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2019/12/21

「ラウダの死去は深刻な状況だった」と、ウォルフ氏(メルセデス)

Niki Lauda (C)Mercedes Motorsport
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メルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは2019年シーズンを振り返り、ニキ・ラウダ/非常勤役員の死去がチームに深刻的な状況をもたらせたと述懐した。
故ラウダ氏は今年の5月20日、闘病生活の末、70歳で亡くなったが、それは奇しくもF1で最も重要なグランプリとされるモナコGPが開催される週だった。

「われわれの誰もが不死鳥ラウダの再度の復活を信じていたよ。
彼の存在はチームにとってまさに心の拠り所だった。
だから彼の死去のニュースはチームにとても深刻な打撃を与えたんだ。
間違いなくあれが2019年を最も困難なシーズンだったと記憶される理由だ。
そんな時に迎えたモナコGPはとりわけ難しいものだった。
レースではわれわれメルセデスAMGチームはもちろん、多くのチーム、ドライバーが彼にトリビュート、敬意を表していただろう。
すべての人の暖かい心持ちに心から感謝しているよ」

ウォルフ氏にはかつてニキ・ラウダ氏の従姉妹と結婚していたという特別な関係もあるようだ。
その関係からウィリアムズ・チームでのF1キャリアがスタートしたとも言われている。

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