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2019年10月

2019/10/18

トロ・ロッソ、アルファタウリへの名称変更が承認

『Alpha Tauri』 (C)Scuderia Toro Rosso

レッドブル・グループの一員であるスクーデリア・トロ・ロッソが、2020年シーズンに向け『アルファタウリ』へと名称変更の申請をしていたが、これが承認された模様だ。

『アルファタウリ』は「牡牛座」(おうしざ)のアルファ星である『アルデバラン』の学名とのこと。
一部では名称が似ているアルファロメオ・レーシングから難色が示されるのでは、との懸念が伝えられたが無事認められたようだ。

イタリアの旧ミナルディ・チームを前身とする同チームは、2006年から現在のスクーデリア・トロ・ロッソとして参戦している。

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FIAの『予選レース案』は合意得られず

FIA
FIAが計画した土曜日の『予選レース案』は、チーム側の同意が得られず実現とはならなかったことがわかった。
これは16日(水)にパリで行われたFIAとリバティ・メディア、そして各チーム代表の会議で結論が出されたもの。

それによればFIA(国際自動車連盟)は2020年シーズンのフランスGP、ベルギーGP、そしてロシアGP3つのグランプリで、45分間のスプリントレースを行い、これを現在の予選に代えるというもの。
しかし変更に必要な全チームの同意には至らず、FIAの提案は否決されたという。

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ハミルトン(メルセデス)、次戦でタイトル獲得の可能性も

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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すでに日本GPでコンストラクターズ・タイトルを決めたメルセデスAMGチームだが、今度は次のメキシコGPで同チームのルイス・ハミルトンにタイトル獲得の可能性が出て来た。

すでにハミルトンに対抗できるポイントを持っているのはチームメイトのバルテリ・ボタス一人となっているが、メキシコGPを終えると今シーズンも残りは3戦。
3戦で獲得できる最大のポイントは78ポイント(26×3)なので、ハミルトンがメキシコGPで
14ポイント以上獲得すればボタスは同点にしか届かず、その場合でも優勝回数の多いハミルトンのほうがシリーズ・チャンピオンということになる。

シリーズへの関心を早期に低下させないためにも、ボタスの一層の奮起が期待されるところだ。

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2019/10/17

ルノー・チーム、疑惑のブレーキ問題で厳罰ならF1撤退も

Renault R.S.19 (C)Renault Sport F1

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ルノー・チームはレーシング・ポイント・チームからの抗議により現在ブレーキ関連の車両違反問題を調査しているが、場合によってはルノー・チームに対し厳罰が科せられる可能性があるとみられる。
その場合、同じルノー製パワーユニットを搭載するマクラーレン・チームがすでに2021年からメルセデスへのスイッチを発表していることから自身のチームはF1撤退に追い込まれるのでは、との見方が広まっている。

FIAによれば、疑義が伝えられているのはルノー・チームのマシンにおける『プリセット・ラップディスタンス・ディペンデント・ブレーキバイアス・アジャストメント・システム(事前設定距離従属型ブレーキバイアス調整システム)と呼ばれる装置で、F1のテクニカル・レギュレーションに抵触の可能性が疑われているもの。
FIAでは関連装置としてこの他にさらにECU(エンジン・コントロール・ユニット)とステアリングホイールも提供を受けて調査している。

過去にはマクラーレン・チームがチャンピオンシップからの失格と1億ドルの罰金という厳罰が科せられたこともある。

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F1マイアミGP、2021年の初開催に一歩前進

Miami GP Image (C)Hard Rock Stadium
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2021年の初開催を目指すフロリダ州マイアミのアメリカ第2のグランプリが、実現に一歩前進したようだ。

これは開催地として目されるマイアミの『ハードロック・スタジアム』との間でグランプリ開催の基本契約で合意したというもの。
同スタジアムはアメリカン・フットボールの人気チーム『NFLマイアミ・ドルフィンズ』の本拠地として知られるところ。

マイアミ・ドルフィンズの責任者は「史上初のスタジアムでの開催は多くの観客動員が見込まれ、フロリダ州に大きな収益をもたらす」とその経済効果を強調するものの、地元では反対運動も起きていて見通しはまだ不透明のままだ。

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ザイドル代表(マクラーレン)、ルクレールの危険走行を非難

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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マクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表が、日本GP決勝レースでのシャルル・ルクレールの危険走行を厳しく非難している。

これはレースディレクターの指示に反し、マシンの一部を損傷させたままルクレールに走行を続けさせたというもの。
この件でルクレールはレース後10秒のタイム・ペナルティ、フェラーリ・チームには罰金約3百万円が科せられている。

これについてザイドル代表は次のようにその危険性を主張した。
「ルクレールのマシンはアクシデントのせいでフロントウィングのエンドプレートを損傷、路面に引きずったまま走行を続けんだ。
すぐストップすべきなのに、およそ考えられない行動だよ。
実際、マシンは数多くのパーツを撒き散らして他のドライバーの安全を脅かしたんだ。
こんな危険な行動は断じて許されるべきではない」と、糾弾した。

当時フェラーリはレースディレクターの指示に対し、2周目の終わりにルクレールをピットに戻すと回答したものの2周目に破損したパーツが完全に外れたため安全になったと判断、ルクレールに走行を続けるよう指示。
そのためレースディレクターが再度チームに指示、実際にルクレールがピットインしたのは3周を終えてからのことだった。

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2019/10/16

アルボンの走りにホーナー代表(レッドブル)が「合格点」

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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ホンダにとってのホームグランプリということで期待の掛かった日本GPだったが、終わってみれば4位-8位-11位でエースのフェルスタッペンはリタイヤという結果で表彰台もならずに終わった。
しかしそんな中、ホンダの鈴鹿にとって史上最高位となる4位を獲得したアレクサンダー・アルボン(レッドブル)への評価は高まっている。

同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「期待通りの結果は得られなかったが、収穫もあった。
ホンダのPU(パワーユニット)は高い信頼性を証明したし、アルボンは素晴らしい走りをみせた。
これは今後の戦いにおいてわれわれの財産になるものだよ」と、語った。

ドライバーへの評価が厳しいレッドブルだが、いまのところ来季フェルスタッペンのチームメイトとしては最上位に位置していそうだ。

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アルファロメオ、来季も同じラインナップ継続を示唆

Alfaromeo Duo (C)Alfaromeo Racing
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まだ2020年のドライバー・ラインナップを決定していないアルファロメオ・レーシングだが、来季も今年と同じキミ・ライコネン&アントニオ・ジョビナッツィという体制を継続することが有力となったようだ。
これは同チームのフレデリック・バッサー代表が明らかにしたもので、それによれば近く正式発表する見込みとのこと。

同チームでは複数年契約とみられるライコネンの一方でジョビナッツィのほうは1年契約とされ、今シーズンのパフォーマンスに注目が集まっていたもの。
シーズン前半は明らかにライコネンの後塵を拝していたものの、このところは連続入賞を果たすなどエースのライコネンを凌ぐ勢いで存在感を増していた。

同チームのシートがこれで確定した場合、移籍を窺っていた現ルノーのニコ・ヒュルケンバーグが行き場を失う可能性が高くなりそうだ。

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ルノー・チームのマシンに技術違反疑義

Renault R.S.19 (C)Renault Sport F1
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このところ戦闘力を増しているルノー・チームのマシン『R.S.19』だが、技術的な派インディ500があるとしてレーシング・ポイントがレース結果に異議を申し入れ、FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)はこれを受理したことを明らかにした。

FIAによれば、疑義が伝えられているのはカーナンバー#3(リカルド)とカーナンバー#27(ヒュルケンバーグ)のマシンにおける『プリセット・ラップディスタンス・ディペンデント・ブレーキバイアス・アジャストメント・システム(事前設定距離従属型ブレーキバイアス調整システム)と呼ばれる装置で、F1のテクニカル・レギュレーションに抵触の可能性が訴えられたもの。
FIAでは関連装置としてこの他にさらにECU(エンジン・コントロール・ユニット)とステアリングホイールも提供を受けて調査するとしている。

今回ルノーは2台共入賞しており、もし失格ということになった場合10位に入ったストロール(レーシング・ポイント)のポイントがさらに増えることになる。

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2019/10/15

日本GPの最速ピットストップ作業はウィリアムズ・チーム

Pitstop Scene (C)Williams F1
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今回の日本GPでもウィリアムズ・チームによるピットストップの作業タイムが全チーム中最速だったことがわかった。
それによれば33周目にロバート・クビサに対して行ったピットストップで、同チームは2.27秒を記録したとのこと。
同チームによる最速ピットストップ作業は今季9回目ということになる。

今回2番手はセルジオ・ペレスがピットインした際のレーシング・ポイントで、こちらは2.38秒だった。
なお全体の最速タイムは依然としてドイツGPでフェルスタッペンに対しでレッドブル・レーシングが記録した1.88秒というものなっている。

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ルクレール(フェラーリ)にはペナルティ・ポイントに罰金も

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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決勝レースオープニングラップでのフェルスタッペン(レッドブル)との接触事故とその後の危険走行により計15秒のタイム・ペナルティを科せられ順位を落とす羽目となったシャルル・ルクレール(フェラーリ)だが、この件ではさらなる処分を受けている。

フェルスタッペンとの事故ではスチュワードは原因が「風によりフロントのグリップを失ったため」としたがそれもドライバーは予想すべきと断じ、ペナルティ・ポイント2点を科した。

