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2019/10/28

メキシコGP、終わってみればハミルトン(メルセデス)

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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27日(日)13時10分(日本時間:翌4時10分)から今季F1第18戦メキシコGPの決勝レースがメキシコシティ・ロドリゲス・サーキットを舞台に行われた。
天候は晴れ、気温は23度、路面温度38度まで上昇、路面はドライコンディション、昨夜再び雨が降ったものの決勝レース中に雨が降る心配はないとされている。
なお既報のようにいったん自身2度目のポールポジションかと思われたフェルスタッペン(レッドブル)は黄旗無視のペナルティにより4番グリッドに後退、フェラーリ勢がフロントロウスタートとなっている。
またクラッシュの当事者であるボタス(メルセデス)のマシンもペナルティを受けることなく修復、6番グリッドに着いている。

オープニングラップでフェルスタッペンとハミルトンが譲らず接触・コースアウト、パーツが落ちたかいきなりバーチャル・セーフティカーとなった。
この時点でアルボン(レッドブル)がフェラーリ勢に続いて3番手となっている。
いったん9位まで落ちたフェルスタッペンはボタスを抜くなどしたがその際に接触でタイヤをカット、スローダウンして最後尾まで順位を落とした。
13周目、タイヤ交換のためピットストップしたノリス(マクラーレン)が作業不良のためピットレーン出口でストップ、クルーにより押し戻された。
51周目、そのノリスはピットガレージに戻りリタイヤ1号に。
60周目にはライコネン(アルファロメオ)も同様にピットガレージへと戻り、戦いを終えた。

最終周でクビアトがヒュルケンバーグに接触してバリヤへと追い込み、審議対象とされた。
優勝はなんとなくハミルトン(メルセデス)の手に。
結局タイヤ戦略だったのか、特に見せ場がないままにトップでこのレースを制した。
ハミルトンの優勝はロシアGP以来で今季10勝目、自身通算83回目の快挙となった。
2位にいつのまにか負けたフェラーリのベッテル、3位前日のクラッシュから立ち直ってみせたボタス(メルセデス)、4位ポールスタートだったルクレール(フェラーリ)、5位アルボン(レッドブル)、6位一時は最下位まで落ちたフェルスタッペン(レッドブル)、7位地元の声援を浴び続けたペレス(レーシング・ポイント)、8位リカルド(ルノー)、9位クビアト(トロ・ロッソ)、10位ガスリー(トロ・ロッソ)とここまでが入賞。
ホンダ・パワー勢は4台共に入賞を果たしたことになるが、ただクビアトに処分があった場合にはわからない結果となった。

以下、11位ヒュルケンバーグ(ルノー)、12位ストロール(レーシング・ポイント)、13位サインツ(マクラーレン)、14位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、15位マグヌッセン(ハース)、16位ラッセル(ウィリアムズ)、17位グロージャン(ハース)、18位クビアト(トロ・ロッソ)までが完走。
リタイヤはライコネン(アルファロメオ)とノリス(マクラーレン)の2台となった。
F1次戦は来週、連続開催でアメリカGP(US-GP)が11月3日(日)に行われる。

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