メルセデス、故ラウダ氏に捧げるコンストラクターズ・タイトル
L.Hamilton & N.Lauda (C)Mercedes Motorsports
拡大します
すでにほぼ手中に収めていたとはいえ、今回の日本GPでコンストラクターズ・タイトルを決めるにはハミルトン&ボタスの1-2フィニッシュを遂げる必要があった。
結果はボタス1位でハミルトンは3位に留まったが、終盤にマークしたファステストラップ・ポイントの1点がこれを救った形。
これについて同陣営のトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のように語っている。
「こうして強いメルセデスAMGチームを造り上げるのはわれわれすべての夢だった。
ほんとうに誇らしく思っている。
とりわけ今年のこのタイトルはチームの中枢でみんなの拠り所だったニキ・ラウダに捧げたい。
彼がこの場にいないというのは信じられないことだが、困難な時期に彼が果たした役割は誰も忘れない。
彼もきっと天国でこの快挙を喜んでいてくれることだろう」
3回のF1チャンピオンに輝いたニキ・ラウダ氏が現役時代にメルセデスのマシンに巡り会うことはなかったが、引退後は常勝チームの構築に大きく貢献した。
| 固定リンク