またその後危険な状態で走行を続けたことでは、さらにチームに対し罰金2万5千ユーロ(約3百万円)を科している。
この件ではチームはいったんルクレールにピットインを指示したものの、破損部分が脱落したとして指示を撤回、そのまま走行を続けさせたことがレースディレクターの反発を買った模様。
ルクレールが実際にピットインしたのは3周も走ってからのことだった。

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メルセデス、故ラウダ氏に捧げるコンストラクターズ・タイトル

L.Hamilton & N.Lauda (C)Mercedes Motorsports
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すでにほぼ手中に収めていたとはいえ、今回の日本GPでコンストラクターズ・タイトルを決めるにはハミルトン&ボタスの1-2フィニッシュを遂げる必要があった。
結果はボタス1位でハミルトンは3位に留まったが、終盤にマークしたファステストラップ・ポイントの1点がこれを救った形。
これについて同陣営のトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のように語っている。

「こうして強いメルセデスAMGチームを造り上げるのはわれわれすべての夢だった。
ほんとうに誇らしく思っている。
とりわけ今年のこのタイトルはチームの中枢でみんなの拠り所だったニキ・ラウダに捧げたい。
彼がこの場にいないというのは信じられないことだが、困難な時期に彼が果たした役割は誰も忘れない。
彼もきっと天国でこの快挙を喜んでいてくれることだろう」

3回のF1チャンピオンに輝いたニキ・ラウダ氏が現役時代にメルセデスのマシンに巡り会うことはなかったが、引退後は常勝チームの構築に大きく貢献した。

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2019/10/14

鈴鹿のレースラップレコード、ソフトタイヤで14年ぶりに塗り替えられる (ピレリ)

バルテリ・ボタス (C)Pirelli Motorspotrs
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2019 日本グランプリ 決勝

2019年10月13日、鈴鹿
メルセデスのバルテリ・ボッタスが、ソフト – ミディアム – ソフトと繋ぐ2ストップ戦略で日本グランプリを制しました。台風19号の接近を受けて、土曜日のセッションが中止となったことから、サーキットは極めて予測が難しい路面状態となっていました。土曜日の豪雨によってラバーが洗い流された上、FP3が中止になり、予選は日曜日の午前に行われました。そのような状況下、メルセデスのルイス・ハミルトンが、2005年にキミ・ライコネンによって記録された鈴鹿のレースラップレコードを更新しました。

キーポイント
• 53周で争われるレースの最速戦略は、ソフトタイヤでスタート後、24-27周でミディアムへ交換する1ストップ戦略と予測されていました。2番目に速い戦略は、ソフトでスタート後、13周でミディアムへ、33周でミディアムへ交換する2ストッパーでした。3番目に速い戦略は、ソフトでスタート後、20-23周でハードへ交換する1ストップ戦略でした。
• 高い気温の影響を受け、フリー走行でのデグラデーションレートは予測よりも高いものでした。したがって、大半のドライバーが2ストップ戦略を採りました。
• フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、予選において鈴鹿のトラックレコードを更新した一方、ルイス・ハミルトンがレースのファステストラップレコードを14年ぶりに更新しました。
• フェラーリとメルセデスが異なる戦略を採るなど、終始緊迫した戦略的な闘いが展開されました。
• フェラーリのシャルル・ルクレールは、ただ一人の3ストッパーでした。ルクレールは、序盤のノーズ変更によって後退後、6位に入賞する追い上げを見せました。
• レッドブルのアレックス・アルボンは、キャリアベストの4位を獲得しました。また、メルセデスは、6年連続となるコンストラクターズチャンピオンシップを獲得しました。
• マクラーレンのカルロス・サインツは、ソフト – ミディアムと繋ぐ1ストッパー中の最上位となる5位でフィニッシュしました。多くのドライバーが同じ戦略を採用しました。
• 路面温度39℃、気温26℃前後のドライコンディションの下でレースが行われました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C1: 7名のドライバーが使用し、その内の2名が1ストッパーでした。金曜日に十分な走行機会が無かったにもかかわらず、ロングスティントで使用されました。
• ミディアム C2: ハースのロマン・グロージャン以外の全ドライバーが使用しました。ミディアムは、1ストッパーおよび2ストッパーの双方で良く機能していました。
• ソフト C3: トップ4中の3名が、ソフト – ミディアム – ソフトと繋ぐ戦略を採り、ベッテルのみが、ソフト – ソフト – ミディアムと繋ぎました。高温のコンディションの影響を受け、ソフトのデグラデーションレートは事前予測よりも高くなりました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「路面のラバーを洗い流した昨日の台風によってスケジュールが変更になった上、各チームは、高温のコンディション下で数多くの不確定要素を抱えたまま、今日一日で行われることになった予選と決勝に臨まなければなりませんでした。レース中に戦略を構築することが課題となり、ライバルの戦略に対応しつつ、1ストップから3ストップまで広範囲に渡る戦略が見られました。全3種類のスリックコンパウンドが使用され、トップ6で4種類の異なる戦略が展開されました。2位争いでは戦略的な闘いが見られ、予選と決勝双方でラップレコードが更新されました。今年もコンストラクターズチャンピオンシップを獲得したメルセデスを讃えたいと思います」

ピレリジャパン・プレスリリース

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ルクレール(フェラーリ)、ペナルティで降格に

FIA
日本GPのレーススチュワード(審査委員)は、13日(日)行われた決勝レースのオープニングラップでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触したシャルル・ルクレール(フェラーリ)に対し、トータル15秒のタイムペナルティを科したことを明らかにした。

それによればルクレールはフェルスタッペンとの接触事故について責任があったとして5秒、またその後破損したフロントウィングのまま走行するなど安全を損なう行動があったとして10秒の計15秒のペナルティとなったもの。

これにより6位でフィニッシュしたルクレールはリカルド(ルノー)と入れ替わり7位に降格することとなった。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(10/13)

Start Scene (C)Pirelli Motorsport
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日本GPの決勝は、表彰台には届かず厳しい結果になったものの、Aston Martin Red Bull Racing、Red Bull Toro Rosso Hondaともにポイントを獲得して終えることができました。

今大会は、台風の影響で土曜日のセッションがすべて中止となり、日曜日午前に予選、午後に決勝というスケジュールで行われました。
予選では、Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが5番手、アレクサンダー・アルボンが6番手と3列目グリッドを獲得。
Toro Rossoも、ピエール・ガスリーがQ3へ進出して9番手、ダニール・クビアトがQ2へ進出し14番手となりました。

決勝ではフェルスタッペンが好スタートを決め、ターン1で3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に、外側から並びかけます。
その先のターン2では半車身ほど先行しましたが、ルクレールがアンダーステアを出して接触。
フェルスタッペンはスピンを喫してコースアウトしてしまいます。

その後、レースへ復帰したフェルスタッペンは、後方から追い上げに臨みましたが、マシンへのダメージが大きく、15周目にリタイアとなりました。
なお、この接触については、レース後に審議が行われることになっています。

アルボンはスタートで8番手までポジションを落とし、マクラーレン勢の後方でレースを進めます。
15周目にミディアムタイヤに履き替え、好ペースで4番手まで浮上。
後続との差を引き離した34周目に再びピットインしてソフトタイヤに交換すると、そのまま4位のポジションを守りきり、自己ベストリザルトでフィニッシュしました。

9番グリッドからスタートしたガスリーは、序盤にマクラーレン勢とバトルを展開。
1ストップ戦略を採用し、18周目にミディアムタイヤに履き替えます。
ここからロングスティントとなり、タイヤを持たせながらの走行を強いられました。
終盤にダニエル・リカルド(ルノー)にパスを許したものの、8位でチェッカーフラッグを受けました。

クビアトも1ストップ戦略を採り、27周目までソフトタイヤで走行します。
そこからミディアムタイヤに交換し、力強いペースで追い上げます。
タイトな中団の争いの中で、ガスリーと7秒差まで追い上げ、12位で完走しました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(リタイヤ)

「スタートはとてもよく、3番手まで浮上できたのはよかったです。
ターン2ではアウト側にいましたが、シャルル(ルクレール)は僕のマシンの側面に当たってきました。
シャルルはポジションを取り返そうとしたのだと思いますが、レースは長いので、序盤で過度なリスクを負うべきではありません。
僕らはともに順位を落としましたが、彼はフロントウイングを交換して追い上げていきました。
僕は最後方からレースへ復帰しましたが、マシンに厳しいダメージを受けて15周目でリタイアせざるを得ませんでした。
あの場面で、僕のほうからできることは何もなかったのですが、そこは現在スチュワードによって審議されていると思います(その後ルクレール選手のペナルティが確定) 。
好スタートを決めて表彰台争いができるチャンスがあったし、それを多くのHondaファンの前で果たせれば素晴らしい光景になっただけに、この結果にはフラストレーションがたまります。
僕らはきちんと向上を果たし、上位との差は詰まっていますが、メキシコまでにまだすべきことは残っています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(4位)

「4位は僕のベストリザルトですし、今週末の僕は、このチームに来てから一番うまくいったのではないかと思います。
FP1が始まってすぐにマシンのバランスがいいと感じました。
鈴鹿のようなコースで自信を持って走るにはマシンバランスが重要ですし、僕は初めてのコースなのでなおさらでした。

