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2019/10/07

マクラーレン、フェラーリ・エンジン検討外の理由

Zak Brown (C)McLaren Group
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現在ルノーとコンビネーションを組んでF1を戦っているマクラーレン・チームだが、2020年末で現在の契約が満了した後はかつてパートナーだったメルセデスのPU(パワーユニット)に切り換えることをすでに発表している。
マクラーレンは現在のエンジン・サプライヤー4社のうち3社を経験することになるが、唯一フェラーリからエンジンの供給はないことになる。

これについて同チームのザク・ブロウン/エクゼクティブ・ディレクターは、次のようにその理由をイギリスの専門誌『オートスポーツ』に語っている。

「フェラーリというのは最初からわれわれの選択肢になかったね。
それは簡単なこと。
なぜなら、フェラーリとマクラーレンとは市販車(高級スポーツカー)で競合してしまうからだよ。
われわれの活動の原点であるブランドの衝突になってしまうから、これからもマクラーレン・フェラーリというのは実現いないことだろう」

なおマクラーレンには一時、自らによるF1エンジン開発という動きもあったことがわかっている。

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