ホンダ系チーム、公式予選コメント(8/31)
Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
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本日のベルギーGPの予選は、複数の選手に課されたグリッドペナルティーが確定している状況下で実施されました。
そんな中、Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンは5番手で予選を終え、明日の決勝はグリッド3列目からのスタートとなりました。
同じくRed Bullのアレクサンダー・アルボン、そしてRed Bull Toro Rossso Hondaのダニール・クビアトは、このレースウイークにスペック4へのPU交換を行ったため、グリッド後方からのスタートとなるペナルティーを受けています。
両選手は決勝のレースペースを見据えた上でQ1を走行し、Q2に進出したアルボンはアタックラップを1周 のみ行い、14番手で予選を終えました。
Toro Rossoの2台は、クビアトが18番手でQ1を終えましたが、今回からチームへの復帰となったチームメートのピエール・ガスリーにとっては不運の予選となりました。
ガスリーはFP3で10番手となりましたが、Q1終盤でほかのマシンのトラブルによる赤旗中断により、最後のタイムアタックを中断せざるを得なかったことから、16番手で予選を終えることとなりました。
フェルスタッペンはQ1、Q2を問題なく通過し、Q3へ進出。
フェラーリやメルセデスとのフロントロー争いを繰り広げたものの、2番手と約0.4秒差でフロントローを逃しました。
わずかな差ではありましたが、フェルスタッペンは日曜日の決勝を5番グリッ ドよりスタートすることとなりました。
【クリスチャン・ホーナー/レッドブル・ホンダ代表】
「今日のF2の決勝レースにおけるアントワーヌ・ユベール選手の非常に悲しい事故は、われわれが愛してやまないモータースポーツが、時にどれだけ残酷なものになりうるかを改めて実感させるものになりました。
今年のルーキーシーズンの中で、ユベール選手はモナコとフランスの2レースで勝利を挙げるなど、将来のスターになりうるポテンシャルを披露していました。
Aston Martin Red Bull Racingを代表して、同選手のご家族ならびにルノーおよびBWT Arden teamの皆様にお悔やみを申し上げます。
また、同じく負傷されたファン・マヌエル・コレア選手とご家族の皆様にも心からのお見舞いを申し上げます」
【フランツ・トスト/トロ・ロッソ・ホンダ代表】
「今日はレース中のクラッシュにより、F2ドライバーのアントワーヌ・ユベール選手が亡くなるという悲しい事故がありました。
モータースポーツ界にとって本当に悲しい一日になってしまいました。
Scuderia Toro Rossoを代表し、同選手のご家族、ご友人に心からお悔やみを申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の回復をお祈りしています」
【ジョディ・エジントン/トロ・ロッソ・ホンダ/テクニカルディレクター】
「今日はレース中のクラッシュにより、F2ドライバーのアントワーヌ・ユベール選手が亡くなるという悲しい事故がありました。
モータースポーツ界にとって本当に悲しい一日になってしまいました。
Scuderia Toro Rossoを代表し、同選手のご家族、ご友人に心からお悔やみを申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の回復をお祈りしています」
【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】
「まず始めに、本日のF2決勝レースでの事故によるアントワーヌ・ユベール選手のご逝去に際し、Hondaを代表して同選手のご冥福をお祈りするとともに、ご家族、ご友人の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の、少しでも早い回復をお祈りいたします。
今日の予選では、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が5番手と、明日に向けてまずまずのポジションを確保してくれました。
Q1の最初に一時的なパワーダウンが発生したため、一旦アタックをやめることとなってしまいましたが、その後はセッティングを変更しQ3まで走りきること ができました。
一方でRed Bull Toro Rosso Hondaのガスリー選手とクビアト選手は他車のトラブルによる赤旗の影響でアタックできず、Q1敗退と残念な結果になりました。
このレースから新しくスペック4を投入したRed Bullのアルボン選手、Toro Rossoのクビアト選手については、ペナルティーにより後方からのスタートが決定しているため、今日のセッションはレースに向けたセッティングの最適化に時間を費やしました。
明日はスペック4のPUを使用した初のレースになりますが、PUにとって厳しい高速サーキットですので、4台全てが走りきった上で、更なるポジションアップを狙います」
提供:本田技研工業(株)
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