レースではさらに上位を目指して、スタートもうまくいったと思いましたが、ホイールスピンが多すぎて順位を落とし、マクラーレンの後方につけることになりました。
彼らをパスしてポジションを取り返そうとしている間にトップ集団との差が開いてしまいました。
5番手争いをしているときのランド(ノリス)とのバトルでは、彼がスペースを残してドアを開けてくれようとしましたが、少しタイトすぎましたね。
その後、カルロス(サインツ)の前に出るためにアンダーカットする戦略はうまくいきましたが、4番手に浮上したあとは単独走行になりました。
あとは、最後までタイヤマネージメントに気を付けながら走ることになりましたが、今日はマックスがリタイアしていたこともあり、チームのためにもポイントを獲得できてよかったと思いますし、4位は今日なし得る最高の結果でした。
まだ改善すべき点はありますが、今日のペースには満足していますし、この週末で僕らは一歩前進できたと思います。
Hondaのためにも、もう少しいい結果を目指していましたし、惜しいところまではいけたと思いますが、わずかにペースが足りませんでした。
この課題にしっかりと取り組み、メキシコでは強さを取り戻せればと思っています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(12位)

「午前中は、予選最後のラップ以外すべてうまくいっていました。
ラストアタックでなぜ遅かったのか分かりません。
金曜から大きくコンディションが変化し、マシンのフィーリングが少し異なっていました。
ただ、それは全員同じだったと思います。
14番手スタートと厳しい位置だったので、苦戦を覚悟していました。
ただ、レースでは力強い走りができたと思います。
スタートでいくつか順位を落としたものの、すぐに取り返すことができました。
ペースは本当によかったので、ポイントを獲得できなかったのが残念です。
予選での改善に向けて取り組まなければなりません」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(8位)

「今日は本当に満足のいく一日でした。
午前の予選はうまくいき、Q3へ進出。僕はFP1で走らず、FP3が中止になったので、準備できる時間が短かったですし、ここまでの成果は予想していませんでした。

レース中は7~8位を走行していましたが、後方からルノーとレーシングポイントのマシンが猛プッシュしてきていたので、とても厳しい戦いでした。
中盤からはサスペンションに問題を抱えており、ポジションを守るために全力を尽くしました。
激しいバトルもありましたが、チームと、Honda、そして応援しに来てくれた日本のファンの皆さんのために、なんとか成果を出そうと頑張りました。
チームにポイントをもたらすことができてうれしいですし、ここ日本で成し遂げたというのは、本当に特別な気持ちです!
今日の成果を喜んでいますし、次のレースも待ちきれません」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日は、昨日の台風の影響により、予選と決勝が同日に行われるという変則的なスケジュールになり、チームメンバーにとっては忙しい一日になりました。

午前の予選では、Honda PU を搭載する4台のうち3台がトップ10に入り、午後の決勝に向けてまずまずの結果を得ることができました。
しかし、決勝ではスタート直後の第2コーナーでフェルスタッペン選手が接触によりフロアに大きなダメージを負い、残念ながらリタイアすることとなりました。

そのような中でも、アルボン選手が初めて走行するここ鈴鹿サーキットで素晴らしい走りを見せ、4番手のポジションを確保したこと、また、昨年あと一歩のところで最後に入賞を逃したガスリー選手が、後方から迫るライバルの猛追をしのぎ、8位入賞となったことはよかったと感じています。

今日は例年よりもさらに多くの皆さまにサーキットに駆けつけていただきました。皆様からの温かいご声援は、いつもわれわれのパワーになっています。
本当にありがとうございました。
今年はわれわれが目指していたような結果を得ることはできませんでしたが、来年はもっと競争力をつけて戻って来られたらと思っています。
これからも応援をよろしくお願いいたします」

提供:本田技研工業(株)

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スチュワード、「ベッテルのスタートは許容範囲内」

Start Scene (C)Pirelli Motorsport 拡大します 日本GP決勝レースではポールポジションのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がスタートでミス、メルセデスAMG勢に先行を許す失態に繋がった。
ビデオでは、この時ベッテルは一瞬動き出した後ストップ、完全に出遅れたように見えた。

 

現在F1ではセンサーによる自動計測でジャンピングスタート(フライング)をチェックしていて、人間の目の入る余地はないとされている。
実際、先のロシアGPではキミ・ライコネン(アルファロメオ)が反則を認定されドライブスルー・ペナルティーとレース後にはペナルティ・ポイントを科せられている。

 

しかし今回のベッテルについては審議対象とされたものの結局お咎めなし。
これについてスチュワードは「センサーが働く許容範囲だった」と説明している。

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1周早かった、日本GPのチェッカーフラッグ

Image (C)Mercedes Motorsports
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全53周で争われた日本GPの決勝レースだラッセル(ウィリアムズ)たが、実際には52周でチェッカーフラッグが振られ、そのまま1周少ない状態で正式結果となったことが明かされた。

FIA(国際自動車連盟)によれば、これは計時システムの不具合によるもので、1周早く先頭のボタス(メルセデス)にチェッカーフラッグが振られてしまったというもの。
こうした場合、レギュレーションでは「いかなる理由にせよチェッカーフラッグが振られた時点でレースは成立・終了と定められている。
誤動作の原因は不明だが、台風襲来のため一旦F1計時設備を撤収、日曜日朝に再度緊急設営したことが関係しているのでは、とみられている。

最近では昨年のカナダGPでも、こちらは人的ミスで1周早くチェッカーフラッグが振られたことがある。

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2019/10/13

フェルスタッペン(レッドブル)、スチュワードの裁定に不満

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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日本GP決勝レースのオープニングラップで、ルクレール(フェラーリ)に押し出される形で接触・コースアウト。
結果的にこれでレースを失うこととなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ルクレールがペナルティを受けることなく終えたことにレース後不満を表した。
スチュワードはこの一件を審議対象としたものの、接触は故意でなく、ルクレールはゲイン(利益)を受けてもいないと判断、お咎めなしとしたもの。

これについてフェルスタッペンは、「せっかくいいスタートを切ったのに、こっちのレースは台無しにされたんだ。
向こうはゲインを受けていないというけれど、ロシアではライコネン(アルファロメオ)が同じようなケースでドライブスルー・ペナルティーを科せられている。
問題なのはスチュワードの判断がレースによって違うということだよ。
こんなんじゃ、レースやってられないよ」と、お冠。

マシンには穴が開くほどの損傷だったというが、スチュワードはマシンのチェックもしなかったという。

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日本GPはボタス(メルセデス)優勝、製造者タイトルも

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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13日(日)14時10分から今季F1第17戦日本GPの決勝レースが鈴鹿サーキットを舞台に行われた。
台風に翻弄された天候は完全に晴れ、風はまだ強いものの気温は22度、路面温度37度まで上昇、路面はドライコンディション、決勝レース中に雨が降る心配はないとされている。
なお20番グリッドのクビサ(ウィリアムズ)はピットレーンスタートを選択している。

スタートでボタスが出遅れたベッテルをかわして先頭に。
第2コーナーのバトルでフェルスタッペンがルクレールに押し出された形でスピンアウト、ほぼ最後尾までポジションを落とす。
この件はレース後の審議対象に。
ベッテルのジャンプスタートは審議対象となったが結局お咎めなしに。
15周目、ペースの上がらないフェルスタッペンがピットガレージに戻ってそのままリタイヤに。

あと1周というところでガスリー(トロ・ロッソ)と接触したペレス(レーシング・ポイント)が2コーナーでクラッシュ。
そしてボタス(メルセデス)が最初にチェッカーフラッグをかいくぐった。
ボタスの優勝はアゼルバイジャンGP以来で今季3勝目、自身通算6勝目を記録した。
なお日本での優勝はこれが初となる。

2位は終盤ハミルトンの猛追を制したフェラーリのベッテル。
ポールポジションからのスタートは活かせなかったが、面目を保った。
3位にハミルトン(メルセデス)で、最後のタイヤ交換後にファステストラップを記録したため、この1ポイントの追加でメルセデスAMGチームのコンストラクターズ・タイトル獲得を決めた。
同チームのチャンピオンは現行のエンジン・レギュレーションになった2014年以来6年連続で、これはF1史上初の快挙だ。
4位アルボン(レッドブル)で、これは自己最高位になる。
5位サインツ(マクラーレン)、6位ルクレール(フェラーリ)、7位リカルド(ルノー)、8位ガスリー(トロ・ロッソ)、9位ペレス(レーシング・ポイント)、10位ヒュルケンバーグ(ルノー)までが入賞。
以下、11位ストロール(レーシング・ポイント)、12位クビアト(トロ・ロッソ)、13位ノリス(マクラーレン)、14位ライコネン(アルファロメオ)、15位グロージャン(ハース)、16位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、17位マグヌッセン(ハース)、18位ラッセル(ウィリアムズ)、19位クビサ(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはフェルスタッペン(レッドブル)1台だった。

F1次戦は2週間後、アメリカ大陸に渡ってロドリゲス・サーキットでのメキシコGPが10月27日(日)に行われる。

日本GP決勝レースの結果はこちら
日本GPの画像はこちら

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マグヌッセンとクビサの決勝レース出走認められる

FIA
日本GPのレーススチュワード(審査委員)は、13日(日)行われた公式予選で有効なタイム(ポールタイムの107%)を記録できなかったマグヌッセン(ハース)とクビサ(ウィリアムズ)について、いずれもフリー走行で満足すべきタイムを記録しているとして決勝レースへの出走を認めたことを明らかにした。
グリッドは最後尾ということになる。

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日本GP予選、ベッテル(フェラーリ)がコースレコードでPP

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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13日(日)10時から鈴鹿サーキットを舞台に2019年F1第17戦日本GPの公式予選セッションが行われた。
全20台によるQ1、15台によるQ2に続き、10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

Q3最初のアタックでベッテル(フェラーリ)がコースレコードになるベストタイムをマークして大歓声を浴びる。
続いてルクレール(フェラーリ)でメルセデスAMG勢を上廻ってみせた。
最後のアタックでベッテルがさらにタイムを短縮して今季カナダGP以来の2度目、自身通算57回目となるポールポジションを獲得した。
鈴鹿では5回目、フェラーリになってからは初めての快挙。

