ルノー・チーム、疑惑のブレーキ問題で厳罰ならF1撤退も
Renault R.S.19 (C)Renault Sport F1
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ルノー・チームはレーシング・ポイント・チームからの抗議により現在ブレーキ関連の車両違反問題を調査しているが、場合によってはルノー・チームに対し厳罰が科せられる可能性があるとみられる。
その場合、同じルノー製パワーユニットを搭載するマクラーレン・チームがすでに2021年からメルセデスへのスイッチを発表していることから自身のチームはF1撤退に追い込まれるのでは、との見方が広まっている。
FIAによれば、疑義が伝えられているのはルノー・チームのマシンにおける『プリセット・ラップディスタンス・ディペンデント・ブレーキバイアス・アジャストメント・システム(事前設定距離従属型ブレーキバイアス調整システム)と呼ばれる装置で、F1のテクニカル・レギュレーションに抵触の可能性が疑われているもの。
FIAでは関連装置としてこの他にさらにECU(エンジン・コントロール・ユニット)とステアリングホイールも提供を受けて調査している。
過去にはマクラーレン・チームがチャンピオンシップからの失格と1億ドルの罰金という厳罰が科せられたこともある。
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