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2019/12/07

「2021年以降のF1賞金配分、納得のいくものに」

C.Carey & B.Ecclestone (C)Liberty Media Group
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2021年に予定されるF1レギュレーションの大幅変更に伴い、現行のいわゆるコンコルド協定の見直しも課題に挙げられているが、賞金規定もその一つだ。
F1の賞金規定はとても複雑で、単にレース結果だけを反映させるだけでなく、チームのF1に対する歴史的貢献などが複雑に絡まっているとされる。

とりわけ恩恵を受けているのがフェラーリ・チームとされ、これには他チームから不満の声も聞かれているのが実状。
こうしたことを受け、F1のチェイス・キャリー/CEOは、賞金規定全体の見直しの必要性を強調した。

「F1は単純なスポーツイベントではなく、その商業効果や歴史的背景など、複雑な要素で構成された特殊なものだ。
そうした事情を考慮しなければならない必要はあるものの、いまブラックボックスになっている部分をクリアにし、外部からも理解される透明性あるものにしなくてはいけない。
周囲からの雑音に縛られることなく、チーム側とよく時間を掛けて進めていきたい」と、エクレストン氏の後継者。

ただ巨額コストの掛かるチーム運営に直接関わる難題だけに、その前途は多難が予想される。

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