2番手にも僚友のルクレール(フェラーリ)でフェラーリがフロントロウ独占。
残念ながら5戦連続ポールとはならなかった。
3番手ボタス(メルセデス)、4番手ハミルトン(メルセデス)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手アルボン(レッドブル)。
レッドブルの二人はまったくの同タイムで、難コース・鈴鹿が初体験となるアルボンの健闘が光る。
7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手ガスリー(トロ・ロッソ)、そして10番手がグロージャン(ハース)となった。

引き続き決勝レースはこの後14時10分から全53周で行われる。

日本GP公式予選の結果はこちら
日本GPの画像はこちら

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予選Q2、アルボン(レッドブル)が3番手タイム

引き続き日本GP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

今回はクラッシュ赤旗中断もなく進行。
最初のアタックではハミルトン(メルセデス)が1'27.826でトップに立った。
15番手タイムだったヒュルケンバーグ(ルノー)は2度目のアタックできずにQ2での敗退が決定。

トップはボタス(メルセデス)で1'27.688をマーク。
2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手アルボン(レッドブル)、4番手ベッテル(フェラーリ)、5番手ルクレール(フェラーリ)、6番手フェルスタッペン(レッドブル)、7番手ノリス(マクラーレン)、8番手サインツ(マクラーレン)、9番手ガスリー(トロ・ロッソ)、10番手グロージャン(ハース)までがQ1進出を決めた。

ここでの敗退はジョビナッツィ(アルファロメオ)、ストロール(レーシング・ポイント)、ライコネン(アルファロメオ)、クビアト(トロ・ロッソ)、そしてヒュルケンバーグ(ルノー)の5台となった。

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赤旗続出の予選Q1、ルクレール(フェラーリ)がトップ

13日(日)、台風のため予定を変えて10時から天候回復がなった鈴鹿サーキットを舞台に2019年F1第17戦日本GPの公式予選Q1が始められた。
18分間で争われるここでは全20台中、下位の5台がノックアウトとなる。
セッション開始時の天候は晴れ、気温は22度、路面温度33度、コースはドライコンディションとなっているが、路面のラバーは洗い流された模様だ。

フェラーリ勢を先頭に各車コースインしたが、風の影響かいきなりクビサ(ウィリアムズ)が最終コーナーの立ち上がりでスピン・クラッシュ、セッションは早くも赤旗中断となった。
マシンは大破しており、午後の決勝レースまでに修復ができるか不安だ。
残り約16分でセッション再開。
今度はマグヌッセン(ハース)がやはり最終コーナーでコースアウト・クラッシュ。
自力でピットに戻るがセッションは再び赤旗中断に。
今度は残り約12分でセッション再開。

トップはルクレール(フェラーリ)で1'28.405。
2番手ハミルトンで0.330秒差、3゛はエンリケ・スカラブローニW表彰台フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ノリス(マクラーレン)、5番手ボタス(メルセデス)、6番手ベッテル(フェラーリ)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手アルボン(レッドブル)、9番手ガスリー(トロ・ロッソ)、10番手グロージャン(ハース)、11番手ストロール(レーシング・ポイント)、12番手ジョビナッツィ(アルファロメオ)、13番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、14番手ライコネン(アルファロメオ)、15番手クビアト(トロ・ロッソ)の順。
ここでの敗退はリカルド(ルノー)、ペレス(レーシング・ポイント)、ラッセル(ウィリアムズ)、そしてクラッシュしたグロージャン(ハース)とクビサ(ウィリアムズ)の5台となった。

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スチュワード批判でハースF1チーム代表に罰金

FIA
ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表が、先のロシアGPの際に無線でレーススチュワード(審査委員)を批難したとしてFIA(国際自動車連盟)から罰金7千500ユーロ(約90万円)を科せられたことがわかった。

これは、決勝レース中、同チームのケビン・マグヌッセンのコース合流が適切なものでなかったとしてレース結果に5秒のタイム・ペナルティが科され、これにより8位から9位に降格となったことに対してのもの。
同代表が「馬鹿げた愚かなスチュワードがいなければ8位だった」と無線でケビン・マグヌッセンに伝えたことが問題とされた。

日本GPのレース委員会に喚問されたシュタイナー代表は、発言はスチュワード全体ではなくエマニュエル・ピロ個人に対してのものだったと認めている。

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ハミルトン(メルセデス)、スケジュール変更を歓迎

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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今年の日本GPは台風19号の襲来で日程が大幅に変更となった。
しかしこれについて今週にもコンストラクターズ・タイトルを決める可能性もあるメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンはこの異例の日程を歓迎する様子をみせた。

「土曜日のスケジュールがないだけでなく、フリー走行(2回目)の結果がスターティンググリッドになるかも知れないというシチュエーションは緊張があっていいね。
タイヤがいつもよりふんだんに使えるから走行を遠慮することもない。
それにこれがもしかして予選結果になるのかと思えば、みんな真剣に走るのは当然のところだ。
すべてのグランプリをこうしてもいいくらいだよ」と、歓迎。

ハミルトンはこればかりでなく、土曜日が思わぬ『休息日』という状況も愉しみたい意向のようだ。

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2019/10/12

日本GP日曜日のタイムスケジュール

台風19号の影響で変更になった日曜日のタイムスケジュールは以下の通り。
公式予選の8時50分から9時50分はフリー走行2回目セッションを放映。
天候によってはさらなる変更の可能性もある。

13日(日曜日セッション) 現地時間 日本時間 CSフジ系列
公式予選 10:00 - 11:00 10:00 - 11:00 08:50 - 11:30
決勝レース 14:10 - 14:10 - 13:30 - 17:00
周回数 53周 307.471km 1周5.807km

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(10/11)

Daniil Kvyat (C)Honda Racing
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日本GP初日のHondaパワーユニット勢は、山本尚貴がRed Bull Toro Rosso HondaからF1デビューを飾り、FP1を走行しました。
一方で、予選が日曜日に延期となるなど、慌ただしい一日となりました。

今回の日本GPは、台風19号の接近により、土曜日の予選がキャンセルされ、日曜日の朝に予選、午後に決勝が行われる予定です。
しかし、天候などの影響でそれも不可能という場合には、FP2の結果をもとに決勝のグリッドが決まることとなりました。

FP1に登場した山本はピエール・ガスリーのマシンを使用し、30周を走行。
大きなトラブルに見舞われることなく走りきり、16番手のダニール・クビアトと0.1秒差となる17番手タイムを記録しました。
Aston Martin Red Bull Racingは、マックス・フェルスタッペンが5番手、アレクサンダー・アルボンが6番手でFP1を終えます。

予選前最後のセッションとなったFP2では、Hondaパワーユニット勢は4台中3台がトップ10入りを果たしました。
まず、Red Bullはフェルスタッペンが3番手タイムを記録。トップのバルテッリ・ボッタス(メルセデス)と約0.3秒差に迫りました。
チームメートのアルボンは、初走行となる鈴鹿サーキットで、フェルスタッペンと約0.3秒差の6番手タイムで初日を終えました。

Toro Rossoのガスリーは山本の後を受けてFP2から走行を開始。
日曜日に予選が行われない場合に備え、ソフトタイヤで走行し、9番手タイムを記録しました。
中団争いはし烈さを極め、クビアトはガスリーとわずか0.158秒差で走行を終えましたが、12番手となりました。
ここからチームは今日の走行で得られたすべてのデータを分析し、日曜日へ向けて準備を進めます。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(5-3番手)

「走り出しのバランスには満足していませんでした。
しかし、ラップタイムからみても分かるように、FP1からFP2にかけて、マシンを大きく改善することができました。
まだまだ改善の余地はあると思います。
メルセデス勢は強力なように見えますが、このコースではさほど驚くべきことではないと思っています。
新開発の燃料は、エンジンパワーの上でかなり好材料になったと思っています。
金曜日だけの状況で、まだまだ力関係が分からない状況ではありますが、日曜日に予選が行われない状況に備えて、FP2からプッシュをしていきました。
台風により、明日はコースに出られませんが、丸一日データの分析に使いたいと思います。
また、ほかのドライバーとビデオゲームで遊ぼうと思います。
日曜日に予選とレースが同日になることは特に懸念していません。
天気ばかりはどうにもならないですし、どんな一日になるか見てみましょう」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(6-6番手)

「今日の走りにはとても満足していますし、このコースのことが大好きなので、ここに来るのが待ちきれませんでした。
セクター1はとても印象的で、走るのが楽しみでした。
とても早いリズムの中でに走れましたし、ロシアGPよりもずっと快適に感じています。しかし、まだまだやるべき仕事はあります。
鈴鹿を走行するのは初めてで、しかも明日の走行はありません。
コースを学ぶ時間が短くなってしまうのは、理想的とは言えません。
ちょっとがっかりしていますが、だれにとっても条件は一緒なので、準備を続けたいと思います。
メルセデスの2台はとても速く、コーナーでの動きもよく見えますが、僕らのマシンもどんどんよくなっているので、そこまで遠い存在ではないと感じています。
順調にメニューをこなせていますが、まだまだタイムを向上させられると思います。
細かいところまでセットアップを重ねて、あとコンマ2秒はタイムを上げたいです。
6番手タイムは望んでいた結果ではないかもしれませんが、日曜日に予選が行われるか、楽しみに待っていたいと思います。
ドライの場合、さまざまな要素が絡み合うと思いますが、雨だとかなりトリッキーなコンディションになると思うので、より難しい展開になるでしょう。
現時点で明日の予定はありませんが、ホテルにボウリング場があると聞いているので、そこで遊ぶかもしれませんね」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(16-12番手)

