メルセデス首脳、「2021年の規則変更で優位は振り出しに」
Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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F1は2021年にここ数年になかった大幅なレギュレーション変更を予定通りしているが、これにより最も大きな影響を受けることになるのは現在の王者メルセデスAMGチームということになるかも知れない。
そう示唆するのは同陣営でエクゼクティブ・ディレクターを務めるトト・ウォルフ氏(47歳:オーストリア)で、次のように警戒心を明らかにした。
「2014年以降、これまでも空力など小さな変更はあったがそれは大勢を崩すようなものではなかった。
しかし2021年はこれまでよりはるかに大掛かりな変更になるものと理解している。
これによって最も影響を受けるのはわれわれになるのは必至だ。
なぜならこれまでわれわれが築いてきた『技術的優位』をすべて意味のないものにしてしまうことすら考えられるからだ。
これまでの優位は振り出しに戻ると考えなければならないよ」
同氏は「2021年はメルセデスにとってこれまでにない試練になる」と、引き締めた。
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