「フェラーリ勢きしみの原因は双方に」と、レッドブル首脳
Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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結果には結び付かなかったものの、ロシアGPでは一時レースをリードしたフェラーリ勢に軋轢が発生、レースが終わった今もなおきしみが残っていると伝えられる。
これは、レース序盤ポールスタートのルクレールより前に出たベッテル(フェラーリ)がチームの指示に従って順位を戻すことをせずレースをリード、ルクレールの反発を買ったもの。
これについてベッテルの行動を非難する声が多いが、レッドブル・グループのヘルムート・マルコ博士は「責任はベッテル&ルクレールの双方にある」と、指摘している。
それによればベッテルは、先のイタリアGPの予選でルクレールが約束していたスリップストリームを結果的に使わせなかったことで不満を持っていたとした。
ロシアGPで順位の変更に抵抗したのはそうした布石があったためという。
またこうした棘(トゲ)は早い段階で解決しておかないと取り返しがつかなくなると警告もした。
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