「いいセッションを送ることができました。
明日の予選がキャンセルになると分かっていたので、FP2の進行がいつもと異なり、とても忙しい中で集中的にラップを重ねました。
FP1ではマシンのフィーリングが悪かったのですが、FP2ではいい感触を得られ、マシンが着実に進歩していると感じました。
全体として、マシンやFP2で消化できたプログラムに満足していますが、日曜日にさらなる改善を行い、予選に挑みたいと思います。
条件は今日と違い、風が強い中を走ることになると思うので、慣れるまでに少し時間がかかると思いますが、すぐにリズムをつかめると思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(9番手)

「FP1を見る側としてはかなり寒いと感じました。
FP2しか走行できませんでしたが、お気に入りのコースの一つである鈴鹿をドライブできるのは、本当にすばらしいことです。
今日の走行はとても楽しかったですし、日曜日も楽しみにしています。
土曜日がキャンセルされたので、FP2が非常に重要になると考え、できるだけ多くのことをトライしていきました。
予選やレースに向けたセットアップを行いながら多くのラップを走り、最終的に9番手を獲得できました。
しかし、マシンのバランスが少々取りづらかったので、今日試したことをもう一度おさらいする必要があると思います。
今のままでも問題はありませんが、さらにパフォーマンスが向上させられると思います。
いつもよりも、仕事に時間をかけましたが、日曜日に向けて最適な解決策を見つけたいと思います」

【山本 尚貴(トロ・ロッソ)】(17番手)

「セッションを通じて、マシンに慣れることにフォーカスしました。
初めてのF1マシンはなんと言ってもパワーがすごく、非常に驚きました。
これほどのパワーを感じたことはなく、これこそがスーパーフォーミュラとF1の最大の違いだと感じました。
マシンやそのバランスについていくつか学ぶ点がありましたし、多くのことをチームにフィードバックできたと思います。
僕にとってホームグランプリですし、FP1から多くのファンが鈴鹿に来てくれました。
Red Bull Toro Rosso Hondaのファンの皆さんには本当に感謝しています。
ポジションとしてはより上位を望んでいましたが、最も重要だったのはクラッシュせずにエンジニアに情報をフィードバックすることだったと思います。
チームがすばらしい結果を残すことを願っていますし、マシンを提供してくれたピエール(ガスリー)に感謝したいと思います」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「Hondaのホームであるここ日本、鈴鹿サーキットで多くのファンの皆さんを前にしてレースができることをうれしく思っています。

台風の接近により明日のFP3と予選がキャンセルされることから、日曜に開催される予選、レースに向けたセットアップを前倒しして、FP2の中で実施しました。
日本グランプリを楽しみにしていたファンの皆さんにとっては明日のキャンセルは非常に残念なことだと思います。
我々Hondaのメンバーにとっても同様の気持ちです。
ただ、皆さんの安全を優先しての決定ですので、ご理解いただければと思います。

今日のセッションについてはいい手ごたえを感じているので、日曜の予選、決勝に向けて十分な準備をして臨みたいと思います。
また、FP1では山本尚貴選手がRed Bull Toro Rosso Hondaのマシンで走行しました。
山本選手にとっては初めてのF1でのドライブでしたが、的確にエンジニアにフィードバックを行い、課された役割を確実に遂行してくれました。
個人的にもF1で日本人ドライバーと一緒に仕事ができたことをうれしく感じています」

提供:本田技研工業(株)

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予選実施不可能ならグリッドはFP2の結果で

日本GP公式予選は台風襲来の影響で土曜日の実施を断念、日曜日の午前に行うことに変更されたが、もしこれも実施出来なかった場合には11日(金)に行われたフリー走行2回目セッションの結果でグリッドを決めることが通知された。

フリー走行ではメルセデスAMG勢が1-2タイムでフェルスタッペン(レッドブル)がこれに続いている。
またアルボン(レッドブル)は6番手、ガスリー(トロ・ロッソ)9番手、クビアト(トロ・ロッソ)12番手となっている。

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ピットレーン速度違反でガスリー(トロ・ロッソ)に罰金

FIA
日本GPのレーススチュワード(審査委員)は、11日(金)行われたフリー走行2回目セッションで、セルジオ・ペレスにピットレーン速度違反があったとして、レーシング・ポイント・チームに対し300ユーロ(約3万5千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればペレスは制限80キロのところを82.2キロで走行したとのこと。

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2019/10/11

フリー2回目、ボタス(メルセデス)が最速タイム

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11日(金)14時から鈴鹿サーキットを舞台に2019年F1第17戦日本GPのフリー走行2回目セッションが始められた。
セッション開始時の天候はいまのところまだ曇り、開始時の気温は28度、路面温度33度、一時小雨は降ったもののコースはドライコンディションと報告されている。

珍しくベッテル(フェラーリ)が先頭でコースイン。
午前のセッションをギヤボックス交換でフイにしたジョビナッツィ(アルファロメオ)がこれに続いた。
開始約25分、アタックラップ直前のボタスが最終コーナーで縁石に乗り珍しくスピン、フラットスポットを作る場面がみられた。

予選さながらのアタック合戦の末、トップタイムを記録したのはそのボタス(メルセデス)で1'27.785を記録した。
2番手は0.100秒差で僚友ハミルトン(メルセデス)、3番手0.281秒差のフェルスタッペン(レッドブル)、4番手ルクレール(フェラーリ)、5番手ベッテル(フェラーリ)、6番手アルボン(レッドブル)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ペレス(レーシング・ポイント)、9番手ガスリー(トロ・ロッソ)、10番手ノリス(マクラーレン)となった。
クビアト(トロ・ロッソ)は12番手。

既報のように台風のため明日すべてのイベントが中止。
フリー走行3回目はなく公式予選は決勝レースに先駈け日曜日の午前に行われる。

日本GPフリー走行2回目の結果はこちら
日本GPの画像はこちら

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フリー1回目、山本尚貴(トロ・ロッソ)が鈴鹿駆け抜ける

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11日(金)10時から日本が世界に誇る鈴鹿サーキットを舞台に2019年F1第17戦日本GPのフリー走行1回目セッションが始められた。
セッション開始時の天候はいまのところまだ曇り、開始時の気温は25度、路面温度30度、コースはドライコンディションと報告されている。

ピレリは今回路面グリップの優れた専用サーキットということで、5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という最も堅い部類に位置する3種類のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお既報のようにトロ・ロッソではピエール・ガスリーに替わり、カーナンバー38の山本尚貴がフリー走行1回目セッションを担当する。
コクピットを譲ったガスリーは日本時代の知己である山本に「尚貴は世界の誰より鈴鹿を知っている」とエールを贈ってシートを託している。

コースイン直後の1コーナー手前でいきなりサインツ(マクラーレン)がストップ、バーチャル・セーフティカーとなった。
30分ほどで復帰、トラブルはハイドロリック系と伝えられた。
一方、ジョビナッツィ(アルファロメオ)はガレージでギヤボックス交換作業を強いられている。

終始トップタイムを刻み続けたのはここを得意とするメルセデスAMG勢で最速タイムはボタス(メルセデス)の1'28.731。
0.076秒差の2番手にハミルトン(メルセデス)、0.989秒差の3番手にベッテル(フェラーリ)、4番手ルクレール(フェラーリ)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手アルボン(レッドブル)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ペレス(レーシング・ポイント)、9番手ストロール(レーシング・ポイント)、10番手ノリス(マクラーレン)となった。
トロ・ロッソ勢はクビアト16番手、山本尚貴17番手、両者の差は0.098秒という僅差だった。
このあと14時からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

日本GPフリー走行1回目の結果はこちら
日本GPの画像はこちら

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日本GP公式予選は日曜日に延期

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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初日のフリー走行が行われている鈴鹿で、台風19号の影響を理由に明日・土曜日のすべてのスケジュールが中止になったことが発表された。

フリー走行3回目セッションはなくなり、公式予選は日曜日の午前10時から行われる。
なお決勝レースは予定通り14時10分からのスタートで変わらず。
慌ただしい一日が想像される。

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フェルスタッペン(レッドブル)、ホンダ RA272をドライブ

Honda RA272/Max Verstappen (C)Redbull Racing
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日本GPに先立ち、ホンダのファクトリーを表敬訪問したレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、50年前のF1優勝マシン『ホンダ RA272』をテストコースで初走行した。

今までドライブした最も旧いマシンは2008年のものというフェルスタッペンは、「これこそピュアなF1マシン」とその手応えを表した。

また現在ドライブするF1マシンとの違いを聞かれたフェルスタッペンは「シートベルトがないこと」を挙げて場を和ませた。

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F1、「観客の安全が最優先」

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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台風19号(別名:ハギビス)の直撃が懸念される日本GPでは、慎重に事態を見極めるとしていてタイムスケジュールの変更が現実的なものとなっている。
現在の予報ではフリー走行と公式予選が予定される土曜日が最も厳しい天候になる見通し。
場合によっては公式予選が日曜日の午前に繰り下げられる可能性がある。

これについてF1は、「あくまでもサーキットに来る観客の安全が最優先」とし、危険な強風の元にお客さんを晒すことはできないとしている。
ドライバーからも「僕らは安全なガレージの中にいるけれど、お客さんが可哀想」と口を揃えている。

