『手負いの獅子』だった、ハミルトン(メルセデス
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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メキシコGPで10勝目を挙げたにも関わらず、まだ今季のタイトル獲得を決めるには至らなかったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だが、レース後は満足な表情をみせた。
「元々ここは僕たちのコースではなかったし、このところは苦しんでいたのでまさかここで勝てるとは思っていなかった。
それにしてもスタートはクレージーだったよね。
僕は行き場をなくして芝生の上を走らざるを得なかったし、フェルスタッペンにはぶつけられて車体を損傷した。
フロアを一部なくしたので空力的にとても挙動が困難になって、僕自身がドライビングを変えなくてはならなかったよ。
でもチームの戦略が功を奏して結果的には勝つことができたんだ」
チャンピオンシップについては、「今日は自分のために戦ったのではなく、ここの熱狂的なファンのために走ったんだから……」と、恰好良くキメた。
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