Start Scene (C)Pirelli Motorsport
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日本GPの決勝は、表彰台には届かず厳しい結果になったものの、Aston Martin Red Bull Racing、Red Bull Toro Rosso Hondaともにポイントを獲得して終えることができました。
今大会は、台風の影響で土曜日のセッションがすべて中止となり、日曜日午前に予選、午後に決勝というスケジュールで行われました。
予選では、Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが5番手、アレクサンダー・アルボンが6番手と3列目グリッドを獲得。
Toro Rossoも、ピエール・ガスリーがQ3へ進出して9番手、ダニール・クビアトがQ2へ進出し14番手となりました。
決勝ではフェルスタッペンが好スタートを決め、ターン1で3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に、外側から並びかけます。
その先のターン2では半車身ほど先行しましたが、ルクレールがアンダーステアを出して接触。
フェルスタッペンはスピンを喫してコースアウトしてしまいます。
その後、レースへ復帰したフェルスタッペンは、後方から追い上げに臨みましたが、マシンへのダメージが大きく、15周目にリタイアとなりました。
なお、この接触については、レース後に審議が行われることになっています。
アルボンはスタートで8番手までポジションを落とし、マクラーレン勢の後方でレースを進めます。
15周目にミディアムタイヤに履き替え、好ペースで4番手まで浮上。
後続との差を引き離した34周目に再びピットインしてソフトタイヤに交換すると、そのまま4位のポジションを守りきり、自己ベストリザルトでフィニッシュしました。
9番グリッドからスタートしたガスリーは、序盤にマクラーレン勢とバトルを展開。
1ストップ戦略を採用し、18周目にミディアムタイヤに履き替えます。
ここからロングスティントとなり、タイヤを持たせながらの走行を強いられました。
終盤にダニエル・リカルド(ルノー)にパスを許したものの、8位でチェッカーフラッグを受けました。
クビアトも1ストップ戦略を採り、27周目までソフトタイヤで走行します。
そこからミディアムタイヤに交換し、力強いペースで追い上げます。
タイトな中団の争いの中で、ガスリーと7秒差まで追い上げ、12位で完走しました。
【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(リタイヤ)
「スタートはとてもよく、3番手まで浮上できたのはよかったです。
ターン2ではアウト側にいましたが、シャルル(ルクレール)は僕のマシンの側面に当たってきました。
シャルルはポジションを取り返そうとしたのだと思いますが、レースは長いので、序盤で過度なリスクを負うべきではありません。
僕らはともに順位を落としましたが、彼はフロントウイングを交換して追い上げていきました。
僕は最後方からレースへ復帰しましたが、マシンに厳しいダメージを受けて15周目でリタイアせざるを得ませんでした。
あの場面で、僕のほうからできることは何もなかったのですが、そこは現在スチュワードによって審議されていると思います(その後ルクレール選手のペナルティが確定) 。
好スタートを決めて表彰台争いができるチャンスがあったし、それを多くのHondaファンの前で果たせれば素晴らしい光景になっただけに、この結果にはフラストレーションがたまります。
僕らはきちんと向上を果たし、上位との差は詰まっていますが、メキシコまでにまだすべきことは残っています」
【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(4位)
「4位は僕のベストリザルトですし、今週末の僕は、このチームに来てから一番うまくいったのではないかと思います。
FP1が始まってすぐにマシンのバランスがいいと感じました。
鈴鹿のようなコースで自信を持って走るにはマシンバランスが重要ですし、僕は初めてのコースなのでなおさらでした。
レースではさらに上位を目指して、スタートもうまくいったと思いましたが、ホイールスピンが多すぎて順位を落とし、マクラーレンの後方につけることになりました。
彼らをパスしてポジションを取り返そうとしている間にトップ集団との差が開いてしまいました。
5番手争いをしているときのランド(ノリス)とのバトルでは、彼がスペースを残してドアを開けてくれようとしましたが、少しタイトすぎましたね。
その後、カルロス(サインツ)の前に出るためにアンダーカットする戦略はうまくいきましたが、4番手に浮上したあとは単独走行になりました。
あとは、最後までタイヤマネージメントに気を付けながら走ることになりましたが、今日はマックスがリタイアしていたこともあり、チームのためにもポイントを獲得できてよかったと思いますし、4位は今日なし得る最高の結果でした。
まだ改善すべき点はありますが、今日のペースには満足していますし、この週末で僕らは一歩前進できたと思います。
Hondaのためにも、もう少しいい結果を目指していましたし、惜しいところまではいけたと思いますが、わずかにペースが足りませんでした。
この課題にしっかりと取り組み、メキシコでは強さを取り戻せればと思っています」
【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(12位)
「午前中は、予選最後のラップ以外すべてうまくいっていました。
ラストアタックでなぜ遅かったのか分かりません。
金曜から大きくコンディションが変化し、マシンのフィーリングが少し異なっていました。
ただ、それは全員同じだったと思います。
14番手スタートと厳しい位置だったので、苦戦を覚悟していました。
ただ、レースでは力強い走りができたと思います。
スタートでいくつか順位を落としたものの、すぐに取り返すことができました。
ペースは本当によかったので、ポイントを獲得できなかったのが残念です。
予選での改善に向けて取り組まなければなりません」
【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(8位)
「今日は本当に満足のいく一日でした。
午前の予選はうまくいき、Q3へ進出。僕はFP1で走らず、FP3が中止になったので、準備できる時間が短かったですし、ここまでの成果は予想していませんでした。
レース中は7~8位を走行していましたが、後方からルノーとレーシングポイントのマシンが猛プッシュしてきていたので、とても厳しい戦いでした。
中盤からはサスペンションに問題を抱えており、ポジションを守るために全力を尽くしました。
激しいバトルもありましたが、チームと、Honda、そして応援しに来てくれた日本のファンの皆さんのために、なんとか成果を出そうと頑張りました。
チームにポイントをもたらすことができてうれしいですし、ここ日本で成し遂げたというのは、本当に特別な気持ちです!
今日の成果を喜んでいますし、次のレースも待ちきれません」
【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】
「今日は、昨日の台風の影響により、予選と決勝が同日に行われるという変則的なスケジュールになり、チームメンバーにとっては忙しい一日になりました。
午前の予選では、Honda PU を搭載する4台のうち3台がトップ10に入り、午後の決勝に向けてまずまずの結果を得ることができました。
しかし、決勝ではスタート直後の第2コーナーでフェルスタッペン選手が接触によりフロアに大きなダメージを負い、残念ながらリタイアすることとなりました。
そのような中でも、アルボン選手が初めて走行するここ鈴鹿サーキットで素晴らしい走りを見せ、4番手のポジションを確保したこと、また、昨年あと一歩のところで最後に入賞を逃したガスリー選手が、後方から迫るライバルの猛追をしのぎ、8位入賞となったことはよかったと感じています。
今日は例年よりもさらに多くの皆さまにサーキットに駆けつけていただきました。皆様からの温かいご声援は、いつもわれわれのパワーになっています。
本当にありがとうございました。
今年はわれわれが目指していたような結果を得ることはできませんでしたが、来年はもっと競争力をつけて戻って来られたらと思っています。
これからも応援をよろしくお願いいたします」
提供:本田技研工業(株)
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