ジャン・トッドFIA会長、F1のレース数拡大に慎重姿勢
Michael Schumacher & Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
拡大します
このところ毎年のようにレース数を拡大し続けるF1は、来年いよいよ史上最多の全22戦を予定しているが、こうした傾向にFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッドFIA会長が警鐘を鳴らしている。
「私は長期的にはF1レース数が拡大していくのは止むを得ないことだろうと思っている。
とりわけ巨大自動車市場であるアメリカや中国では複数のグランプリになるのは当然なことだろう。
だから将来的には最大25レースという案には私も同意しない訳ではない。
しかしいろいろ問題もあってそれを軋轢なく実現させるには時間が掛かる。
今はまずこの年間22レースというのをトラブルなく成功させるのが先決問題」と、慎重姿勢。
トッド氏がフェラーリ・チーム監督だった黄金時代、F1はほぼ年間17戦程度だった。
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