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2019/09/08

イタリアGPもルクレール(フェラーリ)がポールTOウィン

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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8日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第14戦イタリアGPの決勝レースがモンツァ・サーキットを舞台に行われた。
スタート前の天候は晴れ、気温は20度、路面温度33度、路面はドライコンディションと報告されている。
なお前日の予選でクラッシュしたライコネン(アルファロメオ)はピットレーンスタートを選択している。

スタートはルクレールがハミルトンを抑えて首位を守る。
上位はほぼグリド通りになったが後方でフェルスタッペンに接触があった模様でフロントウィング交換のためピットストップを余儀なくされた。
7周目にはベッテルが単独スピン、復帰の際にストロール(レーシング・ポイント)と接触してフロントウィングを損傷。
ストロールが復帰の際にはガスリー(トロ・ロッソ)が割を受けた。
その後ベッテルには「危険なコース復帰」として10秒のタイムペナルティが通告された。
またストロールにはドライブスルー・ペナルティーが科せられた。
さらにアルボン(レッドブル)にはコース外走行で5秒のタイム・ペナルティも。
ライコネン(アルファロメオ)には不正なスタートタイヤだったとして10秒のタイム・ペナルティ。

ハミルトンとの首位争いでフェアでなかったとしてルクレールに黒/白旗(イエローカードに相当)が出された。
28周目、好走を続けていたサインツ(マクラーレン)がストップ、バーチャル・セーフティカーに。
30周目、ピットアウト直後のクビアト(トロ・ロッソ)がストップ、再びバーチャル・セーフティカーに。
42周目のシケインで2位のハミルトンがミス、ボタスと順位を入れ替える。
その後はボタスの猛追を受けたが最後までそのポジションを守り切りトップでチェッカーフラッグをかいくぐった。

優勝はルクレール(フェラーリ)で前戦ベルギーGPに続いて2戦連続のポールTOウィン。
チャンピオンシップ・ポイントでもベッテルを上廻ることなったが、そのベッテルも成し遂げられなかった跳ね馬チームとしてのモンツァ制覇をこの若者はフェラーリ初年度でやってみせた。
2位0.835秒の僅差でボタス(メルセデス)、3位最後にタイヤ交換してファステストラップ・ポイントを獲りに行ったハミルトン(メルセデス)、4位リカルド(ルノー)、5位ヒュルケンバーグ(ルノー)、6位アルボン(レッドブル)、7位ペレス(レーシング・ポイント)、8位フェルスタッペン(レッドブル)、9位に今回唯一の母国グランプリになったジョビナッツィ(アルファロメオ)、10位ノリス(マクラーレン)までが入賞。

以下、11位ガスリー(トロ・ロッソ)、12位ストロール(レーシング・ポイント)、13位ベッテル(フェラーリ)、14位ラッセル(ウィリアムズ)、15位ライコネン(アルファロメオ)、16位グロージャン(ハース)、17位クビサ(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはマグヌッセン(ハース)、クビアト(トロ・ロッソ)、そしてサインツ(マクラーレン)の3台。
F1次戦はヨーロッパ・ラウンドを終えて9月22日(日)、第15戦のシンガポールGPということになる。

イタリアGP決勝レースの結果はこちら
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