も塗装として表面の抵抗を無くすという。
同代表は、これらの効果を看過できないレベルのものとして強調した。
なお同様の手法はレッドブル・レーシングやルノーなどでもトライされている。
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