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2019/11/27

ピレリタイヤ、ザンドフールトの新設バンクに困惑

来シーズン、実に1985年以来という復活を遂げるオランダGPの開催地ザンドフールト・サーキットについて、F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤが困惑の表情をみせている。

Zandvoort Circuit
というのも、現在全面的に施設改修が行われている同サーキットでは、最終コーナーに18度というF1コースとしては最大のバンク(傾斜角)を設けることが明らかになったからだ。

コーナーにこのような急なバンクが設けられると、マシンには強烈な縦Gが加わることになるが、これはドライバーだけでなくタイヤにとっても同様だ。
これについてピレリでは、「現状、タイヤの空気圧を高めて臨むことくらいしか対処の方法は持ち合わせていない」と、困惑気味だ。

過去、やはりバンクがあったインディアナポリス・モータースピードウェイでのアメリカGPの際に、ミシュランタイヤのユーザーチームが決勝レースから撤退を余儀なくされたこともある。

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