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2019/10/27

ホンダ系チーム、公式予選コメント(10/26)

Pierre Gasly (C)Scuderia Toro Rosso
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Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが、メキシコGPの予選で見事なパフォーマンスをみせ、予選でのトップタイムを記録。
Hondaパワーユニット勢は4台すべてがトップ10入りを果たしました。
(フェルスタッペンは、予選Q3終盤に発生したイエローフラッグを無視したことにより、セッション後の裁定で3グリッド降格が決定)

Red Bull勢はレースウイークを通じて競争力があることを示しました。
フェルスタッペンはQ1で最速タイムを記録。
チームメートのアレクサンダー・アルボンも2番手に入り、1-2となります。
Red Bull Toro Rosso Hondaのダニール・クビアト、ピエール・ガスリーもトップ10圏内でQ1を通過しました。

速さを維持したRed Bull勢は、Q2をミディアムタイヤでアタックして、無事に通過。
明日の決勝をミディアムタイヤでスタートできるかたちになりました。
Toro Rosso勢もセルジオ・ペレス(レーシングポイント)らを上回り、クビアトが9番手、ガスリーが10番手でQ3に進出。
モナコGP以来、今シーズン2回目の全車Q3進出となりました。

上位陣はQ3の開始直後からアタック合戦となり、フェルスタッペンがトップタイム。
2番手とは0.266秒差をつけました。
アルボンは最後のアタックでタイムアップを果たすことができませんでしたが、力強い走りをみせ、自己最高の予選5番手。
クビアトは9番手、体調が万全ではなかったガスリーもクビアトと0.117秒差の10番手でQ3を終えました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選1位→4位)

「これまでのところ、非常にいいレースウイークを過ごせていると思いますし、すべてのセッションでパフォーマンスを改善できています。
ここでのドライビングを楽しんでいるところですが、今日のようないいパフォーマンスを発揮するには、マシンのすべてがうまく機能する必要があります。
予選でトップタイムを記録できたことは非常にうれしく、最近のフェラーリの勢いを考えると、正直このような結果になるとは思っていませんでした。
マシンは本当に意のままという状態でした。
終盤の3戦は僕たちにとって難しい展開になると考えていましたが、多くの努力により非常に速いマシンを準備してくれたチームに感謝したいと思います。
グリッド降格のペナルティーは非常に残念ですし、フェラーリは非常に速いと思います。
明日はタイヤマネジメントが重要になってきますが、僕たちにも非常にいいマシンがあるので、レースは接戦になると考えています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選5位)

「マシンには速さがあるので、今日の夜に自分なりにデータを分析して明日に備えます」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(予選9位)

「今日のパフォーマンスにはかなり満足しています。
どのラップでも競争力を感じられました。
ここ数戦、いくつか問題を抱えていたので予選に自信がない状況でしたが、調子を取り戻すことができました。
(トップ3チームを除くと)前にいる相手がマクラーレンだけという状況は、終わってみればいい結果だと思います。
明日は全員にとって展開の読めないレースになると思うので、どうなるか楽しみにしています。
予選で得たポジションを最大限に利用して、トップ10以内でフィニッシュできればと思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(予選10位)

「まず、鈴鹿に続いて2戦連続でQ3に進出できたことにかなり満足しています。
マシンはレースウイークを通してうまく機能していて、とてもいい一日になりました。
体調がよくなかったので簡単にはいきませんでしたが、今夜休んで明日元気になれたらと思います。
明日はソフトタイヤでスタートするので、硬めのタイヤで走ることになるセルジオ(ペレス)などを後ろに従えるのは難しいレース展開になると考えています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日の予選では、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手がトップタイムを記録し、モナコGP以来の4台トップ10入りを果たすことができました。
アルボン選手が自己最高となる5番グリッドを獲得、Red Bull Toro Rosso Hondaのガスリー選手は体調が優れず非常に厳しいコンディションの中でしたが、チームメートのクビアト選手とともにすばらしいパフォーマンスをみせてくれました。
高地という特殊な環境下で、マシンそしてパワーユニットをポテンシャルの高いパッケージとして仕上げることができたと思います。
ただ、言うまでもなく大切なのは明日の決勝です。
このサーキットは特にタイヤマネジメントが難しいため、簡単なレースにならないと思っています。

フェルスタッペン選手のイエローフラッグ無視によるグリッド降格については残念に思っています。
明日はポールポジションではなく4番手からのスタートになりますが、それによってわれわれのアプローチが大きく変わることはありません。
両チームと協力して、最善の結果を得られるように万全の準備を整えて臨みます」

提供:本田技研工業(株)

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