マクラーレンCEO、「F1チームの態勢改革」を自讃
Zak Brown (C)McLaren Group 拡大します 今シーズン、マクラーレン・チームはコンストラクターズ・ランキングを2012年以来となるポジションまで上げたが、その背景にはチームの態勢改革があったとしてこれを自己評価した。
そう自讃するのはマクラーレン・グループを率いるCEO(最高経営責任者)のザク・ブロウン氏。
同氏がマクラーレン・チーム立て直しの立役者に挙げたのは新しくF1チームの責任者に就いたアンドレアス・ザイドル代表で、その手腕を次のように讃えた。
「レーシング・チームというものは、その規模が大きくなるにつれて様々な雑音が関わってくるものなんだ。
それはしばしば『政治的』と表されるものだね。
実際、成績降下と共にウチでも株主が口を出すようになり、現場との間に軋轢を増すようになった。
ザイドルの功績はそうした雑音をチームのレーシング活動から一切排除してみせたこと。
彼が加入した時にはもうクルマは出来上がっていたから、そういう意味での貢献はないが、この成績を生み出したのには間違いなく彼が大きな役目を果たしている」
マクラーレン・チームは一昨年のランキング9位、去年の同6位から今シーズンは4位まで躍進を遂げた。
| 固定リンク
最近のコメント