なお鈴鹿サーキットではこれまでも台風等の影響で予選が繰り延べになったことがあるが、その時は金曜日の晩に予選延期の決断されている。

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リカルド(ルノー)、元マネージャーとの系争が和解

Daniel Ricciardo (C)Renault Sport F1
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ダニエル・リカルド(ルノー)と元マネージャーであるグレン・ビービス氏との間で争われていた訴訟が、イギリス高等法院の斡旋により和解が成立したことがわかった。

これは、リカルドが2019年の契約をルノー・チームと結ぶにあたり、同マネージャーが受け取るべきマネージメント料が、まだ全額支払われていないとして訴訟問題になっていたもの。

和解内容については公表されていないものの、マネージメント料は全体の20%とみられており、リカルドの年収からおそらく10億円以上の規模になるものと推定されている。

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2019/10/10

ダイムラー社、内燃機関の開発を当面凍結か

Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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ドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』がショッキングなニュースを報じて注目を集めている。
これは、大手自動車メーカーであるダイムラー社が、当面の間内燃機関の開発を凍結するというもの。

いま世界的な潮流として自動車は電動化の方向にあり、各社ともに電気自動車の開発にシフトしているという事情はあるが、注目されているのがダイムラーはメルセデスの親会社であるということ。
これが同社のF1活動に影響を与えかねないという懸念からだ。

メルセデスは先にマクラーレン・チームに対し2021年から2024年までエンジン供給する契約を正式発表したばかりで少なくともそれまでF1用内燃機関は開発を続けることになるが、自身のワークス活動については不透明感が増している。

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台風直撃ならスケジュール変更も

今週末行われる日本GPには、台風19号(別名:ハギビス)の直撃が懸念されている。
まだ最終的な進路やタイミングは確定していないものの、かなりの影響は避けられない見通し。
その場合に備え、FIA(国際自動車連盟)は日本GPイベント・スケジュールの変更にも対処すべく対策を検討していることがわかった。

過去には2004年と2010年にも台風の襲来があり、土曜日の公式予選が日曜朝に変更となったこともある。
今回も当初の予想より台風の速度は速くなりつつあるということで、決勝レース時には回復となることが期待されている。

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レッドブル首脳、来季のホンダF1に厚い期待

Powered by Honda (C)Redbull Racing
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新たにレッドブル・レーシングとコンビネーションを組んだ2019年、幸先良くここまで2勝を挙げているホンダF1、エースドライバーであるマックス・フェルスタッペンからはまだ不十分としばしば叱咤激励が繰り返されている一方、同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーからは好意的な発言がされている。

「ホンダは素晴らしい仕事をしているよ。
彼らが今シーズン、着実な進歩をみせたことは間違いない。
レースに勝利するにはエンジンだけでなく他の面でのパフォーマンスも必要だから、われわれにも責任の一端はある。
しかし来年はもっと開発や準備が進む筈だし、ホンダ側の進化も期待できることだろう。
来年のシーズンが今から楽しみだよ」と、陣営を鼓舞。

今シーズン前、レッドブルでは今年まず5勝、来シーズンはさらにタイトル獲得に挑むと宣言されたが、そのペースにはまだ及んでいないのが実状だ。

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2019/10/09

ホンダ、あくまでも「エンジン・サプライヤーで」

Honda Logo (C)Honda Racing
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F1は2021年から大幅にレギュレーションが変更される予定で、運営上のコスト削減を図ると共に新規参戦チームの加入などにも期待が掛けられる。
そこで、現在レッドブル・グループの2チームにエンジン供給するホンダF1に対しても自身のチームでの参戦が話題に挙げられているのが実状だ。
これについてホンダF1の山本雅史モータースポーツ担当部長はイギリスの専門サイト『レースファンズ』で次のように語った。

「F1では継続性が重要であることをわれわれは知っている。
そしてわれわれがやるべきことはレッドブル・レーシングとトロ・ロッソに優れたれPU(パワーユニット)を供給することにより、このパートナーシップを成功させることにある。
だから今はこのプロジェクトに集中すべきで、新しいことに手を付ける時期ではないと考えている」と、否定した。

2006年にワークス復帰したホンダは3年間で1勝(2006年ハンガリーGP)を記録したものの排ガス対策などの世界情勢によりF1からの撤退を余儀なくされた。

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日本GPのレーススチュワードにトム・クリステンセン氏

Tom Kristensen (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる日本GPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元スポーツカー・ドライバーのトム・クリステンセン氏(52歳:デンマーク)を起用することを明らかにした。
クリステンセン氏がスチュワードを務めるのは今年のオーストリアGP以来で自身通算21回目、昨季の日本GPでもスチュワードを務めている。

同氏はテストの経験は豊富だがF1レース出場はなし。
1993年には全日本F3選手権でチャンピオン、またスポーツカーレース界ではALMSチャンピオンや、ルマン24時間レースでは史上最多となる通算9回もの総合優勝を遂げ、2013年にはFIA世界耐久選手権タイトルを獲得している。
WMSC(世界モータースポーツ評議会)のメンバーでもある。
なお、開催国枠としてはスーパーGTやスーパー・フォーミュラのチーフ・スチュワードである淀野康弘氏が指名されている。

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フェラーリ、再び『ミッション・ウィノウ』復活へ

Ferrari 『SF90』 (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームは今シーズン、主要スポンサーであるフィリップモリス社と共同で同社のコーポレイテッド・メッセージである『ミッション・ウィノウ』を展開、マシンにもそのロゴが掲出されていた。

しかし、ヨーロッパ地域で強い一部の禁煙運動家から「禁止されているタバコ広告に繋がるものだ」として反対運動が行われたため、否定はされているものの、結局開幕戦のオーストラリアGPから取り外しや取付を繰り返した挙げ句、その後は外した状態が現在まで続いていたもの。

これが今回の日本GPではまた復活することがわかった。
ここに来て戦闘力アップが顕著なフェラーリ・チーム。
再び『Mission Winnow』のロゴをまとった『SF90』が、鈴鹿の地でどのような走りをみせるか注目だ。

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2019/10/08

フェルスタッペン(レッドブル)、「相棒は速いほうがいい」

Max Verstappen (C)Honda Racing
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2016年シーズン途中、ダニール・クビアトの後任としてレッドブル・レーシングに昇格。
その後ダニエル・リカルドがルノーに移籍するとピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンと慌ただしくチームメイトが入れ替わってきたマックス・フェルスタッペンだが、本人はこれには別に拘っていないとしている。

「僕のほうは別に誰がチームメイトでも問題ないよ。
ガスリーとはうまくやっていたから彼がトロ・ロッソに戻ってしまったのは残念に思っている。
またアルボンとは昔のカート時代から一緒に戦った仲間だしとてもいい関係だ。
誰でも構わないけれど、強いて言うなら速いドライバーが望ましいかな。
僕を刺激してくれるような存在なら僕への刺激にもなるし、チームのためにもきっといいことだと思うな」

スピードには自信を持つフェルスタッペンならではの余裕か。

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山本尚貴(トロ・ロッソ・ホンダ)はガスリーのマシンで

Pierre Gasly (C)Scuderia Toro Rosso
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日本GPフリー走行1回目セッションへの山本尚貴の出走が正式に発表された。
マシンはピエール・ガスリーのものになる。

これについて同チームのフランツ・トスト代表は「鈴鹿サーキットでここを知り尽くした有能な日本人ドライバーに最初のセッションを託すのは意義のあることだ。
ナオキさんはすでにいくつかのレースをわれわほれのチームに帯同しており、シミュレーターも経験している。
彼はきっと日本のファンの声援に応えてくれることだろう」と、エール。

また山本尚貴本人も、「子どもの頃からの夢だった素晴らしいチャンスを与えてもらったことに感謝したい。
これまでの経験や準備を活かし、必ずやチームの為になるような仕事をしたい」と、意欲をみせた。

ただ当日は大型の台風19号の影響による悪天候が懸念されている。

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日本GPの週末、土・日に雨の可能性

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週末行われる2019年F1第17戦日本GPの舞台地である三重県鈴鹿地方の天気について、地元気象台は公式予選が行われる土曜日、決勝レースが行われる日曜日の両日にいずれも雨になる可能性があると予報している。
また台風の接近も懸念されている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
10月11日(金) フリー走行 曇り 18- 26度 40%
10月12日(土) 公式予選 曇り時々雨 21- 24度 60%
10月13日(日) 決勝レース 雨時々曇り 14- 25度 80%

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2019/10/07

日本GP、各チームのタイヤ選択

日本GP Tyre (C)Pirelli Motorsport
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今週末行われるF1第17戦日本GPに持ち込む3種類のタイヤと各ドライバーによる選択がピレリから発表されている。

今回の舞台はもちろん日本が誇る屈指の鈴鹿サーキット。
ハイグリップ路面の専用サーキットということで、ピレリはハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)にそれぞれC1、C2、そしてC3という最も堅い部類に位置する3種類のコンパウンドを用意した。
このうち予選Q3ではC3を必ず使用しなければならない
また決勝レースではC1とC2のいずれか1セットを使用しなければならないことになっている。

主要3チーム6人の選択では、いずれもハードタイヤは1セットのみ。
メルセデスAMG勢がミディアム4セットに対し、フェラーリ&レッドブル勢は3セットずつに抑え、その分ソフトタイヤを増やしているくらいの違いとなっている。
ソフトを最も多くしているのはルノーとハース両チームでいずれも10セットずつとなっている。

日本GPは10月13日(日)決勝レースという日程で開催される。
ただ台風襲来による悪天候が心配される。

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F1パワーユニット、電動化の方向模索も

Formula E (C)Formula E
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F1が搭載する将来のパワーユニットについて、エンジン・サプライヤーの間で見解が異なり議論を呼んでいる。

現在のレギュレーション2014年に導入されたもので「2.4リッターV型8気筒自然吸気」から「1.6リッターV型6気筒ターボ」へと変更され、エネルギーの再利用などハイブリッド方式となっていて、少なくとも2024年末まではこれが継続されることが確定している。

議論になっているのはそれ以降のエンジン形式で、2014年以降成功を収め続けているメルセデスは現行のハイブリッド方式の継続を求めている一方、かねて電気自動車レースに熱心なルノーなどは時代の趨勢として電動化を押しているという。

ただそのメルセデスも電気自動車レースである『フォーミュラE』に本格参戦するなど将来のモーターレーシングについて慎重に模索しているのが現実だ。

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マクラーレン、フェラーリ・エンジン検討外の理由

Zak Brown (C)McLaren Group
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現在ルノーとコンビネーションを組んでF1を戦っているマクラーレン・チームだが、2020年末で現在の契約が満了した後はかつてパートナーだったメルセデスのPU(パワーユニット)に切り換えることをすでに発表している。
マクラーレンは現在のエンジン・サプライヤー4社のうち3社を経験することになるが、唯一フェラーリからエンジンの供給はないことになる。

これについて同チームのザク・ブロウン/エクゼクティブ・ディレクターは、次のようにその理由をイギリスの専門誌『オートスポーツ』に語っている。

「フェラーリというのは最初からわれわれの選択肢になかったね。
それは簡単なこと。
なぜなら、フェラーリとマクラーレンとは市販車(高級スポーツカー)で競合してしまうからだよ。
われわれの活動の原点であるブランドの衝突になってしまうから、これからもマクラーレン・フェラーリというのは実現いないことだろう」

なおマクラーレンには一時、自らによるF1エンジン開発という動きもあったことがわかっている。

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2019/10/06

ルクレール(フェラーリ)の『不平無線』が問題に

Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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先のロシアGP決勝レース中にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が口にした『チーム批判』が思わぬ騒動になっている。

ルクレールがポールポジションを獲得したフェラーリだったが、ここは(事実上の)1コーナーまで距離があることからライバル(メルセデス)に先頭を奪われないためレース序盤はチームプレーで首位を守ることが合意されていたという。
しかしこれにより首位に立ったベッテルは、チームの再三の要請に耳を貸さずそのポジションを譲らなかった。

これに不満を持ったルクレールが、無線でチームにそれを繰り返し主張したのだが、これが批難を呼んだ。
かつて跳ね馬チームを指揮したフィアット/クライスラー・グループのルカ・モンテツェモロ元会長は、「私だったらこんなことは許さない。
ドライバーがレース中にチームに文句を言うなどあってはならないことだ」と断じている。

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「ナンバーワン望んだことない」と、ハミルトン(メルセデス)

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2016年、わずかにニコ・ロズベルグにタイトル奪取を許しただけでチームメイトに負けることなく自他共に許すエースドライバーとしての地位を築き上げたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが、それでも「自らナンバーワンのポジションを望んだことはない」と明かした。

これはスイス『ブリック』紙の取材に語ったもの。
その中でこの現役チャンピオンは、「2013年にこのチームに入ったときから僕の立ち位置は変わっていない。
それは常にチームメイトと同等の扱いにして欲しいということ。
それ以上でもなければそれ以下でもないんだ。
だから今も僕はナンバーワンだなんて思っていないし、実際の扱いだってそうだよ。
ただ自分自身の成長と共にこのチームを育て上げてきたという自負はあるよ」と、誇らしげに語った。

2010年にF1復帰した同チームにはミハエル・シューマッハも心血を注いだが、タイトル獲得を果たすことなく2012年引退となった。

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トロ・ロッソ・ホンダ、日本GPフリーで山本尚貴起用へ

山本 尚貴
スクーデリア・トロ・ロッソはかねて噂になった通り、来週の金曜日に行われる日本GPフリー走行1回目セッションで、日本山本尚貴(31歳)を起用する方針であることがわかった。

山本尚貴(30歳)は昨年のスーパー・フォーミュラ&スーパーGT両シリーズのチャンピオンで、F1スーパーライセンスを持つ貴重な存在。
すでにレッドブルのチームに帯同したりファクトリーでF1シミュレーターを経験するなどしているとのこと。

まだ正式発表はないものの、トロ・ロッソは自身の公式チャンネルでフライング発表してしまいこれが判明しという。
なおこのニュースはその後削除されている。

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2019/10/05

2020年F1カレンダー(10月05日)

4日(金)、パリで行われたWMSC(世界モータースポーツ評議会)で、FIA(国際自動車連盟)は2020年のF1カレンダーを下記のように確定させた。
それによれば、ドイツGPが消滅した一方で新たにベトナムGPとオランダGPが加わり、史上最多の全22戦という過密スケジュールとなっている。

【2020年F1カレンダー】(10/05)

No. 日程 グランプリ 開催地
1 03月15日 オーストラリアGP アルバートパーク市街地特設コース
2 03月22日 バーレーンGP バーレーン・サーキット
3 04月05日 ベトナムGP ハノイ市街地特設コース *
4 04月19日 中国GP 上海サーキット
5 05月03日 オランダGP ザンドフールト・サーキット *
6 05月10日 スペインGP バルセロナ・サーキット
7 05月24日 モナコGP モンテカルロ市街地特設コース
8 06月07日 アゼルバイジャンGP バクー市街地特設コース
9 06月14日 カナダGP ジル・ビルニューブ・サーキット
10 06月28日 フランスGP ポールリカール・サーキット
11 07月05日 オーストリアGP レッドブルリンク
12 07月19日 イギリスGP シルバーストーン・サーキット
13 08月02日 ハンガリーGP ハンガロリンク
14 08月30日 ベルギーGP スパフランコルシャン・サーキット
15 09月06日 イタリアGP  モンツァ・サーキット
16 09月20日 シンガポールGP シンガポール市街地特設コース
17 09月27日 ロシアGP ソチ・サーキット
18 10月11日 日本GP 鈴鹿サーキット
19 10月25日 アメリカGP(US-GP) オースティン・スピードウェイ
20 11月01日 メキシコGP ロドリゲス・サーキット
21 11月15日 ブラジルGP インテルラゴス・サーキット
22 11月29日 アブダビGP ヤス・マリーナ・サーキット

・サーキットは推定
・* 印はサーキットの承認必要

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クビサ(ウィリアムズ)の「強制リタイヤ」にスポンサー異議

Robert Kubica (C)Williams F1
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ロシアGP決勝レースでウィリアムズ・チームはジョージ・ラッセルがクラッシュした直後にロバート・クビサをピットに召喚、「マシントラブルの予防措置」としてそのままリタイヤさせた。
しかしこれについてクビサにウィリアムズ・チームのシート獲得に貢献したポーランドのパーソナル・スポンサーである『PKNオーレン』から異議が唱えられ話題を呼んでいる。

それによればクビサをリタイヤさせた真相は、この後続くフライアウェイ(遠征)でパーツ不足になるのを怖れた、チーム側の不透明な事情によるものという。
その裏付けとして、同チームのシニア・レースエンジニアが「マシン面からはクビサをリタイヤさせる必要はなかった」と明かしていることが挙げられている。
今シーズンも残り5戦、名門チームが穏やかでない雲行きとなっている。

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ヒュルケンバーグ(ルノー)はアルファロメオ移籍打診

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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すでに今季限りでルノー・チームからの離脱が決まっているニコ・ヒュルケンバーグ(32歳:ドイツ)が、アルファロメオ・レーシングとコンタクトを取っていることがわかった。

ルノーのワークス体制復帰と共に3年間在籍したルノー・チームだが、来季はエステバン・オコン(元フォース・インディア)の起用を決定、ヒュルケンバーグにはロマン・グロージャンと交代でハースF1チーム入りが囁かれたものの最終的にグロージャンの残留が確定、現在行き場を失った形となっている。

ただアルファロメオでは着実な成績を残しているエースのキミ・ライコネンが2020年末まで有効な契約があり、窺うのはアントニオ・ジョビナッツィのシートということになるがこちらもフェラーリのバックアップを持つことや本人の成績も上向きであることから簡単ではないとみられる。

2010年に22歳でF1デビュー、4チームを渡りながら意外なことにまだ表彰台経験がないヒュルケンバーグだが、マシン開発能力には定評がある。

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「フェラーリ勢きしみの原因は双方に」と、レッドブル首脳

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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結果には結び付かなかったものの、ロシアGPでは一時レースをリードしたフェラーリ勢に軋轢が発生、レースが終わった今もなおきしみが残っていると伝えられる。
これは、レース序盤ポールスタートのルクレールより前に出たベッテル(フェラーリ)がチームの指示に従って順位を戻すことをせずレースをリード、ルクレールの反発を買ったもの。

これについてベッテルの行動を非難する声が多いが、レッドブル・グループのヘルムート・マルコ博士は「責任はベッテル&ルクレールの双方にある」と、指摘している。
それによればベッテルは、先のイタリアGPの予選でルクレールが約束していたスリップストリームを結果的に使わせなかったことで不満を持っていたとした。
ロシアGPで順位の変更に抵抗したのはそうした布石があったためという。
またこうした棘(トゲ)は早い段階で解決しておかないと取り返しがつかなくなると警告もした。

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2019/10/04

ランド・ノリス(マクラーレン)、メルセデスが契約管理か

Lando Norris (C)McLaren Group
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現在マクラーレン・チームのレースドライバーであるランド・ノリス(19歳:イギリス)について、メルセデスが契約を担当することになったと伝えられ注目を集めている。

これはイタリアの一部メディアが報じたもので、それによればメルセデスのドライバー・マネージメント部門はトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが責任者であるとのこと。
ただこれについていずれからも正式コメントはなく、詳細については不明だ。

なおノリスが所属するマクラーレン・チームは現在ルノー製パワーユニットを搭載しているが、契約が満了する2021年からはメルセデスにスイッチすることがすでに決まっている。

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スペインから2021年新規参戦チームが名乗り

Adrian Campos (C)Campos Meta F1
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FIA(国際自動車連盟)はチーム間ギャップをなくし、小規模チームでも活躍できるよう2021年からのレギュレーション変更に臨んでいるが、これに応えるべく新チームがスペインから名乗りを挙げたようだ。
チームの詳細についてはまだ不明な部分があるが、ドライバーにはF1経験があるパスカル・ウェーレインの名前も。

チームは18980年代に当時のミナルディ・チームからF1に参戦したスペインのレーシングドライバーであるエイドリアン・カンポス氏が中心となっているようだ。
F1後の同氏はツーリングカーレースで活躍した後、自らの名を冠したカンポス・レーシングを設立して成功、2009年にはF1参戦までこぎ着けたが最終的には実現しなかった経緯がある。

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日本GPでの国歌斉唱は『フォーリミテッドサザビーズ』

Austria GP Scene (C)Scuderia Toro Rosso
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日本GPの開催地である鈴鹿サーキット(モビリティランド)は、今年の国歌斉唱を『フォーリミテッドサザビーズ』(04 Limited Sazabys)でボーカル&ベース担当のGEN氏が行うことを明らかにした。

GEN氏は父親が自動車メーカーに勤めていたことからモータースポーツには強い親しみと憧れが詰まっているとのことで、「日本GPがより素晴らしいレースになるよう祈りを込めて歌いたい」と意欲をみせている。

フォーリミテッドサザビーズは地元名古屋で結成された男性4人組ハードロックバンド。
熱狂的な歌詞とサウンドが人気の個性あるバンドだけに、どのように『君が代』を歌い上げるのか、注目される。

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2019/10/03

アメリカGPで2020年ピレリタイヤのテスト実施へ

Pirelli 2019 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1は11月1日(金)にスタートするオースティンでのアメリカGP(US-GP)フリー走行で、ピレリが開発している2020年仕様の新スペック・タイヤをテストする方針であることを明らかにした。
同グランプリにはすでにC2、C3、C3のタイヤの供給が決まっているが、テストされる2020年仕様タイヤはC2規格になる模様。

同タイヤは10月7・8両日にバルセロナ・サーキットで行われるタイヤテストでメルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルの3チームにより先行して開発が行われることになっている。
なお、アメリカGPでは全チームにより2セットずつ同条件のもとテストが行われる予定。

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デビッド・クルサード氏、BRDC代表に就任

David Coulthard (C)RedBull Racing
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元マクラーレン等のF1ドライバーであるデビッド・クルサード氏(48歳:イギリス)が、BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の代表に就任することが明らかとなった。
BRDCはイギリスGPの開催地であるシルバーストーン・サーキットの保有者としても知られている。

1994年に23歳でウィリアムズ・チームからF1デビューを果たしたクルサード氏は、その後マクラーレンやレッドブルで活躍、現在は母国のテレビでF1コメンテーターを務める傍ら最後に所属したレッドブルで現在も広報活動に携わっている。

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FIA(国際自動車連盟)、2021年の「ブレーキ共通化」を断念か

Brake Image (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は、2021年シーズンからのF1レギュレーション改革の一環として「ブレーキ」を進めてきたが、このほどこの計画を断念したようだ。

これはかねてF1で課題とされるコスト削減を主な目的として計画されたもので、すでに最初の応募者であるイタリアの『ブレンボ』を対象にブレーキシステムと素材の検証が進められていた。
しかしFIAは最終的に「F1ブレーキ共通化にはまだ時期尚早」として現段階での導入計画を断念したとされるもの。

モーターレーシング、とりわけF1においてブレーキは最重要アイテムの一つであり、チーム側からはそもそも共通化には反対の意見が強かった。

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2019/10/02

メルセデスAMGチーム、ワークス参戦終了の噂

Mercedes 3 Pointed_Star (C)Mercedes Motorsport
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2021年から新たにマクラーレン・チームもメルセデス製パワーユニットを使うことが明らかになったが、これにより本家であるメルセデスAMGチームがワークスとしての参戦を終了させるのではないか、との見方が広まっている。
加えてマクラーレン・チームが昔のようにワークス待遇に復帰するというものだ。
そうであればメルセデス製パワーユニット・ユーザーが4チーム目という異例の展開にも納得がいくことから噂は信憑性を増しつつある。

しかしこれについてメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは即座に否定。
「マクラーレンとの契約はカスタマー・チームとしてのもので、われれわれに替わって彼らがワークスになるという意味合いはない」と、明言した。

ただエンジン・サプライヤーとしてのメルセデスとワークスチームとしてのメルセデスはそもそも別物という指摘もある。

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ロシアGPの最速ピットストップはノリス(マクラーレン)

Lando Norris (C)McLaren Group
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今回のロシアGPで最速ピットストップタイムを記録したのはマクラーレン・チームということになった。

これは20周目に記録したランド・ノリスに対して行われたもので、タイムは2.24秒、同チームとしては今シーズン初ということになる。
このタイムは前戦ウィリアムズ・チームが記録したものと同じだが、全体としてはドイツGP(フェルスタッペン)でレッドブル・レーシングが記録した1.88秒にかなり及ばないものとなった。

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トロ・ロッソの名称変更にアルファロメオが難色か

『Alpha Tauri』 (C)Scuderia Toro Rosso

レッドブル・グループの一員であるスクーデリア・トロ・ロッソが、2020年シーズンに向け『アルファタウリ』へと名称変更の申請をしていることが判明したが、実現には他の全チームの承認が必要となっている。

今のところチーム側からの反応は伝えられていないが、アルファロメオ・レーシング(前ザウバー)と最初の『アルファ』の発音が近いことを懸念する声が聞かれるのは事実だ。
もし同チームが承認を拒否した場合にはレッドブルの計画は進展しないことになる。

ただこれについてレッドブル・グループのヘルマン・ティルケ/レーシング・アドバイザーは、「何も問題はないと確信しているよ。
アルファロメオとアルファ・タウリは取り違えようがないし、われわれだってこれまで他チームの名称変更にはみんな同意してきたんだからね」との楽観的見解を示している。

ちなみに当初「雄牛の心臓」と伝えられた『アルファタウリ』は「牡牛座」(おうしざ)というのが一般的のようだ。

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2019/10/01

FIA(国際自動車連盟)、「ヘルメット規定」改善も

Daniil Kvyat (C)Honda Racing
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トロ・ロッソのダニエル・リカルドは自身のホームグランプリとなるロシアGPに特別カラーリングのヘルメットを準備したが、FIA(国際自動車連盟)から許可が降りず結局今回の装着は断念に追い込まれた。
これについて「ヘルメットのデザイン変更はシーズン中一回限り」とする現行規定の判断・運用に疑問の声が寄せられている。

確かにクビアトは今季イタリアGPでも特別カラーリングのヘルメットを使ったためシーズン2回目ということになるが、他にもベッテル(フェラーリ)やフェルスタッペン(レッドブル)らが複数回変更しているものの巧みに規定違反から逃れてきているのが実状だ。

これを受けたFIAのマイケル・マシ/FIAレースディレクターは恣意的な運用は否定したものの、改善の余地があることを認めている。

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ウィリアムズ・チーム、ルノー・パワーへの回帰止むなしか

Williams Renault FW14 (C)Williams F1
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既報のようにマクラーレン・チームは現在のルノー・スポールとのエンジン供給契約を2020年末で終了し、2021年からは新たにメルセデスから4年間の供給を受けると伝えられたが、すんなり落ち着きそうもない。

というのも、FIA(国際自動車連盟)は一つのエンジン・サプライヤーについて最大3チームとの指針を示していて、メルセデスはすでにウィリアムズとレーシング・ポイントに供給、自身のチームと合わせて供給枠を埋めているからだ。

このうちウィリアムズはすでに早く2025年までの供給契約延長を発表しているが、それでも「弾き出される」のはウィリアムズになるのではとみられている。
その場合、ウィリアムズはマクラーレンと入れ替わってルノー製パワーユニットとなる可能性が高いが、「マクラーレン・メルセデス」同様、実現すれば「ウィリアムズ・ルノー」も過去に大成功を収めた名コンビネーションではある。

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フェルスタッペン(レッドブル)、日本GP過度な期待を牽制

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ホンダF1は陣営4台のマシン、すべてに今回最新仕様のPU(パワーユニット)を投入するなどホームグランプリとなる次戦・日本GPへの準備を進めているが、エース格であるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は過度な期待を戒めた。

「(ペナルティによる)グリッド後方からの追い上げは予定通りにいったけれど、4強に次ぐ5番手に上がってからは事実上成す術がなかった。
タイヤの状態が違うということもあったけれど、僕たちはまだまだメルセデス&フェラーリのレベルには達していない。退屈なレースだったよ。
次は熱心なファンが待つ日本GPということでとても楽しみにしているけれど、過度な期待は無理。
偽りの期待は持って欲しくないんだ」と、牽制。

フェルスタッペンにとって日本GPでの成績は、全4戦中2位2回、3位1回、9位入賞1回と験の良いものだ。

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